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talk & interview
momentと交流のある方々へのインタビュー
#60=
Talk&Interview
安部恭弘 (PART1)
2007年に、デビュー25周年を迎え、
アルバム「I LOVE YOU」をリリースした、
安部恭弘さんのロングインタビュー。PART1。
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momentに関連したミュージシャン、バンド等を紹介します。
#60=
music
KOTEZ & YANCY
08年、10周年を迎えたKOTEZ&YANCYの
最新インタビュー & 映像メッセージ。
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#60= CLIP:杉 真理 30周年記念 特別企画 「月刊:杉 真理 SP」 CLIP:「Propeller/プロペラ:最新メッセージ」 CD+DVD:「安部恭弘:" I LOVE YOU "」 連載コラム:TERA'S SOUNDTRACK REVIEW #60=/ 「ドクトルジバゴ」 |
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KOTEZ & YANCY
2007年春、三枚目のアルバム『221』をリリース。そして、2008年に10周年を迎えたKOTEZ&YANCY。
最新インタビュー&映像メッセージをお届け致します。
(2007年12月15日/momentにて/インタビュアー:TERA@moment)
KOTEZ & YANCY・最新インタビュー&メッセージ |
KOTEZ&YANCY>
11999年、日比谷野音における日本で最大級のFESS「JAPAN BLUES CARNIVAL」に彗星のごとく登場し、 たった二人で満員の会場をわかせ、デビューした二人組。
BLUES、JAZZなどのジャンルを飛び越えマニアックな 音楽のイメージが強かったBLUESの世界に NEO BLUESとして新しい風をもたらせた。ルーツミュージックのフィールドではオーティス
ラッシュや バディ・ガイと共演し、ドクター・ジョンやオル・ダラの オープニング・アクトをつとめている。 国内のミュージシャン、アーティストからの信望も厚く、共演者は数えきれない。
現在までに三枚の作品をリリース。
KOTEZ>
1971年、東京生まれ。シンガーソングライター/ピアニスト、YANCYとのデュオ「コテツ&ヤンシー」 で2001年にアルバム・デビュー。その後、ドクター・ジョン、バディ・ガイ、オーティス・ラッシュ、
オル・ダラのオープニング・アクトや 鮎川誠(シーナ&ザ・ロケッツ)、内海利勝(元キャロル)、木村充輝(憂歌団)、 Mooney、永井ホトケ隆(ウェスト・ロード・ブルーズ・バンド)との共演や、
ムッシュかまやつ、八代亜紀、パリスマッチ、 奥井亜紀、ポカスカジャン、古澤良治郎、他多数のレコーディング/TV-CFハーモニカ演奏、ナレーション/
CDライナーノーツ/音楽雑誌などの著作活動を幅広くこなす。ファンキーかつメロディアスなプレイを信条とするハーモニカ、 ソウルフルで斬れのある独特なハイトーン・ヴォーカルともに各方面
に定評あり。
YANCY>
旅をつづけるシンガーソングライター、ピアニスト。沖縄生まれ、東京、岐阜、兵庫と転々として育つ。シンガーソングライターとしての活動と並行して様々なアーティストの
レコーディングやライブサポートに参加。またアレンジャーやサウンドプロデューサーとしても 評価されておりレコーディング作品も多数。 ルーツミュージックのフィールドではDr
Jhonやオル・ダラのフロントアクトを務め、 Otis RushやBuddy Guyとも共演。近年はハーモニカ・ボーカルのKotezとのユニット 『kotez&yancy』やj-popシーンを代表する5人のピアニストによる
ロックピアノプロジェクト『CRAZY FINGERS』で活躍する一方、 自らの音楽的ルーツである70年代のS・S・W(シンガーソングライター)を 強く感じさせる作風でビンテージ楽器と録音機器を揃えた
自宅スタジオ『SUNNY PLACE』にて自らの作品や様々なアーティストの 録音も手掛けている。
TERA(以下:T):では、宜しくお願いいたします。
KOTEZ(以下:K):YANCY(以下:Y):お願いします。
T:KOTEZ & YANCYの馴れ初め、今までの活動についてですが。
K:今までの。
Y:出会い。
K:最初?一番最初だよね?
Y:何度も話を。
K:したね。
Y:僕がライブやってる時に、KOTEZ君がズカズカと客席から弾きながらやってきて。それが出会いです。
K:そうです。
Y:ね。ひどい夜だなと。
K:最高の夜でした。(笑)
Y:べろべろに酔っぱらって。ハーモニカ吹きながら降りてきた人がKOTEZ君です。
K:そうなんです。自由が丘にいいブギウギピアノがいるって聞いて。
Y:ええ。
K:あの日僕もライブ終わって、結構酔っぱらってたの。そしたらそのYANCYのライブに行ってるって言う子が、いいブギウギピアノがいるから行こうよって。行ったら、YANCYとジェームスかな?ギターボーカルの、彼は、オーストラリアの。
Y:オーストラリア人。
K:二人でやってたんですよ。おっかっこいいじゃんみたいな。で、いつも持ってんで、ハーモニカ。ライブ終わった事だし。で聞いて。で、ふいって行っちゃったんですよね。
Y:ね。ずーと最後まで吹いてましたよね。
K:ずーっと吹いてたね。
Y:一曲じゃなく。
K:(笑)
Y:お客さんも酔っぱらってるから。
K:そうそうそう。
Y:何であの人吹いてんだろ。
K:(笑)あれからずっと。
Y:その後すぐセッションにいったような記憶が。
K:あの日の夜ね。
Y:ね。ライブ終わってから。夜中に。当時はセッション、深夜にやってる店がね。
K:多かったね。
Y:あの、車のね飲酒運転、厳しくなるまではほんとに深夜も一杯店がやってましたね。2時、3時ぐらいが盛り上がって。ミュージシャンもライブ終わると他の店に飲みに行くのが当たり前。ね。今はそういう人は少ないですよね。
K:今は駄目だよ。それやっちゃ。
Y:飲酒はもちろんダメですけど。
K:(笑)
Y:僕もめっきり飲みに行かないですね。
K:前はYANCYもすごい飲んでたからね。
Y:ね。べろべろでしたね。
K:飲みながらずっとやってたって。二人して。
Y:そうですね。演奏できてない時に。
K:できてない。やる気なくなるともうイエーって言ってやんないもんね。
Y:そういう時もありました。まあ10年。コテツさんと出会って二人でね、おでんやから野外ステージまで何でもね。
K:レストラン街から。
Y:だからやってない場所は無いくらいライブを積み重ねて。ね、地方も沢山。
K:やりましたね。
Y:やりましたけど。今年で10年目ということですけど。
K:KOTEZ & YANCY、10年ですよね。
Y:KOTEZ & YANCY、10年目になりました。
K:ほんと。やった!
Y:K:T:(拍手)
Y:ね。と言う事で10年目で終了かなと。
K:ん。解散です。
Y:ま、いいんですけど。まあ。ちょっと節目で。
K:またちょっと新たに。
Y:また考えてるんですけどね。
K:あんまり言えないですけどね。まだちょっと具体的にならないと。
T:そうですね。その前に、KOTEZ&YANCYのCD歴を。
Y:CD歴・・。10年間。え〜、わずか3枚のCDを。(笑)
K:3枚ですよ。(笑)
Y:ね。10年間でね。1枚目、2枚目は早かった。あっ、電話がなっちゃった。
K:電話切っとく・・。
Y:ちょっと一回切りますね。
K:こういう時、切ってるでしょ。普通。
Y:えーと、そしたらまあ、3枚、1枚目、2枚は2年で出したんですけど。まあその後ね、ライブをず〜とやりながら色んなスタイルを模索してる内に、4年ぐらいたってしまいましたね。
K:まあ、YANCY先生が忙しくなったっていうのも。
Y:いやいや、あの。
K:(笑)
Y:忙しくライブ活動を続けて。時間がちょっと空いて。3枚目のCDをだしたのは、やっぱり二人でやって形がやっと完成型を。
K:そうですね。
Y:完成型を迎えたかなと。
K:それで10年て言えば良かった。
Y:そうですね。まあ迎えて10年。ちょうどいいんじゃないですか。節目で、この形を記録して、次は又、違う事をしたいなと言う事で、3枚目のCDを出したんですね。
T:新作になる3枚目のアルバム、『221』のレコーディング、その辺りのエピソードとかありましたら。
K:強化合宿ですか?あれは。
Y:強化合宿。5日間。
K:5日間。強化合宿ですね。
Y:もうほんとに全くライブと同じテンションで、同じものを記録しようと言う事で。僕ら二人ですからね。
K:二人で上がって行かないとね。
Y:二人だけで作り出すもので、アコースティックでしかもオーバーダビング無しで。
K:無しで。
Y:録音をしようと、1曲を最初から最後までやり切ろうと言う事でやったんですけど。ライブと同じテンションを出す為に1曲づつ録るんでは無くて、ずーっと、ね、回しながらね。
K:ライブ的な感じで。
Y:ずーっと録ってね。そういう1日に、3回くらいライブを、5日間くらいやってましたね。
K:全部一応録ってあるんですね。
Y:全部録ってあるんでね、嫌がらせのCDを。
K:そうそうそう。その内、出ますからね。
Y:20周年記念の時に、CD15枚セットくらいで。
K:それとYANCYのCD評ってのを、僕、書きますからね。待って下さい(笑)
Y:ね、色々ありました。でもほんとにそうやって録ったのでライブと同じテンションですよね。拍手や歓声が無いだけで。もうすごいハイテンションで。二人でファンキーな曲を。二人でわしづかみ。まあはじめKOTEZ
& YANCYが出た時はすごく応援してくれる人たちが、ね。今までの音楽ジャンルと違うという事で否定的な人たちもいたりしましたけど。10年やってきたら、さすがにね。もうこれでいいんじゃないですかっていう。
K:もう何にも言わないですね。そういう批判的な事はね。
Y:でもそれがスタイルになってきて、そういうものをこう見て、僕らの若い世代がまたKOTEZ & YANCYの曲をやってるんです。とか、そういうスタイルをやってるんですとか言う人がけっこう出てきましたね。
K:嬉しいですね。
Y:嬉しいですね。早い内に潰しておかないと。
K:(笑)もうそんな歳?大御所の意見。でもあれだよね。3枚リリースして、やっぱり何て言うかルーツ系以外の人たちとも交流ができたのがあるかな。
Y:ああ、それがいいですね。僕らずっと思ってました。最初からね。あのあまりマニアックなところですごく、一部の音楽ファンの人たちにずっと一緒になってやってると全然広がらないんじゃないかって。僕らのはじめた頃、「ブルースはお客が入らない」ってみんな言ってました。
K:金になんないとかね。
Y:でもそんな事は絶対ないだろう。
K:女の子はいない、とかね。いっぱいいるじゃんね。(笑)
Y:増えましたね。
K:YANCY先生が色んなところで。
Y:うるさいですよ。
K:(笑)釣り上げて。僕が笑わすとか。(笑)
Y:そうやって間口が広がったのが。ブルースを知らないって人がライブに来てね、「この曲は原曲は誰ですか」とか、「その原曲のCDが欲しいんですけど」とか。そう言う意味ではやってきたかいがある。
K:あるね。すごくね。
Y:昔、二人ともマニアックでしたものね。
K:だからもっとこう、こういうスタイルじゃなきゃいけないっていうか、とかあったじゃない。こういうキーじゃなととかさ。
Y:はいはいはい。
K:それがだから二人でやる事によってけっこう自由になってきてる。それがいつの間にかKOTEZ & YANCYのカラーになってきた。だからKOTEZ
& YANCYでやれば何やってもアレなんじゃないかなって。そういう気はするよね。
Y:最近どんどんジャンルがね、何でも有りで、ジャズの曲があったり、ブルースのね、シカゴブルースがあったり、ソウルものがあったり、ファンキーな曲があったり。でもふたりだから出来る事をね、この先もずっとやっていきたいんですけど。そう言いつつも、ちょっとバンドも、そろそろ。
K:そうだね、やりたいね。
Y:やりたいなって。1枚目はバンドでやってますから。またそろそろね。バンドも。考えたんです。「KOTEZ
& YANCYエレクトリック」と言うのを。
K:あ〜、エレクトリック。
Y:エレクトリックバージョン。やろうかなっと。そんな感じですね。
T:10周年記念で考えてる事は?少し、ヒントみたいなのを。
Y:10周年。そうですね。まあコテツ君に内緒だったんですけど、10周年に色んな事をやってきたし、色んな難しいものも一杯あるんじゃないと言う事で、でまたそれも一回まとめてみようかなと。まだどういう形になるのかはあれですけど。今までやってきた事を「こんなんだったんだぞ」と言うことを1回まとめてみるのもいいんじゃないかと。あの、勝手にね、録ってる人とかいますしね。
K:まー、いっぱい、いますよね。大体、ダメなんですよ。ダメなんですよ、そういうのは。
Y:机の上に置いて録ってる人とかいますけど。最近ね。
K:そういう人は黙ってる。
Y:うるさく言わないですけど。
K:くださいね。録ったやつ。
Y:みなさん、提供して欲しいなと。
K:提供してください。
Y:没収はしませんので。一度提供していただいて。色んなね、写真とか、映像、もちろん音楽、ライブの録音とかもそうですし、そういうものを一回全部、きちっと集めて、記録をきちっとまとめて、それで皆さんにお見せ出来るものがあればほんとにね。
K:ほんとにね、まとめてね。それいいね。
Y:最近、こう見た人はね、僕らの昔を知らない。それはちょっとね。けっこう面白い。自分で見ててもね、恥ずかしいですね。
K:大体恥ずかしいですね。見ると。でもそれも見られてるし。
Y:まあ尖ってましたね。昔は。
K:是非、あの送って下さい。
Y:送って下さい。(笑)
K:ここに送って下さい。
Y:今でてる。
K:今でてる。出ない。(笑)
T:コテヤンの2008年の抱負、お互いそれぞれの抱負を。
K:2008年ねー。もちろんKOTEZ & YANCY、今話したようにそういうのもひとつあるけど。考えてる事があるけど、それは言えないですけど。まあそういう事をなにかしらやっていきたいっていうのももちろんあって。あとは色んな人ともやってるんですけど、やっぱり体に気をつけないとなっていうのがそろそろ思ってきてて。
Y:だいぶジジくさい。
K:ジジくさいっていうかさ〜。いやあのね。
Y:体に気をつけないとね。
K:そうそうそう。
Y:あ、でもそうですね。去年は色々、今年か。けっこうね、色んな事が。
K:そうなの。色んな事があったりして。だから常にいいテンションていうか、いい感じで常にライブが出来るような、健康維持っていうのはしていかないとなっていう。まあ今年けっこう思ったのが、来年、更にそういうのをやっぱりやっていきたいなって言う気はしますね。やっぱり。広い意味でね。
Y:2008年ね、10周年としてやりたいですね。色々。
K:やりたいですね。
Y:僕はね。なんでしょうね。来年は。
K:(笑)言って下さいよ。
Y:色々やりたい事はあるんですけど。あまりこう、ね、まだ言えません。
K:YANCYは熱くなるとワーっといくでしょ。
Y:そう。まあ節操ない。
K:ガーっといくんですよ。
Y:だから色々ね。
K:言えないよね。
Y:まだちょっとね。それが言ちゃって出来なかったらみんな何で出来ないのって言われるでしょ。
K:うん。
Y:だからまだ言えない。やりたい事はちょっとあってね。TERAさんと一緒にね。
T:ええ。
Y:色々とね。考えてるんで、それは皆さん、楽しみに。ま、自分のソロから3年経つんで。
K:ソロもまた録るってい噂を。
Y:ソロもまたちょこっと録りはじめてるんで、それはちゃんと出そうと。それに附随してちょっとやりたい事があるんでそっちのほうもやっていこうと。
K:この前言ってたやつ?
Y:うん。言っちゃだめですけど。
K:言うと怒られる。
Y:はい。そんな10周年。その10周年記念のイベントもやろうと思ってるんで。その時は遊びにきてください。特にあの、いつも応援して下さってる方に昔の映像とか見れたらいいですね。
K:ああ、しゃべってる。じょじょにね。
Y:じょじょにね。それもあるし、あと、ずーっと会ってない人たちに。10年ってほんとに色んな人がライブに来てくれて、楽しい時間を一緒にすごした人も一杯いて、色々引っ越した人もいるし、家庭を持った人も一杯いるだろうし、色んな人がねまたその10周年で集まれたら嬉しい。
K:いいですね。あと今年も初めて二人で北海道行ったけど。来年もまた行きたいかな。ツアーでね。
Y:ツアーね。来年は九州も行きたいですね。九州行こうよ。九州、今年も行きましたけど、ちゃんとしたツアーで。あと、わが町に来てくださいって言うのも。
K:それ言ったら大変な事になると思うよ。
Y:でも「来てください!って」って無責任に呼ばないで下さい。っていう。
K:(笑)
Y:ちゃんとこういう場所があって、こういう風にすればライブが出来るんじゃないかというのはね。今回もあるところのお店の人から、「うちでライブは出来ませんか」と言う誘いをいただいてるんです。そういう風に話がもらえれば、僕らも色んな所へ行って、色んな場所でね、色んな人と一緒に遊びたいと思っていますんで。そうやって言ってくれれば嬉しいです。
K:是非それは言ってほしいですね。たまに家に来てくださいっていうのも。
Y:家のライブ。
K:(笑)
Y:家ライブ、昔やりましたね。
K:家でもけっこうやりましたよ。
Y:家ライブ、やりましたね。ご近所さんとかね。親戚一同とか。おばあちゃんとかいましたね。
K:いた。
Y:そういうライブもやりましたし。
K:ああいうところの映像もへたしたらあるんじゃないかな。
Y:あるかもしれないですね。ちょっと探してみます。南の島も行きたいですね。
K:南の島、行きたいね。沖縄も何かいいよね。
Y:沖縄ね。沖縄、行きましょう。じゃあ。
K:沖縄、呼んで下さい。お願いします。
Y:そんな感じです。
T:はい。ひとまず、ありがとうございました。最後にファンの方に映像メッセージを。
end>
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現在、moment
websiteバックナンバー #35(KOTEZ)、
#45(YANCY)にて、 |