MAMALAID RAG (2010 SPRING)

待望のニューアルバムとベストアルバムをリリースしたばかりのMAMALAID RAG。その最新インタビュー(2010 SPRING)です。

(2010年5月某日/momentにて/インタビュアー:TERA@moment)





 MAMALAID RAG (ママレイドラグ)
 最新インタビュー (2010 SPRING)

  Talk&Interview #89
 
  


    
 ママレイドラグ 最新インタビュー (2010 SPRING)


TERA(以下:T):ママレイドラグへのインタビュー、久しぶりです。今回も宜しくお願いいたします。

ママレイドラグ(以下:M):よろしくお願い致します。

T:前回は、シングルを立て続けにリリースしていた時期にインタビューさせて頂きましたが。今回はニューアルバムがリリースとなりまして。まずは、シングルのリリースからアルバム製作への流れから。


M:本当はシングル・リリース後、昨年の夏にアルバムを考えていたのですが、なかなか曲が出来ずにまた引きこもっていました。そんなとき、10月頃かな、断食をしてリフレッシュしてアルバムを一気につくったんです。

T:その一気につくったアルバムですが、、曲作り、レコーディングについては?


M:レコーディングには3ヶ月以上かけたんですが、曲作りは16日間ですべて仕上げました。16日間で18曲。そこから選んだ訳です。

T:今回のアルバムのテーマ、主旨などありましたら、教えて下さい。


M:コンセプトはいつものように「ノン・コンセプト」なんですが、裏テーマとして、ファースト・ミニ・アルバム「春雨道中」を超えるものが出来たら、というのがありました。

T:なるほど。では、アルバム収録曲について1曲毎の解説をお願いします。


M:「SPRING MIST」はバンジョーでつくった曲。タイトル曲をでっち上げた訳です。「ILOVE」はセカンドアルバム制作時のボツ曲。聴きなおしてみると出来が良かったので今回取り上げました。「ずっと二人で」は僕のおなじみのリフからつくった曲。「彼女の恋」はフルートをフューチャーした曲。ストリングスも重要な位置にいます。「MY LOVE」はピアノでつくった曲。いつもの作曲法とは異なった作りです。「THE CRAZY WORLD」は道を歩いているときにリフが浮かんで来た曲。ほとんど歩きながら出来てしまいました。「ある冬の寒い朝」はホルンを使い、ただのフォークソングではない仕上がりです。「GO ON」シングル・カットした曲でサビのメロディはお気に入りです。「春から春へ」は最初に仕上げた曲。詩はとても気に入っています。「PATHETIC SCENERY」はインストゥルメンタルで、ピアノがメインですが、アコースティック・ギター、ストリングスもメロディアスなアレンジです。「ノック」は昔に書いた曲で、ストリングスが入る事でいい出来になりました。クラシック作品のようです。「涙あふれて」は最後の方に書いた曲で割と現代的なアレンジです。「眠りから覚めたように」はポール・マッカートニー風のポップ・ロックで気に入っている曲です。「恋を抱きしめよう」は唯一のロックン・ロールで、アルバム中、最もポップな曲と言えると思います。

T:ありがとうございます。では、アルバムタイトルについては?


M:さっき言った、春雨道中(SPRING RAIN)に対して、春霧(SPRING MIST)と言うわけです。

T:あ、、なるほど。ジャケット回り、アートワークについては。


M:はじめてきちんと僕が登場したジャケットですね。それはもう最初から決めていて、あとはデザイナーに任せました。

T:リリース後のライブ、ツアーはどうでしたか?


M:新鮮でしたね。これだけ一気に新しい曲をやるツアーは初めてだったので。ストリングスが参加した東京、ツイン・ドラムでやった佐賀が中でも印象に残っています。

T:同時リリースのベスト盤も是非!という感じですね。話は少し変わりますが、春から夏にかけての過ごし方は?

M:相変わらずですね。忙しくて、ジョギング出来ていない。

T:最近忙しい毎日だったと思いますが、最近観た映画とかありますか。


M:「TWENTY FOUR」を毎日食事の時だけ少しずつ観ています。ああいう、単純なもの、好きなんです。

T:「24」、少し意外でしたが。また最近、何か面白い出来事というか?


M:SONY D-2010というラジカセをとてもきれいな状態で入手出来た事ですかね。これは1989年の製品なんですが、非常に音がいいのです。ミックスの最終チェックに使っています。

T:なるほど。これからの音楽活動について何かありますか?


M:とにかく創ること。

T:次が楽しみですね。今回もありがとうございました。



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