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about moment moment 概要 (DVD/「モーメント ストリングス」etc.) |
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momentと交流のある方々へのインタビュー
#94
Talk&Interview
Steve McQuenn Tribute
今年2010年、モーメントストリングスが展開した、
「Steve McQueen」トリビュートの流れを振り返る。
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momentに関連したミュージシャン、バンド等を紹介します。
#94
music
特集:「moment Strings」
ノンジャンルの弦楽アンサンブル。
様々なアーティストとのコラボなどを展開中の、
<モーメント ストリングス>の特集。
11月18日に武蔵小山アゲインでワンマン!
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#94 CLIP:「月刊:杉 真理」2010年11月号 LIVE:「『ようこそ夢街名曲堂へ!』 スペシャル公開録音2010」 LIVE:「ZABADAK 『そして神戸でZABADAK!』」 CD:「伊藤銀次 『I STAND ALONE Vol.3』」 連載コラム:TERA'S SOUNDTRACK REVIEW #94/ 「砲艦サンパブロ」 |
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「Steve McQuenn Tribute」
今年2010年、モーメント・ストリングスが展開した「スティーブ・マックイーン(Steve McQueen)」トリビュートライブの流れを振り返る。
(2010年10月某日/TERA@moment)
「Steve
McQueen Tribute」 Talk&Interview
#94 |
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「Steve McQueen Tribute」 |
全てのスティーブ・マックイーンファンのために。
モーメント・ストリングスでは結成当時の2008年より、スティーブ・マックイーンの「大脱走」「華麗なる賭け」「パピヨン」 を何度か取り上げて演奏していました。そして、S・マックイーン主演映画作品をその音楽的に捉えてみると、意外な話題が見つかります。『荒野の七人』の前に主演を務めた『マックイーンの絶対の危機』というB級SF映画の主題歌は当時まだ無名のアレンジャー&ピアノマンだった<バートバカラック>によるものです。また1967年『華麗なる賭け』の音楽を担当した<ミシェルルグラン>はフランスではゴダールやドウミ作品では有名だったものの、この映画が初のアメリカ映画でありアカデミー賞を獲得した記念すべき作品になっています。更に1969年『華麗なる週末』のスコアは現在最も有名な映画音楽家<ジョンウイリアムズ>初のサントラアルバムであります。
スティーブ・マックイーンについて、簡単にふれますと。
1930年アメリカ生まれ。どちらかというと恵まれない環境で育ち、ニューヨークのアクターズスタジオで演技に目覚め、演劇界からスタート。1956年ポール・ニューマン初主演映画『傷だらけの栄光』でのチンピラ役で映画デビュー。賞金稼ぎを演じたTVドラマ『拳銃無宿』で世界的なTVスターになり、1960年『荒野の七人』で映画界で注目され、1963年『大脱走』で世界的な映画スターになりました。その後『雨の中の兵隊』『マンハッタン物語』『ハイウエイ』、1965年『ネバダスミス』以降は自らのプロダクションで製作もかねて同年『シンシナティキッド』、1966年『砲艦サンパブロ』でアカデミー主演賞にノミネート、1967年『華麗なる賭け』、1968年『ブリット』、1969年『華麗なる週末』、そして1970年自社ソーラープロダクション製作『栄光のル・マン』、1971年『栄光のライダー』『ジュニアボナー』、1972年『ゲッタウエイ』、1973年『パピヨン』、1974年『タワーリング・インフェルノ』ではポール・ニューマンと主演を務めハリウッド最高のドル箱スターまで上り積めました。1975年より、数々の大作(『未知との遭遇』『地獄の黙示録』等)のオファーを断り続け、これまでの自らのイメージを覆した役柄であるヘンリックイプセンの戯曲『民衆の敵』に取り組みます。しかしこの作品はアメリカ映画界では見向きもされず実質のオクラ入りに。1979年久々の西部劇『トムホーン』の撮影中に癌が見つかり、1980年現在の賞金稼ぎを演じた『ハンター』公開後、11月7日に惜しくも約50年の人生の幕を閉じられました。
2010年、俳優スティーブ・マックイーンが生誕80年没後30年を迎えるにあたり、2010年の演奏活動の一つの展開として、マックイーンの映画音楽を取り上げるトリビュート演奏案が浮上。2009年後半より、その出演映画20数本の中から20タイトルを候補に挙げて、モーメント・ストリングスのアレンジャー小弥祐介による弦カル(テット)アレンジ作業をスタート。2010年春に行われた最初のトリビュートライブは<都内路上でのフリーライブから>スタートしました。(他も主にアップルストアなどでのフリーライブ)
単に映画のテーマソングをそのまま(BGM的に)ストレートに演奏するというのは、必ずしもやりたい方向ではなく、そのサントラアレンジ(映画の中で実際に流れているアレンジ)に基づいて、弦四本に置き換えるとどうなるか?という課題を持って進めてきました。
例えば、特に一般的に有名な「大脱走」は「大脱走マーチ」という世界的にもマーチングバンド等がよく演奏しているナンバーで、当初モーメントでも2008年に普通のマーチ的なアレンジして演奏しておりましたが、今回のトリビュート演奏では、サントラアレンジに沿って、映画の終盤<マックイーンが収容所の独房へ向かうところからエンドロール>で流れるナンバーを弦四にアレンジしております。現在では更に<バイクで駈けるマックイーン〜バイクジャンプ〜転倒>を追加アレンジ中です。(11月より演奏)
もともとオーケストラで演奏されたサウンドに比べると、確かに物足りない部分も有り、少し寂しい音色にも聴こえるかも知れませんが、なるべく映画に近い、よりマックイーンファンの聴きたい音楽、サントラに基づく弦四アレンジを施したモーメントストリングスのスリリングな醍醐味を味わっていただければ幸いです。そして、これを機会に知った方々がマックイーンが遺した映画1作品でも観て頂ければ本望です。
現在までに全20作品がラインナップされております。
「Steve McQueen Tribute Live」(これから予定されている演奏会) |
☆2010.11.18(木)「モーメントストリングス ライブ」東京・武蔵小山「アゲイン」(20:00-/演奏予定)
☆2010.11.24(水)「マックイーン映画音楽コンサート」東京・オアゾ○○広場(19:30-/約15曲演奏/FREE)
☆2010.11.27(土)「マックイーン映画音楽コンサート」東京・オアゾ○○広場 (13:30-/約12曲演奏/FREE)
☆2010.11.27(土)「モーメントストリングス ライブ」東京・神田「デシジョン」(19:00-/演奏予定)
☆2010.11.28(日)「マックイーン映画音楽コンサート」東京・オアゾ○○広場
(18:00-/約15曲演奏/FREE)
☆2010.12.08(金)「moment Xmas Session 2010 in 神戸」兵庫・神戸「チキンジョージ」(19:00-/演奏予定)
「Steve McQueen Tribute Live」(これまでの主な演奏会記録) |
☆2010.05.12.wed「moment Strings LIVE 〜スティーブ・マックイーン トリビュート・ナイト 前夜祭」☆
moment String Quartet (松岡聡子:Vln/木野裕子:Vln/小弥祐介:Vla&Arr/郷田祐美子:Vc)、他
<第一部(60年代)>
M1「荒野の七人」(1961)
M2「大脱走」(1963)
M3「マンハッタン物語」(1963)
M4「シンシナティ・キッド」(1965)
M5「ネバダスミス」(1966)
M6「砲艦サンパブロ」(1966)
M7「華麗なる賭け」(1968)
M8「ブリット」(1968)
<第二部(70年代〜80年)>
M1「栄光のル・マン」(1971)
M2「栄光のライダー」(1971)
M3「ゲッタウエイ」(1972)
M4「パピヨン」(1973)
M5「タワーリング・インフェルノ」(1974)
M6「民衆の敵」(1977)
M7「トムホーン」(1979)
M8「ハンター」(1980)
E1「ゴッドファーザーメドレー(PART1&PART2)」
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☆2010.07.30.fri「moment Strings LIVE 〜スティーブ・マックイーン トリビュートナイト」☆
moment String
Quartet (有馬真帆子:Vln/木野裕子:Vln/小弥祐介:Vla&Arr/郷田祐美子:Vc)、他
<第一部(60年代)>
M01「荒野の七人」 より 『The Journey』(1961:♪エルマーバーンスタイン)
M02「ガールハント」より 『Love is Crazy』(1962:♪リーハーライン)
M03「大脱走」より 『Finale〜The Cast』(1963:♪エルマーバーンスタイン)
M04「マンハッタン物語」より 『Theme』(1963:♪エルマーバーンスタイン)
M05「シンシナティ・キッド」より 『The Chase』(1965:♪ラロシフリン)
M06「ネバダスミス」より 『Main Title』(1966:♪アルフレッドニューマン)
M07「砲艦サンパブロ」より 『Jake & Shirley』(1966:♪ジェリーゴールドスミス)
M08「華麗なる賭け」より 『The Windmills of Your Mind』(1968:♪ミシェルルグラン)
M09「ブリット」より 『Main Title』(1968:♪ラロシフリン)
M10「華麗なる週末」より 『Main Title』(1969:♪ジョンウイリアムズ)
<第二部(70年代〜80年)>
M11「栄光のル・マン」より 『Finale』(1971:♪ミシェルルグラン)
M12「栄光のライダー」より 『End Title』(1972:♪ドミニクフロンティア)
M13「ゲッタウエイ」より 『Love Theme』(1972:♪クインシージョーンズ)
M14「パピヨン」より 『Theme』(1973:♪ジェリーゴールドスミス)
M15「タワーリング・インフェルノ」より 『We May Never Love Like This Again』 (1974:♪アルカシャ&Jハーシュホーン)
M16「民衆の敵」より 『End Title』(1977:♪レナードローゼンマン)
M17「トムホーン」より『End Title』(1979:♪アーネストゴールド)
M18「ハンター」より 『End Credits』(1980:♪ミシェルルグラン)
E01「ニューシネマパラダイス/メドレー」
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