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momentが注目したカルチャーやイベント情報、コラム等掲載のNEWS MAGAZINEです。

#15 contents

Live04.03.13〜21/ 再結成!「MOJOCLUB」
Live04.04.05/cajun moon night vol.4
Live04.04.10/propeller/下北沢CLUB QUE
Report「ブーゲンビリアの花の咲く場所」CLUB251ライブレポート
Web site「radiofish」http://www.moto.co.jp/radiofish/
連載:TERA'S SOUNDTRACK REVIEW/KIKUCHI'S BOOK REVIEW



 MOJO CLUB

  久々に復活した、三宅伸治、谷崎浩章、杉山章二丸による、
MOJO CLUB。
昨年、6月の三宅伸治マンスリーライブの初日、奇跡的な再会を果たし、
今年1/30の神戸チキンジョージにて、満員のお客さんに盛大に
迎えられた。 このツアーを逃すと、観られなくなる可能性は大きい。

日時/場所:
3月13日(土) 東京/初台Theドアーズ/03-5350-5800
3月18日(木) 名古屋/アポロシアター/052-265-2665
3月21日(日) 京都/磔磔/075-351-1321


インフォメーション:
三宅伸治HP(http://www.miyake-shinji.tv/)



 cajun moon night vol.4


momentでは、もうお馴染みの『cajun moon night vol.4』が、
下北沢440に再び登場!井上富雄の「ライフワークライブ」
シリーズの第四弾!
前回に続き古田たかし、柳沢二三男、尾上賢、そして斎藤ネコと、
かなりバンドとして成熟を始めてきた。 DVDでは観られない、
新たな展開がある予定! 何が起こるかは、是非、足を運んで目撃せよ!

日時/場所:
4月5日(月) 東京/下北沢440/03-3422-9440


インフォメーション:
井上富雄HP(http://www.cajun-moon.com/)




 プロペラ/I LOVE ME 2nd TOUR 2004 FINAL

プロペラの2004、I LOVE ME 2nd TOURの東京着地点でもある下北沢ライブ。
とにかくプロペラ最高傑作の呼び声も高い『I LOVE ME』の楽曲中心の構成に
なりそう。
是非とも、まだ観に行った事のない貴方!是非一度体験して欲しい!
そして、受けてみて欲しい!ボーカル、ゆうたろうの直球勝負を。

日時/場所:
4月10日(土) 東京/下北沢CLUB QUE/03-3214-9979
プロペラオフィシャルHP→
http://plaza26.mbn.or.jp/~propeller/


 「ブーゲンビリアの花の咲く場所」CLUB251ライブレポート

「ブーゲンビリアの花の咲く場所」CLUB251ライブより

「the PinkTale Characins」(ザ・ピンクテイルカラシンズ略してピンカラ)
はボーカル兼ギターのRitsu、ベースの川端、ドラムの檜垣で構成される
3ピースのバンド。今回は2月24日、下北のCLUB251でのライブから
「ブーゲンビリアの花の咲く場所」をピックアップしてみた。
僕がピンカラのライブに行く理由のひとつとして、彼らの曲を聴いていると
非常にナチュラルな気分になれる、ということがある。曲ひとつひとつが
「ありのまま」存在しているのだ。無責任な希望を押し付けたりしない。
こじつけの解答を出してくるわけでもない。
そういった装飾の無いネイキッドな潔さはメンバの真摯な演奏にも
良く現れている。それに、ややもすると暗くなりそうなテーマでも
リリカルに歌い上げてしまうRitsuは文句無くカッコイイ。
「ブーゲンビリア〜」はライブの一番最後に歌われたもの。
クールなライブを締めくくるにはぴったりの曲だったと思う。
「♪ブーゲンビリアの花が咲き誇る君の美しい心には、まだ僕の
咲く場所はありますか?」
4月にもライブを予定。詳しくはオフィシャルサイトで!
(Text:Director松尾博司)


the PinkTale Characinsオフィシャルサイト(http://www.pinchara.net/)

Movie

『ブーゲンビリアの咲く場所』

ムービーを見る
| Mac | Win |

(BB環境のある場所にて、お楽しみ下さい)


 radiofish:DJ佐野元春

TOKYO-FM(80.0MH)で土曜20:00からON AIR中のラジオ番組「radiofish」のHP。
佐野元春が、DJ、選曲、構成を担当する音楽プログラム「radiofish」。
土曜の夜のひととき、素敵な音楽とDJ佐野元春に耳を傾けてリラックスしていただきたい。
このHPでは、毎週ON AIR後、DJ佐野元春による「放送後記」が聴ける。
エコロジー・オンラインによる「エコロジー・レポート」も注目。
radiofish

待望の最新シングル『君の魂大事な魂』が、現在発売中!
詳しくは、オフィシャルHPまで。 (http://www.moto.co.jp/

「5月19日、ニューシングル『月夜を往け』、またニューアルバムのリリースも予定されています!」



連載  from TERA and AYU

TERA's Soundtrack Review  このコーナーでは毎月1枚、映画のサントラを作品と共に紹介します。


#15
『THE RETURN OF THE PINK PANTHER/邦題:ピンクパンサー2』

音楽:ヘンリー・マンシーニ(HENRY MANCINI)
1975年/米/ブレイク・エドワーズ監督・製作作品。1時間52分。
ピーター・セラーズ主演。クリストファー・プラマー、ハーバート・ロム、
バート・クウォーク、 カトリーヌ・シェル他。ジョフリー・アントワース撮影監督。

タイトルこそ「ピンクパンサー2」ではあるが、実はシリーズ3作目。
世界一のダイヤモンド『P.P』こと『ピンクパンサー』を巡る
ハチャメチャ破壊コメディである。
この宝石の中に住んでいる(?)設定なのが、あのアニメやイラストで有名な
「ピンクの豹」である。

舞台は、中東の博物館で始まる。厳重な警備体制にもかかわらず、『P.P』があっさり盗まれてしまう。その国の将軍ワダフィが呼んでしまったのが、フランスの名探偵?ジャック・クルーゾー警部。その頃クルーゾーは仕事もなくパトロール警官を。そんな彼の周りには、なぜか重大事件が巻き起こる。銀行強盗に出くわし、犯人と間違え銀行の頭取をこてんぱんに。ここでハーバート・ロム扮する上司であるドレフィス署長が登場。難儀な行動ばかり取るクルーゾーの息の根を止めようと画策し始める。その後、息も付かせぬドタバタが続く中、犯人のクリストファー・プラマー扮する怪盗ファントムと、クルーゾーの対決(?)が始まる。バート・クウォーク扮する助手のケイトーとの空手対決にも拍手。

音楽を担当したのは、名曲「ピンクパンサー」のテーマの生みの親、ヘンリーマンシーニ。ジュリアード音学院を卒業後、第二次大戦に。ユニバーサル映画のアレンジャーとして活躍。そこで、この映画の監督でもあるブレイク・エドワーズと出逢い、意気投合。TVシリーズ『スーパーガン』『刑事コロンボ』を始め、『ティファニーで朝食を』『シャレード』、
『ひまわり』『大陸横断超特急』『華麗なるヒコーキ野郎』等、映画史に輝く数々の名作の音楽を担当している。ちなみに、このサントラの中の「THE WET LOOK」という曲は、僕が中学生の頃に良く聴いていた、FM放送の映画サントラ番組があって、それのテーマ音楽にもなっていた。

このサントラCDは、BMGビクターから日本盤が出ている。映画観賞後に是非一度、手に入れて聴いて欲しい1枚。
この映画『ピンクパンサー2』は、DVDがリリースされていないが、ビデオレンタル出来る。

 新連載スタート!

KIKUCHI's BOOK Review #1 漫画、小説、雑誌など「誰かに教えたい!」と思う、"本"を毎号、紹介していきます。


#1
『山原バンバン』

著者:大城ゆか
版元:ボーダーインク
発行:1994年
価格:1200円+税

超ローカルな沖縄のコミックです。
山原(やんばる)というのは、沖縄の北部一帯のことですが、この漫画はそこが舞台になって、高校生なつみちゃんの日常が淡々と描かれています。原作者の大城さん自身、山原出身ということもあって、私小説的な感じが出ています。

森が伐採されていくのに腹を立てたり、嫌々ながら行った闘牛に興奮してしまったり、古くさいって思ってるエイサーを結局は楽しんでしまったり……などなど、日焼けを気にするという、なんとも女子高生らしいなつみちゃんの山原ライフをのぞき見するような感じです。

また、方言まじりで描かれているところも興味深いところ。きちんと注もついているので大半はわかりますが、ウチナー口が多少わからないと雰囲気で読むしかないところもたまにあったりします。でも、それもすんなり許せてしまえるんです。そういうところが、まさに「おきなわコミック」という感じです。

全体的に肩の力の抜けた感じが、なんかいいです。
沖縄というと海っていうイメージですが、そうではない、リゾートでない沖縄もいいなぁ〜と思える漫画です。

沖縄好きならずとも、きっと和める1冊です。
(ただ、入手できるところがあんまりないのが難儀です。)