special issue :「THE 4/9」結成インタビュー

 特集:「THE 4/9」結成インタビュー

 


緊急インタビュー THE4/9/インタビュアー:TERA@moment


#30 special issue/「THE 4/9」特集
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特集1:「THE 4/9」結成インタビュー (インタビュアー:TERA@moment)
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先日4月22日に、東京にある「曙橋・BACK IN TOWN」にて行われた沢田聖子さんと佐田玲子さんによる、
アコースティックライブの中で、お二人によるユニット、「THE 4/9」の結成が正式発表されました。
そのライブの直後に、お二人にお話を伺いました。「THE 4/9」初インタビューを特別に掲載いたします。(インタビュー前から、すでにお二人のお話は始まっています)

沢田聖子(以下S):ステージいつも横を見るたびに池上季実子がいる!って思ったもん。
佐田玲子(以下R):そんなにきれいかしら、私。

S:そんなことは言ってないんですけど、ザ・フォークです。
R:ディレクターの質問に答えてください。

S:(笑)
R:すみません。佐田玲子です。よろしくお願いします。(笑)

TERA(以下T):よろしくお願いします。

S&R:よろしくお願いします。

T:結成の経緯を簡潔に教えて下さい。

R:(笑)簡潔に。一番不得手なところだよね。
S:(笑)結成の経緯は、「やりたかったから」です。

R:それでいいの?
S:簡潔に。ですから。

R:フォローします、4月9日がフォークの日で、そのフォークの日に女性が、いわゆる女性アーティストが2人でフォークというものを余りきいたことがなかったので、私たちがやってみようじゃないかと。で、できればフォークというのが沖縄ではとても盛り上がっているので、沖縄でのフォークの日、4月9日にやりましょうっていうことで、そこから盛り上がった話ですね。
S:ほんと、にわかに盛り上がった話なんですけど、瓢箪から駒になればいいなというところです。

R:そうですね。もともと、だから、仲いい2人だったので、それもすぐ盛り上がってしまったということですよね。
S:そうです。はい。(笑)

R:(笑)簡潔にって。簡潔にって言ったもん、今。
S:余計なこと言っちゃいけないなと思って。

T:「THE 4/9」の、これからの活動については?

R:何にも知らないけど。
S:そうですね、まずはやっぱり紅白歌合戦ですね。(笑)目指すは。ええ。

R:そんなことを言ってないんだよ。とりあえず、2人がそれぞれのコンサートをやっているので、それを縫ってね、ある意味楽しみっていう感じだもんね。
S:そうですね。やらなければいけないとか、仕事とか、そういう括りじゃないところで。

R:失礼なんですけど、でも、やっぱり仕事ではないところで、またお客さんも来て楽しめるみたいなことを、隙間でやっていきたいなみたいな、そういう感じですよね。
S:そうですね。それができればベストですね。

R:そうですね、はい。いちいち一区切りついたほうがいいんですね。
S:編集しやすいようにさ。

R:そうですよね。(笑)

T:さかのぼるんですけど、2人の出会いの話を、簡潔に教えて下さい。

S:簡潔に。テープがないんですね、きっとね。(笑)
R:そうだね、きっとね。(笑)

S:えっと、6、7年前だと思うんですけど、京都でテレビ番組のレギュラーをやってました。で、玲子さんがゲストにいらしていただいたのが、初めてお会いしたときでした。
R:そうでした。

S:そのときは、もうほんと仕事のお話だけで、プライベートなお話をすることがほとんどなかったんですよね。
R:なかった、なかった。だから、ロケっていうか、外に出て、テレビだったので、プライベートなことは一切しゃべれず、しかもどっちかいうとアシスタントっぽかったので、基本的にはメインの男性とずっとしゃべってたのね。だから、その時は仕事が終わってお疲れさまでしたみたいな感じだったから。

S:でも、初めてあった時に、この人とは「テンションが、波長が合うな」って、私は思いましたね。
R:そうですか。

S:で、それから、ラジオのゲストで来ていただいたりとかして、その時にゆっくり番組の収録が終わった後に話した時に、もうなんかどわーっと。
R:ラジオが、時間が決まってるのに、しゃべりすぎてしまって、こんなにいいのか盛り上がってっていうところで、急にものすごく密になったんですよね。

S:とても二度目ましてとは思えないぐらい、もう10年来の親友、旧友みたいな感じになってしまってからですね。
R:お互い変なところが合ってたんだよね、きっとね。

S:そうですね。はい。
}
T:きょうのお披露目ライブというか、感想を。

S:しゃべりコンサート。
R:だから、できるだけ私は、、。

S:あっ、玲子さんゴミが!
R:ま、気が利くわねって。(笑)何か沖縄の時に、ものすごく長かったので、長いとお客さんも疲れるだろうし、出来るだけ簡潔に楽しむっていう事が、すごい大事かなと思って。

S:そうですね。今回のこの曙橋は、1部、2部というツーステージという構成が最初から決まっていたので、とにかく1部は持ち曲3曲ずつですよ。それで、30分っていうのも、決して短くはないんですけど。
R:普通は持ち曲だけ歌えば15分で終わるよね。

S:そう。やるごとに曲が減らされていく2人なので、時間に追われながら、ちょっと気にしながら。
R:そう。きょうも「やれば出来るじゃん」とか言われましたね。

S:スタッフから言われましたけど。
R:出来ます、やれば。もちろん。
}
S:すごい楽しかったんですけど、お客さんも楽しんでいただけたんではないかなと思うんですけどね。
R:そうだよね。私は男のお客さんって、あんなにいるのって、あんまりないんですよ。自分のコンサートではないから。だから、男の人ってどんな風な感じなのかなっていう、そういうリアクションがよくわからなかったんですけど、でも、それでもみんなニコニコしてくださってたので、よかったなとちょっとだけ思ってます。

T:オリジナルっていう話が、ちらっと、出てたんですけれども。


R:そこ抜けましたよ、この方は。
S:らしいですよ。そのうちなんとかなるでしょう。

R:作れって思ってるんでしょう。
S:この人努力家ですから、かなり努力なさると思いますよ。

R:一緒につくるんですよ。
S:一緒につくっていきますけど、きっとね、玲子さん「なんなんですか、ぱしん」とお尻たたかれながら、きっと私はやるんでしょうね。

R:目指せ「歌声喫茶」という感じでですね、一緒にお客さんと歌えるような曲を、「THE 4/9」でオリジナルとしてね、つくっていくべきだと思いますね。
S:ある意味、要するに古くさくて単に年取った人たちがやってるというんじゃなくて、なんかそんなイメージあるじゃないですか。いわゆる「歌声喫茶」といった時点ですごく古くさいイメージがあるので。

R:というか、「歌声喫茶」ってよく知らないんですけど。
S:知らないでしょ、私たちも知らないんだけど、知らないんだけど、何かそれを聞いただけですごく古くさいというイメージがあるので、新しい歌声喫茶みたいな。それしか私は浮かばないんだけど、それをこういう風になるんだなっていう、新しいものとして歌えたらいいなと、「THE 4/9」をね。

R:「歌声カフェ」を目指していきたいと思います。
S:カフェですか。急に変わったね。一緒やん、それ。

T:「THE 4/9」は、いずれシングルとかアルバムとかを?

S:うーん。私は、せっかくね、やってるので、単なる懐古趣味にならないようにしたほうがいいなと思うんですよね。いい曲は歌い継いでいきたいと思っているので、その中から今、玲子さんがおっしゃった新しいものを二人で何か生み出していく、それも無理やりというのでなく、自然にオギャーって生まれる形で、何か流れとして、これいいんじゃない、じゃあシングルにしようかとか、アルバムにしようかっていう流れが、美しいんじゃないですか。

R:流れ的にはね、それが理想なんですけど、理想はどうなるかわからないというのがあるけれど、そっちに関して、そっちが今見えているというのはあるよね。そっちに向かっていくという感じはね。

S:はい。そっちの方向性でいこうと思っております。はい。

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