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#55 magazine

CLIP杉 真理 30周年記念 特別企画「月刊:杉 真理 Vol.3」
LIVEMONTHLY AOP SESSIONS 2nd 門秀彦+渡辺太朗×長田進
LIVEZABADAK:2007年 夏休みライヴツアー東北&札幌

連載コラムTERA'S SOUNDTRACK REVIEW #55/ミッドナイト・エクスプレス
散文詩「#24/彼が恋した月」 by KanaT



 杉 真理 30周年記念 特別企画「月刊:杉 真理 Vol.3」


デビュー30周年記念 特別企画、「月刊:杉 真理」の第三弾です!
今年は、様々な記念イベントが、目白押しの杉 真理さんですが、
リマスタリング再発アルバムが先頃リリース。ライブイベント等で大忙しな、
杉 真理さんからの最新メッセージをお届けいたします!
(今回は、先日渋谷・文化村で行なわれた某イベント会場控え室からお届けします)

<杉 真理/ライブ・インフォメーション>
須藤 薫&杉 真理 Summer Concert“ずっとサマー・ホリデー”
日 時:2007年 8月24日(金) 開場 18:00 開演 20:00
会 場:六本木・STB139(東京メトロ日比谷線、都営大江戸線「六本木」駅下車)
出 演:須藤 薫(vo), 杉 真理(vo,g)with Chili Dogs(谷口 守 b, cho/清水 淳 dr.cho/渡辺 格 g/小泉信彦 key)
料 金:¥6,500-(税込・全席自由・オーダー別・整理番号入場制)
チケット:チケットぴあ Tel. 0570-02-9999【Pコード:262-937】
ローソンチケット Tel. 0570-084-003【Lコード:38663】
STB139 Tel.03-5474-0139

    
杉 真理さんの詳しいインフォメーションは、オフィシャルサイトまで!

Movie

月刊:杉 真理 Vol.3

ムービーを見る
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(BB環境のある場所にて、お楽しみ下さい)



 「MONTHLY AOP SESSIONS 2nd 門秀彦+渡辺太朗×長田進」



momentのデザインを担当している、
渡辺太朗さん参加のユニット「AOP」によるイベントの第二弾です!

日時:8月3日(金)
場所:渋谷SPUMA http://www.spuma.jp/
渋谷区神南1-17-4神南ビルB1F tel.03-3770-8657
時間:19:00 OPEN/20:00 START
料金:チャージ2,500円 +Food & Drink

内容:絵描きの門秀彦氏とグラフィックデザイナーの渡辺太朗氏が
7月から12月までの毎月第一金曜日(計6回)、
ゲストにリスペクトするミュージシャンを迎えて
音楽と映像とライブペインティングのセッションを行います。

第2回、今回のミュージシャンはギタリストの長田進さん。
佐野元春、奥田民生、Coccoなどなど、数多くのアーティストの
レコーディングやライブで活躍している長田さんの、最高に
COOLで最高に熱いギターをお楽しみください。

門 秀彦(絵描き)
http://www.kado4life.jp/
渡辺太朗(グラフィックデザイナー)
http://www.mood.jp/
長田 進(ギタリスト)
http://www.cool-net.co.jp/dsl/

 


 「ZABADAK:2007年 夏休みライヴツアー東北&札幌」


<ZABADAK:2007年 夏休みライヴツアー東北&札幌>

出演:吉良知彦(vo/g)、小峰公子(vo/acc)、
藤野由佳(pf.acc/b.acc)、木村林太郎(Irish harp)

■7月30日(月)「郡山:富や蔵」OPEN18:00 / START 19:00

一般:前売り \3,300 当日券 \3,500(消費税込み)全席自由
中高生料金:\2,000 小学生:\1,000(未就学児童は無料)
チケット:チケットぴあ(262-166)
創空間 富や蔵 (024-939-7555) 〒963-8851 郡山市開成2-4-15

■8月1日(水)「仙台:JUNK BOX」OPEN18:30 / START 19:00

一般:前売り \3,500/当日券 \3,800 オーダー別(ドリンク代別途500円)全自由
中高生料金:\2,000 小学生:\1,000(未就学児童は無料)
チケット:チケットぴあ(262-166)
SENDAI CLUB JUNK BOX (022-716-5155)
〒980-0811 宮城県仙台市青葉区一番町3-11-15 FORUS B2F

■8月2日(木)「秋田:鹿角市交流プラザ(MITプラザ)音楽ホール」
OPEN18:00 / START 19:00

一般:前売り \3,300/当日券 \3,500(消費税込み)全席自由
中高生料金:\2,000 小学生:\1,000(未就学児童は無料)
チケット:チケットぴあ(262-166)
MITプラザ (0186-30-0500) 〒018-5201 秋田県鹿角市花輪字上花輪128-1

■8月4日(土)「札幌:札幌サンピアザ劇場」OPEN 17:30 / START 18:30

一般:前売り \3,500/当日券 \3,800(消費税込み)全席自由
中高生料金:\2,000 小学生:\1,000(未就学児童は無料)
チケット:チケットぴあ(262-883)
サンピアザ劇場 011-890-2422(札幌副都心開発公社)
JR新札幌駅より徒歩約3分、地下鉄東西線新さっぽろ駅2番出口より徒歩約2分
※ゲストミュージシャン・扇柳トール(wooden whistle etc)


詳しい事は、ZABADAKオフィシャルサイトまで(http://www.zabadak.net)





連載  Soundtrack Review by TERA@moment

TERA's Soundtrack Review このコーナーでは毎月1枚、映画のサントラを作品と共に紹介します。          


#55

『Midnight Express/邦題:ミッドナイト・エクスプレス』

音楽:ジョルジョ・モロダー/GIORGIO MORODER

1978年/米/アラン・パーカー監督作品。2時間1分。
オリバー・ストーン脚本。
アラン・マーシャル、デビッド・パットナム製作。
マイケル・セレシン撮影監督。
ブラッド・デイビス主演。アイリーン・ミラクル、ランディ・クエイド、
ジョン・ハート、ボー・ホプキンス、マイク・ケリン、他競演。

アランパーカーについては、以前にも取り上げた事がありますが、
「小さな恋のメロディ」の脚本家として、話題となり、続く、
「ダウンタウン物語」で、監督デビュー後、二作目に撮ったのが、
実話の映画化の、名作「ミッドナイト・エクスプレス」です。
この作品が、数々の賞にノミネート、受賞に輝いて、監督として、
確固たる地位を築いて以後約10年間、製作のアラン・マーシャルと、
それから、パーカー映像に欠かせない撮影監督マイケル・セレシン組み、
「フェーム」「シュートザムーン」、「ピンクフロイド/ザウォール」、
「バーディー」、「エンゼルハート」等の異色話題作を次々に生み出して行く事になります。

他にも、この映画が出発点となった監督がいますが、
最近「ワールドトレードセンター」「アレキサンダー」などの話題作を作り続けている、
監督オリバーストーンも、この映画が重要な節目となりました。但し、脚本家として。
1986年に「プラトーン」で実質の監督デビューを果たすまで、脚本家として、
ジョンミリアスの「コナンザグレート」、デパルマの「スカーフェイス」、マイケルチミノの「イヤーオブザドラゴン」、
ハルアシュビーの「800万の死にざま」など、80年代前半の映画史に残る話題作に参加しています。

音楽のジョルジョ・モロダーにとっても、この映画が大事な節目。
この映画で、アカデミー賞含め各国の重要な映画音楽賞を受賞後、
「フラッシュダンス」「スカーフェイス」「エレクトリックドリーム」「トップガン」等々、
80年代を代表する映画音楽家として、大活躍をしました。
このサントラは、テーマ曲の甘美なメロディがとても印象的に繰り返し流されていきます。
反面、毒々しい重い現実的なテーマもそれに合わさり、交差していくのです。
結果、普段のBGMとして聴く映画音楽としては、少々、重い感じになりますが、
色々な部分で、名盤であり、映画音楽としては、ある種のオリジナル性を保った作品です。

主演のブラッド・デイビス。彼の印象は、「ルーツ」というテレビドラマが強いかも知れません。
この映画以後、「炎のランナー」以外は、あまり良い役にも恵まれませんでした。
ただ、この映画での演技は賞を取らずとも、誰もが認める素晴らしいものでした。
今回は、映画のストーリーを特に明記しませんので、CDジャケットとタイトルから想像してみて下さい。
というか、一度でも、観ていただけると嬉しい限りです。

この映画、高校当時、二番館で、「タクシードライバー」と二本立てで観た記憶が残っています。
このサントラCDは、輸入盤などで、手にいれる事が可能です。
DVDは、レンタル&セルで、いつでも観る事が出来ます。お時間ある時に是非!

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連載  散文詩:「#24/彼が恋した月」 by KanaT


 
 
「彼が恋した月」 by KanaT

  昔々
  
  旅に出た王様が
  砂漠に浮ぶ
  月に恋をする。

  彼は
  その月を
  手に入れようと
  国中の金貨や宝石を
  彼女に捧げたけれど
  
  月は
  ただ黙って
  娼婦の様に
  蒼白く笑うだけ。
  
  城中の駱駝や家来を
  彼女に捧げたけれど

  月は
  ただ黙って
  娼婦の様に
  蒼白く笑うだけ。
  
  
  彼は
  その月を
  手に入れようと
  自分の命を捧げたけれど

  月は
  ただ黙って
  娼婦の様に
  蒼白く笑うだけ。

  
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