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momentが注目したカルチャーやイベント情報、コラム等掲載のNEWS MAGAZINEです。

#9contents
Event 「おじゃんになるかも Vol.1」
      出演:藤沼伸一/桂歌蔵/ゲスト:永野かおり,窪洋介,新海篤志,広野与一
Report「rallypapa & carnegiemama」(ラリーパパ&カーネギーママ)
Web site「kado4life」 http://ns.vidro.ne.jp/users/kado/
Web site「radiofish」http://www.tfm.co.jp/radiofish/
連載:TERA'S SOUNDTRACK REVIEW/KEN'S BOOK REVIEW

 




 "おじゃんになるかも"Vol.1(8.20 下北沢440 )

「"おじゃんになるかも"Vol.1」(8.20 下北沢440 )
藤沼伸一/桂歌蔵/ゲスト:永野かおり,窪洋介,新海篤志,広野与一



  その日のライブは、いきなり藤沼伸一氏のかき鳴らすギターサウンドで幕を明けた。ベースに永野かおり、パーカッションとドラムにMINOR LEAGUEの新海篤志と広野与一の二人とともに特別編成のバンドで、藤沼氏のボーカル曲をはじめ、骨太なロックを聞かせたあとは、桂歌蔵氏と藤沼氏による今回で二度目となる落語とギターのセッション。今回はベースの永野かおりも和服を着ての登場。古典の『反対俥』と『あたま山』をエレキのサウンドにのせて熱演した。今回、ライブの一部と出演者のコメントを映像でお楽しみ下さい。次回Vol.2、は9.18(thu)に同じく下北沢440にて開催される。進化していく両氏のをぜひ生のステージでお楽しみ下さい!



下北沢440 HP

http://www.club251.co.jp/440/

Live & Message Movie


『 "おじゃんになるかも"Vol.1』


ライブクリップを見る
| Mac | Win |

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(BB環境のある場所にて、お楽しみ下さい)



 rallypapa & carnegiemama(ラリーパパ&カーネギーママ)

rallypapa & carnegiemama(ラリーパパ&カーネギーママ)

  ニューアルバム制作中のrallypapa & carnegiemama(ラリーパパ&カーネギーママ)に山中湖にあるレコーディングスタジオでお話を伺いました。その模様を映像でお楽しみ下さい。
(インタビュアー:MIYA@moment)



<LIVE SCHEDULE>
"rallypapa & carnegiemama presents〜Good Time Music Vol.4 下北2DAYS"
10.14(tue)
出演:rallypapa & carnegiemama/前園直樹/塚本功(ネタンダーズ)
OPEN:18:30/START19:00 前売¥2000/当日¥2500(1order付)
下北沢440 HP→http://www.club251.co.jp/440/

10.15(wed)
出演:rallypapa & carnegiemama/カーブ/Asia SunRise/他
OPEN18:30/START19:00 前売¥2000 当日¥2500
下北沢251 HP→http://www.club251.co.jp

所属レーベル、ドリームズヴィル・レコードのサイト
http://www.d-ville.com/rallypapa/

Message Movie


『 rallypapa & carnegiemama 』


クリップを見る
| Mac | Win |

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(BB環境のある場所にて、お楽しみ下さい)



 「kado4life」

 

moment注目のグラフィックデザイナーkadoさんのWebsiteです。kado4life  


門 秀彦/1971年4月30日生まれ/長崎県出身。
PAINTING/グラフィックデザイン/イラスト/T-SHIRTS企画デザイン 独学でペインティング、グラフィックデザインを学び、地元長崎にて壁画制作、ライブペインティング、タウン誌のコラムを連載。
 個展活動を続けながら98年よりT-SHIRTSブランド[RING BELLS][AOP]等を立ち上げ現在2003年までに[BEAMS]ほかセレクトショップにて全国展開。
 2001年よりデザイナー、イラストレーターとしてCDジャケット、ロゴデザイン、ライブパンフレットデザイン等の制作も手掛ける。
書籍に[RING BELLS](ぶんか社より2002年出版)

 radiofish:DJ佐野元春

TOKYO-FM(80.0MH)で土曜20:00からON AIR中のラジオ番組「radiofish」のHP。
佐野元春が、DJ、選曲、構成を担当する音楽プログラム「radiofish」。
土曜の夜のひととき、素敵な音楽とDJ佐野元春に耳を傾けてリラックスしていただきたい。
このHPでは、毎週ON AIR後、DJ佐野元春による「放送後記」が聴ける。
エコロジー・オンラインによる「エコロジー・レポート」も注目。
radiofish

 現在、最新マキシシングル『TONIGHT』が、佐野元春WEBサイトにて特別リリース中。
(http://www.moto.co.jp/store/store.html)是非一枚、手に入れて聴いて欲しい必聴盤です。

  また、11月15・16両日、鎌倉芸術館においてスポークンワーズ・ライブ「in motion 2003」が開催
されます。詳しい情報はHPよりどうぞ。(http://www.moto.co.jp/live/live_info/info_top.html



連載  from TERA and KEN

TERA's Soundtrack Review このコーナーでは毎月1枚、映画のサントラを作品と共に紹介します。


#9
『砂の器/Sand Castle』

音楽:菅野光亮 音楽監督:芥川也寸志 
1975年/日本/野村芳太郎監督作品。
製作:松竹=橋本プロ(第一回作品)橋本忍&山田洋次脚本。
出演:丹波哲郎、森田健作、加藤剛、加藤嘉、春田和秀、島田陽子、緒形拳、山口果林、佐分利信、他。


1974年10月に全国公開されたこの『砂の器』は、松竹で企画され脚本になったのが、それをさかのぼり14年前の1960年というから、かなり映画化が困難な作品だったといえる。原作は松本清張。最終的な脚本は、橋本忍と山田洋次の手によるもの。その橋本忍が「同志的結合により馳せ参じた純粋な芸術家集団」として旗揚げした橋本プロダクションの第一回作品でもある。監督は「張込み」「ゼロの焦点」「影の車」に続いての清張作品となる野村芳太郎。『一人で生まれることはできない。一人で生きていくこともできない』というコピーが『砂の器』のテーマとなっている。


  国鉄蒲田駅構内で起こった殺人事件を発端にして、さまざまな人間を巻き込んでゆくサスペンス劇というか人間ドラマ。迷宮入りに近いその殺人事件を二人の刑事(丹波哲郎、森田健作)が北へ南へと追う。そこで遂に浮上した容疑者の音楽家、和賀英良(加藤剛)には、ある「宿命」があった。その数奇な生い立ちが、2人の刑事によって明らかとなっていく。ラスト30分、和賀の演奏シーンにオーバーラップされる、和賀の過去である「親子の運命の旅立ち」の叙情映像詩は、何人をも涙に誘う。永遠に日本映画史に残る名作であろう。

  サントラの内容は、23分30秒の「PART1」と、17分11秒の「PART2」に分かれている。「PART1」は「親子の運命の旅立ち」から始まり、映画冒頭の蒲田駅のシーン、犯人の和賀と愛人(島田陽子)のシーン、映画の中盤の回想シーン辺りまで。
「PART2」は、その続きからラストクライマックスに及ぶ部分を収録。
特にラスト後半30分の「演奏会場&警察捜査会議&回想シーン」は、「すべて長いワンカット」と当時監督も語っているくらい音楽と映像がぴったりはまっていて、音楽を聴くだけでそのシーンが鮮やかに蘇ってくる。どこかヒッチコックの『知りすぎていた男』のラストなどが思い起される感じでもあるが。音がかなり先行されていて、それが感情を揺さぶる。
もともと原作は電子音楽家という設定であったが、橋本忍と山田洋次と芥川也寸志のアイデアにより、クラシックの作曲家兼ピアニストという設定に書き換えられたようだ。

  当時、LPで2種類のサントラが発売されており、初めに発売した台詞入りのものと、今回、紹介した「ピアノと管弦楽のための組曲」と銘打って発売されたものがあった。後者は公開半年後の1975年4月にリリースされている。

このサントラCDはポリドールよりリリースされている。が、廃盤かも知れない。
『砂の器』はレンタルでもDVDでも観られますので、是非一度チェックしてみて下さい。



KEN's BOOK Review 漫画、小説、雑誌など「誰かに教えたい!」と思う、"本"を毎号、紹介していきます。


#9
『花男(全3巻)』

著者:松本 大洋
版元:小学館
発行:1992/5〜1992/10
価格:各509 円

 偏差値教育に骨の髄まで漬かったハードボイルドな小学生、花田茂雄。常に勉強のことしか頭にない彼の姿を見て、茂雄の母は夏休みを長らく別居していた父親のもとで過ごすようにといいつける。茂雄の父、花男は30にもなろうというのに「プロ野球選手になる」という夢を追いかけつづけ、仕事もしない男。しかしその天真爛漫なキャラクターと野球の実力で地元では絶大な人気を獲得していて食うには困らない。最初は非現実的なことばかりいう花男になじめなかった茂雄だが、しだいに親子の絆を取り戻していく…。
松本大洋の作品の中では一番好き。父親である花男のヒーローぶりと、息子茂雄のハードボイルさの取り合わせが男心をくすぐるのだろうか。ぜひ一読を勧めたい。