「俺は、人の2倍の速度で生きてるんだ。だから今の成功がある」 仕事に女に、いつもテッペンを目指して生きている男・金子。だから当然敵も多い。そんな金子を、ある日、一人の男が訪ねて来た。金子と高校の同級生だと名乗るその男は、一枚の写真を金子に手渡した。高校時代の集合記念写真だ。しかし、金子は男が誰であるか思い出せない。新手の詐欺商法と疑い席を立とうとした金子に男が言った。「ほら、この縁取りされてるのが私です。あなた、私が誰だか教えてください」金子はまだ気付いていなかった。この写真が自分の運命を変えてしまうことになるとは…。 |
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