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#17 REPORT:04.04.26/「斎藤ネコ・ストリングス・カルテット」 /SP映像 CD : 「『SKY』/TAKERU」/スペシャルメッセージ映像 REPORT : 04.04.30〜5.7/「Dr.StrangeLove」ライブツアー& DSL最新メッセージ映像 LIVE : 04.05.30/「BIG FAKERS / 鈴木雄大」 (東京/Blues Alley Japan) 連載 TERA'S SOUNDTRACK REVIEW |
music
momentに関連したミュージシャン、バンド等を紹介します。
#17
森英治
今年20周年を迎える「ピカソ」のキーボード担当、森英治さんの、過去から現在までを辿ったインタビューです。
magazine
momentが注目したカルチャーやイベント情報、コラム等掲載のNEWS MAGAZINEです。
#17 contents Report:04.04.26/「斎藤ネコ・ストリングス・カルテット」 Report:(東京/吉祥寺マンダラ2)/SP映像 CD:「『SKY』/TAKERU」/スペシャルメッセージ映像 Report:04.04.30〜5.7/「Dr.StrangeLove」ライブツアー& Report:DSL最新メッセージ映像 Live:04.05.30/「BIG FAKERS / 鈴木雄大」 (東京/Blues Alley Japan) 連載:TERA'S SOUNDTRACK REVIEW |
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04.04.26/「斎藤ネコ・ストリングス・カルテット」(東京/吉祥寺マンダラ2)/SP映像 |
4月26日(月) 東京は「吉祥寺マンダラ2」にて行われた、ファン続出中の「ネコかる」ライブの様子を今回、特別に公開! 当日は、エルトン永田さん、イエノミーカルテットなどのゲストが登場。大変賑やかなライブとなりました。 そのライブの中から「ネコかる」による恒例の『ネコと一緒に』と、ゲストで登場した 「イエノミーカルテット」の演奏をお届けします。 インフォメーション: 斎藤ネコ/オフィシャルHP(http://www2s.biglobe.ne.jp/~neko22/) |
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『SKY』/TAKERU/スペシャルメッセージ映像 |
路上ライブを中心に活動中のシンガソングライター、TAKERU。現在ファーストアルバム『SKY』を発売中の彼が、今月の5/16に、四谷天窓にてライブを行います。そんなTAKERUからの最新メッセージをお届けします。 |
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SKY YASR-0402 |
1.タンジュンサ 2.END 3.旋律 4.夢のかけら 5.デタラメ 6.幻想 7.晴れの日 8.SKY ¥2,000(税込み) |
4/30〜5/7『Dr.StrangeLove』& DSL最新メッセージ映像 |
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04.05.30/『BIG FAKERS / 鈴木雄大』 (東京/Blues Alley Japan) |
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鈴木雄大企画イベント「BIG FAKERS」 何が無くとも、面白い。お時間ある方は是非! 出演:鈴木雄大、村瀬由衣、里村美和、加藤実、松本雄二 ゲスト:安部恭弘、浜田美樹 日時/場所: 5月30日(日) 東京/Blues Alley Japan/03-5496-4381 インフォメーション: 鈴木雄大オフィシャルHP(http://www.yudaisuzuki.com/) |
連載 | from TERA and AYU |
TERA's Soundtrack Review このコーナーでは毎月1枚、映画のサントラを作品と共に紹介します。 |
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#17 『HEAVEN'S GATE/邦題:天国の門』 音楽:デビッド・マンスフィールド(DAVID MANSFIELD) 1981年/米/マイケル・チミノ監督・脚本作品。2時間29分。 クリス・クリストファーソン主演。クリストファー・ウォーケン、 ジョン・ハート、サム・ウォーターストーン、ジョセフ・コットン、 ジェフ・ブリッジズ、ジョフリー・ルイス他。ビルモス・ジグモンド撮影監督。 |
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その前作の「ディアハンター」にて、世界の映画賞を独占した巨匠マイケル・チミノが、80億円をかけて製作した超大作である。公開時、アメリカ映画界に賛否両論を巻き起こし、問題作として公開された。しかしその賛否の悪評については、一部のマスコミの根拠のない「仕掛け」であり、作品そのものは「真の映像叙事詩」であり、チミノ監督の最高傑作でもある。根拠のない「仕掛け」が起こった原因のひとつには、チミノ監督の映画第3作目で映画史上空前の予算であった事。クリント・イーストウッド主演の「サンダーボルト」でデビュー、続く2作目の「ディアハンター」で賞を総なめにし、本作で80億円以上もの予算を使い切った事と、更にはアメリカ最大の恥部を、2作続けて暴いた事にある。 「ディアハンター」では、ベトナム戦争を取り上げたチミノ監督が、次に着手したのが「ジョンソン郡戦争」だった。かつて南北戦争ののち、多くの東欧移民が「自由の国」アメリカにやってきた。しかし「自由の国」など名ばかりで、先住民による圧政の場と化したワイオミング州のジョンソン郡では、125名に及ぶ移民達に、なんと死刑執行命令がくだされたのである。つまり「粛清」である。1891年に実際にあった何とも痛ましい「アメリカの汚点」を題材にした映画である。タイトルの「天国の門」とは、その東欧移民の唯一、憩いの場所とされたスケート場の名称。劇中、死刑執行を読み上げる場もこのスケートリンク。その後、粛清を進める家畜業者協会が雇った傭兵達が近づく中、そこで移民達は団結し立ち上がり移民軍として、戦いに望んでゆく。といったストーリーになっている。 音楽を担当したのは、デビッド・マンスフィールド。ボブ・ディランのバックを5年ほど務め、この映画では、Tボーン・バネットやジェリー・マクギーなどと共に、劇中でバンドの一員として、ちょこっと出演している。もともとこの映画、ジョンウイリアムスが音楽担当する事になっていたが、忙しく降りた。その時に東欧の音楽のアレンジをしていたマンスフィールドの音源が、チミノの耳に入る事となる。そんな流れで担当を任される事に。ガットギターとマンドチェロを使用した音楽は、観るものを「移民の哀愁劇」の中に引きづり込んでゆく。その後、マンスフィールドは、チミノ映画の常連となり、「イヤーズ・オブ・ザ・ドラゴン」「シシリアン」「逃亡者」などを手がけている。 この映画、語り尽くせない程、深い部分で芸術作品なのであるが、中でも撮影監督のビルモス・ジグモンドは、ハンガリー出身のカメラマン。1956年のハンガリー動乱の記録をした後、親友でもある、名カメラマンのラズロ・コバックスと共にアメリカに。70年代名作「脱出」「スケアクロウ」「ロンググッドバイ」を経て、「未知との遭遇」にてアカデミー賞に。チミノ監督とのコラボレーションは、前作の「ディアハンター」と、チミノ監督が脚本を担当した「ローズ」。アメリカ映画屈指の名カメラマンである。 このサントラCDは、ビデオアーツミュージックから近年、再発した。 DVDがリリース中、今すぐに観る事が可能な映画である。 |