特集3:Talk
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インタビュー/by Shino-jun@moment
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篠原(以下S):この作品をつくったきっかけは?
渡辺(以下W):もともとCG系の映像専門学校に行っていて、この作品はその学校の仲間とつくったんですけど、そうですねえ、つくったきっかけっていうのは、せっかく人がいるんだから何か作ろうっていう話からですね。
S:製作期間はどの位?
W:構想、考え、えーなんだろ、そのCGの制作作業をする前の企画段階を入れて完成まで約半年くらいですね。
S:ストーリーとかって?
W:もともとこれは監督が、酒居っていう監督がいるんですけど彼の原案で、シリアスな映像にシュールな笑いを入れていこうっていうのがひとつのコンセプトとしてあって。映像は真面目なんだけど言ってることはおかしいっていう。で、マスク。普通に、この世の中の人たちがみんなマスクをしていたら変じゃないかって。街を歩いているネコとかもみんなマスクしてたら面白いんじゃないかって話になって、で、それをどうしたらストーリーになるかって考えていきました。
S:完成してどうですか? 感想とか。
W:まあがんばったと思いますね(笑)えっと学校の方針で3チーム、3つ作品をつくるチームがつくられて、ほかのチームは20人とか10数人でやるんですけど、僕らはほぼ3人でやってましたからね(笑)。途中からだんだんとみんな手伝ってくれて5,6人になったんですけど。そういった中で僕も慣れないCG作業をがんばってやったと思います。ストーリーの方もまとまったと思います、だいぶ。
S:学校の卒業制作としてつくったものになるんですか?
W:卒業制作っていうか、最後にこうせっかく人数がいるんだったらなにか長編をつくってみようってことで、だから卒業制作とか意識せずやりましたね。
(次に渡辺潤という"new generation"について質問しました)
S:学校を卒業し、学生という生活が終わってどうですか?
W:そうですね、ようやく社会に出ましたね。(今年から某CG制作会社に就職)
S:仕事はどうですか?
W:まだ最初なんであれですけど、これからね。自分の作品をつくっていきたいですね。愛のあるね。(笑)やっぱ見た人が見終わったあと、なんか温かくなるのをつくりたいですね。気付かないんだけどね、見た人は。(笑)
S:ところでmomentにはいつ頃から?
W:jam session #1の頃から、1年弱くらいですね。
S:どうでしたか?これまで。
W:来た頃はまだDVDをつくったりはしてなくて、最初のころはライブの撮影をしたり、web用の映像の編集なんかで参加してました。で、途中でDVDを作ろうってことになって、鳥居君と僕でいままでやったことのないDVDのオーサリングを始めて。
S:なるほど。momentでの活動は何か新しいことをやりだすっていう...
W:そうだね。ここでは、興味はあるけど自分ではやってないことを始める...撮影だったり、DVD制作だったり。いろいろ楽しくやらせてもらってます。映像業界の若者とかはどんどんmomentに来るべきだと。(笑)
S:まあそうだね、映像だけじゃなく新しいことがどんどん始まっていってるしね。いろんな人が来てくれるとうれしいね。
W:そうですね。
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