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#19 REPORT:04.06.15/「吉沢梅乃」(東京/渋谷公園通りクラシックス)/ライブ映像 REPORT:04.06.21/「CAJUN MOON BAND」(東京/南青山マンダラ)/ EVENT:04.07.17-18/「SIFTRAIT」(東京/INCFIELD) LIVE: 04.07.19/「ブレッド&バター」(神奈川/江ノ島虎丸座) CLIP:「fishing with john」/「読みかけの夏」PV 連載 TERA'S SOUNDTRACK REVIEW |
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#19
TORII (横内タケ/ 岡沢茂/ 矢壁アツノブ/ 西本明)
ギター、ボーカルの横内タケ、ベースの岡沢茂、ドラムの矢壁アツノブ、そして、キーボードの西本明の4人で結成した、ロックバンド「TORII」。
TORII (横内タケ/岡沢茂/矢壁アツノブ/西本明)
ギター、ボーカルの横内タケ、ベースの岡沢茂、ドラムの矢壁アツノブ、そして、キーボードの西本明の4人で結成した、ロックバンド「TORII」。
今回は「TORII」のインタビューです。
(2004年6月10日/世田谷momentにて/インタビュアー:TERA@moment)
TORII (矢壁アツノブ/横内タケ/西本明/岡沢茂) |
少しずつ大きいところへ進出していくには、演奏もまとまらないといけないし、それなりの今のままでいくというのは、またつまらないし、とにかくステップアップ、どんどん後退しない、留まらないっていう、停滞はやっぱり退くという事で、少しずつ前へ行って、っていう感じですよね。 <「TORII」横内タケ(vo&g)・インタビュー> TERA(以下:T):「TORII」の、バンド結成のいきさつについて教えてください。 横内:自分でやっているバンドが前にありまして、それの活動がちょっとうまく出来なくなってきたのもあったりして、別の曲も用意してあったりして、それで岡沢君誘って始めて、周りの西本君にも頼んで、徐々に始まったっていう形なんですけど、2月生まれのミュージシャンばっかり集めてやってる会があって、それのうまく中に入れながら、徐々に始まったような感じなんですけど。それで、今の形のこのメンバーに落ちついてやってます。 T:今、何年目ですか? 横内:1年ぐらいかな。月に多くても2本ぐらいだから、ペースとしては、ライブは10回、11回、そんなもんだね。 T:関内がベースになっているんですか。 横内:関内は、あそこの店は割と前にやっていた「トランスフォト」というバンドがお世話になっていて、割とよく出てる方だと思います。 T:楽曲は? 横内:曲は一応、今のところオリジナルを出してて、僕の曲は今のところ7割方を占めてるかもしれないけど、西本明も曲出してくれてるし、これから岡沢君も書いてくれるっていうし、僕以外の曲も取り入れてやっていきたいなと思います。その方がバンドとしてのバリエーションも増えるし、全く違う感じの曲もやっていて楽しいし。何よりも自分の曲をやっているという方が、いいじゃないですか。 T:CDという形には? 横内:だから、CDにはぜひしたいんですけど、やっぱり売る事も考えとかなきゃいけないらしいし。だから、一応前向きには検討しているところです。 T:タケさんにとってギターの存在について。 横内:多分、もう16歳、17歳ぐらいから、ほとんど毎日の勢いでずっとやってることだから、多分自分の一部になってるような気がするのね。だから、もちろん弾かない日もあったりするけど、向上心も含めて、興味も含めて、切磋琢磨していこうかなと思ってる。やっぱり自分の一部だと思いますね。いろいろな意味でのストレス解消にもなってるだろうし、いい意味で僕の気持ちも表現してくれるだろうし、多分、今さら離れられないんじゃないかなと思う。 T:これから「TORII」を含めて音楽活動でやりたい事を教えてください。 横内:まずCDを製作して、とりあえず関西あたりにまず1回行ってきたいと。出来たら思ってますね。やっぱり旅が楽しいから。それで、CDを売っていこうと。出来る範囲の事をしていこうかなと、そんなところですね。 <「TORII」矢壁アツノブ(d)・インタビュー> 矢壁:ドラム担当の矢壁アツノブです。よろしくです。 T:「TORII」に参加したいきさつを教えてください。 矢壁:タケさんが前やってたバンドをお手伝いさせていただいて、それが終わってとりあえず「何しようか」みたいな事で、新しいバンドをやるので、「引き続き手伝わない?」みたいな形で、その時にベースが岡沢さんで、キーボードは西本さんにしたいんだという事で、「ぜひこちらからお願いします」という事になりましたね。 T:さまざまな活動をしていられると思うんですけど、矢壁さんにとってTORIIの存在というのはどんな感じなんですか。 矢壁:そうですね。すごい。タケさんより世代が下になるかもしれないんですけど、楽器を始めた頃にカッコいいなみたいな、聴いて感じたものが実際に余りやった事なかったんで、洋楽っぽいロックというんですかね、そういう感じが出来てすごい嬉しいと思ってます。 T:これから「TORII」でやりたい事か、何か目標みたいなものは? 矢壁:そうですね。やっぱりライブとアルバム製作ということですかね。その2本の柱がうまく行けばいいなと思ってます。 T:矢壁にとって、ドラムスとは? 矢壁:ドラムス。うーん、ずっとやってるんで、生活の一部みたいな感じにはなってますね。やっぱり楽器というか、何でもそうでしょうけど、なかなか「これでいい」という事がないんで、そういった意味でも楽しいですけどね。 T:TORIIを含めて、将来の展望は? 矢壁:TORIIのライブはコンスタントに出来てると思うんで、そろそろ1年たつし、そういうアルバムというか、録音して形にしたいなと思ってますので、よろしくお願いします。 <「TORII」岡沢茂(b)・インタビュー> 岡沢:ベースの岡沢茂です。 T:TORII結成時のエピソードは? 岡沢:FEBでタケさんと知り合って、それで少しずつタケさんの家に遊びに行くようになって、知らないうちにタケさんの曲を、FEBでもやってたし、うちでやるじゃないですか。ベース弾いて、曲をだんだんね、こうしていくようになって、こう「だーっ」と、遊びに行くうちに「じゃあバンドやるか」って、俺もバンドやってなかったんで、「やりたいやりたい」って言ってたのもあるんですけど、「じゃあ、バンドやろう」みたいな。でも、言ってた後にも随分、半年、1年ぐらいですかね、何か、うだうだと。僕が結構、動かないものですから、腰が重たいというか、なかなかね、それで。 T:TORIIというバンド名について何か思うことはありますか。 岡沢:TORIIじゃなかったんですよね。あれ? 岡沢:何種類かあって、でも「T」にこだわってるのかな、タケさんがね。 横内:「ら行」にこだわってたんだよ。 岡沢:ラジオ? 横内:ら行。らりるれろが入ってる。 岡沢:らりるれろ。じゃあ、何でもよかったんだ。いやいや。 横内:極端な話、何でもいいんだけどね。 岡沢:でも一応それになって「いいんじゃないか」みたいな。「ま、いっか」って感じ多いですね。ジャマイカ人が非常に多いんで、ジャマイカっていうのが多いですよね(笑)。あんまり考えたくないって、そういうときに駄目なんですよね。随分後になって、だから僕も今になって、何で「TORII」なんだろう?って、1人で思い始めて、今ごろ言ってもだれも相手にしてくれないから、何言ってんだよみたいな。あれって感じですかね。 T:今のいろんな音楽活動の中で、TORIIというのはどういう存在ですか? 岡沢:やっぱりやりたかったバンドですか、っていう感じですね。上手くはないんだけど、たまたまレコーディングとかそういう仕事が多かったものだから、バンドみたいにライブハウスでやったりとかってなかったんで、最初のうち、若い頃は、二十歳ぐらいの時はやってたんですけど、それからプツっとそういう仕事ばっかりになっちゃって、何だか。それで、もう、今、今度そればっかりにというわけではないんだけど、もっと進んでいけばね、これがいいかなと思うんです。 T:岡沢さんにとって今、ベースとは? 岡沢:岡沢っていうともう1人いるんですよ、ベーシストが。岡沢っていうとベースで、僕の親戚。イソザキベースって、非常に有名なアコースティックベースをつくってた人が親戚にいたりして、知ってたんですね、小さい頃から。遊びに行くとウッドベースを作ってて。それが急にがんで亡くなっちゃって、息子もたまたまベースで、兄貴がベースで。岡沢っていうとベースとB型っていう感じですね。勝手に思ってるだけなんですけど、すいません。 T:これからの活動について。 岡沢:みんな必死みたいなんで、やっぱりCDをしっかり作りたいというのと、もっと都内のライブ、少しずつ大きいところへ進出していくには、演奏もまとまらないといけないし、それなりの今のままでいくというのは、またつまらないし、とにかくステップアップ、どんどん後退しない、留まらないっていう、停滞はやっぱり退くという事で、少しずつ前へ行って、っていう感じですよね。 <「TORII」西本明(k)・インタビュー> 西本:西本明です。キーボードを担当しています。 T:TORIIに参加することになったキッカケは? 西本:横内タケさんと、前に佐野元春氏のところで一緒にツアーやってたのがキッカケで、すごくよく知り合うようになって、何ていうんですか、横内さんがこういう自分で自分の曲をやっているバンドがあるっていうのは、前から知ってたんだけれども、いろんな人とやってて、電話かかってきて「ちょっと明、手伝ってくれない?」って言われて、メンバーを聞いて、こんな岡沢さんと仲よかったのかと思ってびっくりして。で、矢壁さんとは前からスタジオのセッションとか良くしてたんで、凄くみんなよく知ってるメンバーなんで。自分の中で、結構タケさんというのは、ハードエッジなイメージがあって、そういう中でちょっと自分の中のロックなスピリットな部分をちょっと出せる場かなと思って参加させてもらっています。 T:ライブはもうどのぐらい。 西本:かれこれ1年ぐらいやって、もうじき1年なんじゃないかと思います。 岡沢:弾き始めたのは何回目だ?弾いてくれないんですよ。 西本:最初はリハを見に行って、、、。 横内:あれ西本って言うと、きのうも弾かなかったよって。リハね。きのうも弾いてねえよって。西本きょう弾いた? いや、ちょこっと弾いたけどね。いや、弾かなかったかな。 西本:最初、志し高かったんだけどね。 横内:来ないんじゃないかと思ったよね。 岡沢:聞いたら、13回目ぐらいからよくなるって、今10回目だよね。 横内:でも言ってたとおりだったら。 岡沢:確かに言ったとおりなんだよな。 西本 ちょっとしばらく待ってくださいっていう感じで。 横内:いやいや、おれたちも1年はかかるかなっていう。 西本:まあ、まさにそういう。 横内:思ってたんだから、当たりだよね。 T:西本さんにとって、TORIIの存在はどういう存在なんですか? 西本:今、言ったように、自分の中のロックのスピリットの部分を出せるもの、ハードな部分を出せる場所かな。楽曲的にもすごくやりがいがあって。難しいんですよ、正直言って。すごく難しい曲なんで。 横内:西本さんのも難しいですよ。 岡沢:迷走系ですよね。迷える。 西本:ちゃんと弾けると達成感があるっていう、そういう曲なんで、その辺がこれだけ回数やっても、まだ全然いろんな解釈というか、やれる場所がすごくいっぱいあるので、そういう意味では、何て言うんですかね、ファイトがわくというか、すごくやりがいのある場所ですね。 T:今後TORIIでやってみたいこととか、目指すものとか。 西本:ライブを大きい場所でやりたいですね。できればいろんな強者たちに混ざって、自分たちの力量というか、どういう感じなのか、いろいろ自分で知ってみたいし。いろんなライブをやってみたいですね。 T:西本さんにとって、今、キーボードとは? 西本:キーボードは、しようがないっていう感じで。自分でしかないというか、これを「やるしかない」という事なので、キーボードは頑張って。今、四十幾つになって、それでもまだやるべき事はいっぱいあって、楽しいですよ、すごく。まだまだ自分にやりたい事がいっぱいあって、やりたくて出来ない事もいっぱいあって、そういう存在ですね。 T:どうもありがとうございました。 -end- 「TORII」の詳しいインフォメーションは、 横内タケ・オフィシャルHP(http://www005.upp.so-net.ne.jp/TakeWebSite/)まで。 |
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