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#27 CLIP:'Oxfam Japan' SONG LINE vol.2「Takamasa Segi/"森の子守唄"」 REPORT:05.02.20/「石黒ケイ」(神奈川/茅ヶ崎HUSKY'S GALLERY) Event:05.03.8-20/「Drucksache-new standard posters-/yorke.」(東京/SPACE FORCE) 連載コラム:TERA'S SOUNDTRACK REVIEW 「#26/THE GREAT ESCAPE」 連載小説:「タマユラの宵・第二話」/蒼泉 光 |
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momentに関連したミュージシャン、バンド等を紹介します。
#27
「moment jam session #4/Control Arms」
先日、3/20に開催された「moment jam session#4
/Control Arms」の、レポートをお届けいたします。
magazine
momentが注目したカルチャーやイベント情報、コラム等掲載のNEWS MAGAZINEです。
#27 contents CLIP:'Oxfam Japan' SONG LINE vol.2「Takamasa Segi/"森の子守唄"」 REPORT:05.02.20/「石黒ケイ」(神奈川/茅ヶ崎HUSKY'S GALLERY) 連載コラム:TERA'S SOUNDTRACK REVIEW 「#27/ SLEEPLESS IN SEATTLE」 連載小説:「タマユラの宵・第二話」/蒼泉 光 |
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'Oxfam Japan' SONG LINE vol.2「Takamasa Segi/"森の子守唄"」 |
国際NGO団体オックスファム・ジャパンが、 毎月1曲、メッセージソングを取り上げ、配信する「SONG LINE」。 第二弾、「SONG LINE vol.2」は、瀬木貴将の「森の子守唄」。 その映像クリップを、いち早く、特別配信致します! 詳しい楽曲についてのインフォメーション、及び「SONG LINE」については、 Oxfam Japan HP(http://www.oxfam.jp/)まで。 |
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05.02.20/「石黒ケイ」(神奈川/茅ヶ崎HUSKY'S GALLERY) |
16年前、突然芸能界から姿を消し、ひっそりと生きてきた石黒ケイが昨年未発表ライブを収録したCD「ライブセレクション」を挨拶代わりに、歌の世界に戻ってきた。約半年にもわたるレコーディングを終え、今年の一月に新録アルバム「パンドラの匣」を発表した。 |
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そしてレコ発ライブが2月20日にふるさと茅ヶ崎のハスキーズギャラリーで行なわれた。 バックをつとめるメンバーは若いが名うてのジャズミュージシャン達。 早々とソールドアウトとなった会場は立錐の余地もないほどの満席。 石黒ケイの歌手生活第二部のスタートだ。 まずは、ジャズポップスの名曲「Mr.トロンボーン」。ケイが向井滋春さんへの片思いを歌った歌だ。歌い出しはかなり緊張しているようで、その緊張感が会場に伝わっていく。 続く「憎いあんちくしょうのブルース」。名盤「アドリブ」ではイントロのメロディはトゥーツ・シールマンスがとっていたが、ここでは若いギタリスト寺屋ナオくんがメロディを取る。 セカンドアルバム収録の「バイオレット・ナイト」を改作した「Dangerous Game」、後期のアルバ「Bolero」収録の「イレーヌの場合」は元々80年代風の打ち込みアレンジだったが、ここではジャジーでスペイシーなアレンジで聴かせる。ここまでは、まだ緊張気味だったが、映画「魔の刻」のイメージソング「エルチョクロ」あたりから、緊張も少しずつ解けていった。 「ヨコハマベイブルース」では、寺屋ナオくんのギターが炸裂! ブルージーでエモーショナルなアドリブを決め会場を沸かせた。 ケイ自身が芸能界を辞め、目標を失った時期に心にしみた歌ですと紹介して始まった「船頭小唄」。私のステージって暗いですね、と会場を笑わせる。 |
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1stセットのラストは新曲「夜明けのララバイ」。アルバムではピアノアレンジだったが、ここではバンドアレンジで聴かせる。エンディングでは拍手が鳴りやまない。会場を見回すと、意外にも女性の観客が多い。 短い休憩の後、「ケイの子守唄」で2ndセットが始まる。菩薩のように生きるのは難しい、とこれは翌週のライブで言ったことだったっけ。心をさらけ出すような、血を吐くようなエモーショナルな歌だ。 「潮騒」は3rdアルバム収録のナンバー。ボサノバアレンジで聴かせる。アルバムではギターが取っていたソロは中村力哉君の粋なピアノソロに変わった。 アルバムのタイトルナンバー「パンドラの匣」ではカラオケのせいか、3番の歌い出しのタイミングがつかめず、ちょっと失敗。 「ウィスキーララバイ」はこれぞジャズ歌謡ポップスという、粋でスインギーなナンバー。こういう曲を歌っているときのケイは特に素晴らしいと思う。ピアノバーでグラスを傾ける男と女の情景が浮かんでくる。 ガーシュインの「I loves you , Porgy」これも石黒ケイだけの世界に塗りつくされている。 「朝日楼」では、ミュージシャン達とキーだけを決め、打ち合わせなしで、アカペラで歌い始める。うらぶれたニューオリンズの娼婦宿で、自分の人生を嘆く娼婦に本当に見えたのは錯覚だったろうか。ミュージシャン達もフリーで切り込んでくる。 「今朝の気分」ではシャッフルビートに乗せて、色っぽいスキャットを聴かせる。会場のボルテージも最高潮に達したところで、おまちかねの「ヨコハマホンキートンクブルース」、これはある意味アーバンな雰囲気を持っていないと、この曲の「粋」さを表現できない。 アンコールでは美空ひばりの「車屋さん」。会場は手拍子に包まれる。中間の都々逸の部分もケイの持ち味の一つ。これも粋に歌えるのがケイの凄さだ。 ケイの曲の中では一番知られている五木寛之作詞の「ひとり暮らしのワルツ」。寺屋ナオくんのガットギター一本でしっとり聴かせて、ステージは終了した。 音程が外れようが、声が出なかろうが、今伝えたい事を歌う。ケイ自身が意識しているいないに関わらず、それはまさしく、「ロック」しているという事だ。ケイ自身は勿論ロック・シンガーではないが、心根の部分に魂がやどっている、そんな事を感じさせるライブだった。(Text by Kazuhiro Kohinata) <石黒ケイ・今後のスケジュール> 日時:4/18(月) 場所:銀座シグナス 時間:開演7時30分 チケットはオフィシャルサイト(http://www.dc-forte.co.jp/kei/top.htm)にて。 |
連載 | from TERA |
TERA's Soundtrack Review このコーナーでは毎月1枚、映画のサントラを作品と共に紹介します。 |
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#27 『めぐり逢えたら/邦題:SLEEPLESS IN SEATTLE』 音音楽:マーク・シャイマン/ Marc Shaiman 1993年/米/ノーラ・エフロン監督作品。1時間45分。 トム・ハンクス、メグ・ライアン主演。 ビル・プルマン、ロージー・オドネル、リタ・ウィルソン共演。 1957年製作、ケイリー・グランド主演の「めぐり逢い」をヒントにして、 製作されたトム・ハンクスとメグ・ライアン主演による恋愛ストーリー。 監督のノーラ・エフロンは、あのウォーターゲート事件の記者、 カール・バーンスタインの元夫人で、「ニューヨークタイムズ」誌や、 「ポスト」誌等のライター出身。映画「シルクウッド」で脚本家デビュー。 |
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道が逸れてしまいますが、そのマイク・ニコルズ監督の「シルクウッド」、 核工場に勤める女性がその危険性を訴えている最中に事故死する実話で、 その脚本もかなりドラマティックに書かれていて素晴らしいものでした。 サントラは、監督自らプロデュース・セレクトされた曲が多く収録されています。 M-1では、名作「カサブランカ」の主題曲として有名な「AS TIME GOES BY」。 M-2は、ルイ・アームストロング、M-3のナットキングコール「STARDUST」。 というように、往年の名作映画に登場した永遠に残る名曲を並べています。 確かに音楽以外、映画の隅々にも流行や「その時」を感じるものは存在せず、 主人公の2人の趣味も、このサントラに出てくるスタンダードな名曲を好んでいる設定。 映画の中にもう一つの映画が存在して、1つ1つがきちんとリスペクトされていて、 スタンダードを丁寧に扱うノーラ・エフロン監督の姿勢が好ましく感じられます。 最後のM-12は、デビッド・フォスターの手による「WHEN I FALL IN LOVE」。 セリーヌディオンとクライヴグリフィンのボーカルによるものです。 個人的には、M-5の「IN THE WEE SMALL HOURS OF THE MORNING」がお勧めです。 シナトラバージョンもいいですが、サントラでのカーリー・サイモンも必聴です。 このCDは廃盤かもしれませんが、中古では手に入りやすいと思います。 DVDは、レンタルもセルも店に並んでいます。お時間ある時に是非! |
連載 | from 蒼泉 光 |
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