magazine

momentが注目したカルチャーやイベント情報、コラム等掲載のNEWS MAGAZINEです。

#31 contents

LIVE:05.09.19/「moment jam session#5」 クラブチッタ川崎
CLIP:「鈴木雄大/『HEART MUSIUM』 メッセージ&弾き語り」

連載コラム:TERA'S SOUNDTRACK REVIEW 「#31/ウーマン・イン・レッド」
散文詩:「#02/薄荷色の夢」 KanaT



 05.09.19/「moment jam session#5」 クラブチッタ川崎

今年の初秋、9月19日(月・祝)に、momentの音楽イベントの第5回目、
「moment jam session #5」を、神奈川県川崎市にある「クラブチッタ川崎」で開催いたします。

現在までに決定のアーティスト及び、ミュージシャンの方々は、
杉 真理、PICASSO(辻畑鉄也/東 純二/森 英治)、THE 4/9(佐田玲子/沢田聖子)、
TORII(横内タケ/西本 明)、古田たかし、小野田清文、里村美和、
ありましの、河野道生、他の皆様です! また、ライブペインティングは、yorke.が登場!
8月に、更に新しい情報をお知らせ致しますので、もうしばらくお待ち下さい。

また今回、Blog等でお伝えしています通り、前回同様、オックスファム・ジャパンとの連携活動も含め、
momentは、「ほっとけない 世界のまずしさ」キャンペーンに、1賛同団体として参加しています。
このイベントのチケット料金の中に、貧困撲滅を求める意思の印である「ホワイト・バンド」代が、
含まれていまして、ご入場の際に、入り口にて配布いたしますので、それを自由に身につけて、
イベントにご参加下さい。楽しんで参加していただけると、大変嬉しく思います。

「ほっとけない 世界のまずしさ」についての詳細は、HP(http://hottokenai.jp/)まで
「クラブチッタ川崎」は、オフィシャルHP(http://clubcitta.co.jp/)まで



 「鈴木雄大/『HEART MUSIUM』メッセージ&弾き語り」


先日、目黒のライブハウスにて、CDリリース記念ライブを行ったばかりの
鈴木雄大。
そのリリースされた初のベストアルバム『HEART MUSIUM』について、
その雄大さんより、リリースメッセージと、収録曲2曲の弾き語り映像を
いただきました。
お時間ある時に、是非チェックして下さい!


鈴木雄大さんの詳しいインフォメーションに関しましては、
オフィシャルHP(http://www.yudaisuzuki.com/)まで。

Movie



ムービーを見る
| Mac | Win |

(BB環境のある場所にて、お楽しみ下さい)



連載  from TERA

TERA's Soundtrack Review このコーナーでは毎月1枚、映画のサントラを作品と共に紹介します。

#31
『ウーマン・イン・レッド』

音楽:STEVIE WONDER(スティービー・ワンダー)
1984年/米/ジーン・ワイルダー監督作品。1時間27分。
ジャン・ルー・ジャパディ&ジーン・ワイルダー脚本。
ジーン・ワイルダー、チャールズ・グローディン共演。

「俺たちに明日はない」のちょい役でデビューしたジーンワイルダーが、
「ヤングフランケンシュタイン」「ブレージングサドル」
「大陸横断超特急」などのコメディ大作を経て、
1980年、日本では不発だったが、R・プライヤーとの
「スタークレイジー」で、大スターの位置を確立して、
イブ・ロベール作品でジャン・ルー・ジャパディが書いた
ストーリーを自ら脚色して、監督した映画が本作。

音楽は、スティービー・ワンダー。
一部、ディオンヌ・ワーウィックが歌う楽曲もありますが、
スティービーのアルバムとも言える作品になっています。



M-1タイトル曲「THE WOMAN IN RED」は、オープニングの回想シーン頭で、登場する軽快なPOP。
M-2「IT'S YOU」は、ディオンヌ・ワーウィックとのデュエットのラブソング。間奏のハーモニカが印象的。
M-3「IT'S MORE THAN YOU」は、アルバム唯一のインストルメンタル曲。
M-4主題歌の「I JUST CALLED TO SAY I LOVE YOU」は、特に映画の中で重要な意味を持つが、
この曲は、実はそもそも、有名な話でもあるが、「ブレッド&バター」の2人に贈られた楽曲でもあった。
彼らは、たまにその友情関係の話をライブMCで話しながら楽曲を披露している。
この楽曲でオスカーを獲得している。全8曲で、スティービー節炸裂の名盤のサントラになっている。

ストーリーは、何とも不思議な展開が用意されている日常的ハートフルコメディ。
77年のイブ・ロベール作品と見比べるのも良いが、下世話な米コメディを楽しんで欲しい。
脇を固める役者の中で、チャールズ・グローディンに注目。
もしも気に入った人は、「天国から来たチャンピオン」や「ミッドナイトラン」等をチェック!

深夜、何もする事がない時に、ちら観していただきたい傑作。
DVDは、未リリース。ビデオはレンタルに並んでいます。

連載  散文詩: #02/「薄荷色の夢」 KanaT





「薄荷色の夢」by KanaT

  日溜まりは
  膨らみながら
  長い炎天下の
  坂道に踊り
  向日葵は
  薄荷色の空に
  残暑の欠片を
  散りばめる
   
  
  ビー玉に
  映った縁側には
  遥か遠く
  聴いた数え唄を
  一粒、
  集めてみよう
  
  
  日照る飴玉に
  揺らいだ
  あの子を
  辿れば
  忘れた時間を
  バケツの底に
  しまい込んでいる

  或の日
  途切れた
  土の匂いは
  向日葵の
  花弁と混じり
  線香花火の
  色彩を
  捜している