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momentが注目したカルチャーやイベント情報、コラム等掲載のNEWS MAGAZINEです。

#35 contents

CLIP:「月刊ピカソ/vol.7」 東 純二×森 英治インタビュー
REPORT:05.10.26「根岸まつり」 (東京・下北沢440)
LIVE:05.11.22「ありましの ワンマン」(鹿児島・CAPARVO HALL)
LIVE:05.12.09「TORIIライブ」(中野・弁天)

連載コラム:TERA'S SOUNDTRACK REVIEW #35/ゴッドファーザーPART2
散文詩:「#06/少女は一人、草原で」 KanaT



 「月刊ピカソ/vol.7」 東 純二×森 英治インタビュー


『月刊ピカソ』の第7回目。
今回は、東 純二×森 英治インタビューを、お届け致します。
ニューアルバムの楽曲を中心に、新しい情報がたっぷりの10分です。
あとは、何が飛び出すかは、観てのお楽しみです!

PICASSOの更に詳しいインフォメーションに関しましては、
PICASSOオフィシャルHP(http://www.pro-picasso.com/)まで。




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(BB環境のある場所にて、お楽しみ下さい)



 05.10.26「根岸まつり」 (東京・下北沢440)


先日、10月26日に下北沢440で行なわれた根岸孝旨による、「根岸まつり」。
実は、この日はDr.STRANGELOVEの相棒、長田さんのソロであったが、急遽、
変わりを努める事になったのである。しかし、内容はとても濃い、充実したライブでした。
斎藤有太, 榎本くるみ, つじあやの等の素敵な演奏の後、登場した、
新たな根岸ユニットが結成、披露されたのだ!バンド名は「JANK PANK FUNK」。
ギタリスト西川進、プログラマー岸利至とのユニットである。
「JUNK PUNK FUNK」のライブ後のコメントをご覧下さい。




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 05.11.22「ありましの『詩乃会〜ウタノカイ〜』」(鹿児島・CAPARVO HALL)


momentでは、もうお馴染みの、ありましの地元ワンマンライブが決定しました。
このライブの意気込みなどについての映像コメントをいただきました。

タイトル:ありましの「詩乃会〜ウタノカイ〜」
日 時:2005年11月22日(火)
日 時:開場18:30 開演19:00
場 所:鹿児島 CAPARVO HALL(キャパルボホール)
住 所:鹿児島県鹿児島市東千石町3-41
住 所:キャパルボ 7F TEL:099-227-0337
出 演:ありましの[Vo,Guitar]
サポート:カワノミチオ[Perc,Cho] /
サポート:有田さとこ(from ロボピッチャー)[Bass]
料 金:前売:\2500円 
料 金:当日:\2800円(1ドリンク付)
料 金:全席自由(イス席)
主 催:南桴舎
後 援:KTS鹿児島テレビ放送

詳しいインフォメーションに関しましては、
オフィシャルHP(http://www.shunon.net/)まで。

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 05.12.09「TORII(トリイ)ライブ」(中野・LIVE CAFE 弁天)


今年、東京・中野に新しくOPENしたライブスポット、「LIVE CAFE 弁天」。
momentでもお馴染みのスペシャルバンド、TORII(トリイ)が登場!
ギター横内タケ、ベース岡沢茂、ドラム矢壁アツノブ、キーボード西本明。
当日は、ゲストも有りで、どんなステージになるのか、とても楽しみ。

日時:2005年12月9日(金)
場所:「LIVE CAFE 弁天」
住所:中野区本町4-39-7 TNビルB1F   TEL 03-5340-8270
料 金:2,000円(ドリンク代別)
問い合わせ:「LIVE CAFE 弁天」HP(http://www.benten55.com/top.htm)

TORIIの詳しいインフォメーションに関しましては、
横内タケ、オフィシャルHP(http://www.pro-picasso.com/)まで。



連載  from TERA

TERA's Soundtrack Review このコーナーでは毎月1枚、映画のサントラを作品と共に紹介します。

#35
『THE GODFATHER PART2/邦題:ゴッドファーザーPART2』

音楽:NINO ROTA(ニーノ・ロータ他)
1974年/米/フランシス・フォード・コッポラ監督・製作・脚本作品。3時間20分。
ゴードン・ウィリス撮影監督。マリオ・プーゾ原作・脚本。
アル・パチーノ主演。ロバート・デュバル、ダイアン・キートン、ロバート・デ・ニーロ共演。


この映画が公開された1974年は充実したプログラムが多かった時期。
「タワーリングインフェルノ」「ドラゴンへの道」「チャイナタウン」等々、
同時に、映画音楽として、後世に残る名曲も多く作られた時期と思う。
「PART2」作品では、珍しく前作を越えた評価を増やした映画としても有名で、
また、シリーズを通しても、誰もが知る有名な映画として、映画史に輝いている。
それは、単にマフィアものというよりは、ファミリーものとして受け入れられた事と、
総合芸術としても、親密で優秀なスタッフとキャストが結びついた結果なのだろう。

キャストの中でも、若かりしドン・コルレオーネを演じたデ・ニーロが素晴らしい。
次男マイケルが父親の築いたものを自分なりに再構築しようとして、
さまざまな困難にぶつかってゆく時に、時代は遡り、その父親の若き姿が蘇る、
といった過去と現在がいくつにも折り重なってゆく構成になっている。

前作「ゴッドファーザー」のテーマ曲は、一度、別映画で使用された楽曲の再使用の為、
アカデミー主題歌賞からは外されてしまった。PART2では、監督の父親でもある、
カーマインコッポラの楽曲も前作より多く使用されている。中でも特に、
若きドンが、祭りの中、ファヌーチ親分を追いかけてゆく時の音楽は印象的だった。
ニーノロータは、当時、70年代は、フェリーニ監督作品とゴッドファーザーシリーズを、
交互に手がけてゆくと言った感じであった。「アマルコルド」や「ローマ」の中に、
このPART2と同じ匂いのメロディが見え隠れしていたりもする。

「ゴッドファーザー」シリーズは、さまざまなBOXセットがDVDでリリースされていて、
来年には、ゲームにもなり、その映像シーンを収録したセット等ももうすぐ発売される。
年末、お正月には、ぴったりのシリーズなので、観ていない方にも是非お勧めしたい。



連載  散文詩:「#06/少女は一人、草原で」 KanaT





「少女は、一人、草原で」     by KanaT

  

 草原は
 鈴を鳴らしながら
 揺らいでいる。
 朝露を一粒
 ブーツ詰め
 少女は
 掠れた時めきの存在を
 未だ 探せずにいる。

 君が抱いた風は
 失った理想を
 虹色に光らせ
 ガラス玉の様に
 髪を飾り
 遥かな明日の
 足跡を残していく。

 
 世界の果ての微睡みに
 少女は一人、目を閉じている。

 
 混沌とした絶望は
 ただ、
 風の囁きに似て
 白濁の時間に
 君の途切れた想いを
 埋めている。

 風の鳴る草原で
 少女は
 今日の終わりを瞼に映し
 煌めいた
 永遠の欠片を聴く。