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#4 contents
Film

花堂純次監督:『夢追いかけて』(4/26〜 銀座シネパトス)
Live
アンリミテッド・ブロードキャスト/Unlimited Broadcast
Web site
「radiofish:DJ佐野元春」http://www.tfm.co.jp/radiofish/
連載:
KEN'S BOOK REVIEW
TERA'S SOUNDTRACK REVIEW
JUNYA'S SELECT GUITARSHOP




 夢 追いかけて〜Touch a Dream〜

 

『夢 追いかけて〜Touch a Dream〜』
2003年/ビスタサイズ/109分/モノラル/カラー
HPhttp://www.groove.jp/movies/yume/


企画 高橋松男事務所
原作  河合純一『夢 追いかけて』『生徒たちの金メダル』
   澤井希代治『夢をつなぐ』 (全ひくまの出版刊)
製作 『夢 追いかけて』製作委員会
   グルーヴコーポレーション/ゼアリズエンタープライズ/
   ひくまの出版/静岡第一テレビ/グルーヴキネマ東京/
   成澤 章/日下部孝一/那須田敏子/庄司佑治/高橋松男
配給 グルーヴコーポレーション/ゼアリズエンタープライズ

 


【花堂純次監督 profile】



1955年鹿児島県生まれ。
77年日本大学芸術学部映画学科在籍中より、映画制作に助監督として参加。
往年の東映、日活のロマンポルノが一般映画よりも活気があった時期を体験する。
84年よりドラマの監督としてスタート、昼メロと呼ばれた帯の昼ドラマ枠「愛の嵐」(CX系)で「嵐が丘」を昭和初期の設定にした文芸調の作風で、高視聴率を得て華々しく監督デビューする。以降TVドラマで活躍、代表作として「ホテルウーマン」「永遠の仔」「別れさせ屋」など。またオリジナルビデオドラマとして『パンドラの箱』『新・湾岸ミッドナイト1・2』も手掛ける。
2001年、若者から高い支持を得ている冬目景原作コミック『羊のうた』で映画監督デビュー。同年の東京国際映画祭コンペティション正式出品作品に選ばれ、監督の得意とする繊細な人間ドラマとして高い評価を得る。『夢 追いかけて』は映画監督作品第2作目になる。

(映画『夢 追いかけて』HP よりhttp://www.groove.jp/movies/yume/


 

予告編

予告編を観る
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Message Movie

花堂監督インタビュー映像を観る
| 公開終了 |

ビデオ・DVDで観られる花堂純次監督作品】


失楽園

1997/(c)日本テレビ VAP


新・湾岸ミッドナイトII S30ZVSゴールドR

1998/ANEC/アネック=グルーヴコーポレーション


永遠の仔

2000/(c)日本テレビ VAP


別れさせ屋

2001/(c)日本テレビ VAP


羊のうた

2002/「羊のうた」製作委員会=グルーヴコーポレーション=ユニオン映画/グルーヴコーポレーション


 

 アンリミテッド・ブロードキャスト/Unlimited Broadcast

好評につき、#3<music>でご紹介した『Unlimited Broadcast』の、
2003年2月2日「渋谷ON AIR NEST」にて行われたライブ未公開映像をお送りします。
NEW ALBUM発売も控えた、彼等の熱いライブをお楽しみ下さい!

詳しい情報 Unlimited Broadcast HP http://unlimi.cside.com


Live Movie


Unlimited Broadcast LIVE
ライブクリップを見る
| 公開終了 |

 

 

Unlimited Broadcast 3rd ALBUM
2003.4.16 RELEASE



『僕らは間違いを超えて 正しさその向こう側へ』
DDCZ-1020/¥1,500(without tax)

1.つま先立ち
2.僕らは間違いを超えて 正しさその向こう側へ
3.0215ブギ
4.Silence Beach
5.ピストル
6.プール
7.ガールフレンド


 

 radiofish:DJ佐野元春

TOKYO-FM(80.0MH)で土曜20:00からON AIR中のラジオ番組「radiofish」のHP。
佐野元春が、DJ、選曲、構成を担当する音楽プログラム「radiofish」。
土曜の夜のひととき、素敵な音楽とDJ佐野元春に耳を傾けてリラックスしていただきたい。
このHPでは、毎週ON AIR後、DJ佐野元春による「放送後記」が聴ける。
エコロジー・オンラインによる「エコロジー・レポート」も注目。radiofish

また現在、最新マキシシングル『TONIGHT』が、佐野元春WEBサイトにて特別リリース中。
(http://www.moto.co.jp/store/store.html
是非一枚、手に入れて聴いて欲しい必聴盤です。

http://www.realtokyo.co.jp/japanese/war01.htm


 

 

連載  from TERA , KEN and JUNYA

TERA's Soundtrack Review このコーナーでは毎月1枚、映画のサントラを作品と共に紹介します。


#4
『1941/邦題:1941』

音楽:ジョン・ウィリアムズ(JOHN WILLIAMS)
1979年・米・スティーブン・スピルバーグ監督作品。ジョン・ミリアス製作・原作。
ロバート・ゼメキス&ボブ・ゲイル&ジョン・ミリアス脚本。
ダン・エイクロイド、ネッド・ビーティ、ジョン・ベルーシ、ウオーレン・オーツ、
三船敏郎、クリストファー・リー、ジョン・キャンディ、ロバート・スタック他共演。

映画のストーリーはともかく、スピルバーグ監督の戦争映画のコメディものである。

オールキャスト映画で、日本軍による真珠湾攻撃直後のアメリカ西海岸を舞台に、繰り広げられる人間ドラマ?である。監督自身の映画パロディも多く使用されている。

登場人物は、すべて、一見普通の人々であるが、皆どこか何か変なのだ。それは戦争時という非常時下に置かれているが為なのだろうか、、。誰一人として、その行動自体が大きく前進する事はない。後退、叉は留まるのみなのだ。軍の基地では、爆撃機から詰まらないミスにより、爆弾が転がり大爆発を起こすとか。

唯一、ジョン・ベルーシ扮する米飛行士ワイルドビルだけが、前へ前へと突進していく。山を越え、谷を越え、最後には、自ら本土攻撃まで行ってしまうのである。それもハリウッドにだ。そう最後には結局「飼い犬に噛まれる」図を、、ね。実際、アメリカ本土の方は「大いに笑えるか、絶対に笑えないか」のどちらかだろう。

まあこの辺り、今観ても、如実にアメリカの行き着く先の構図を予感していて、同じスピルバーグのリアルな戦争ものより、映画的には、かなり社会風刺的に感じた。多分、この時期はジョン・ミリアスにしても、まだベトナムの余韻があったんだろう。
メインタイトルの『The March From 1941』は、戦争映画に良くあるマーチもので、ジョン・ベルーシが、とにかく前進を繰り返すシーンをユニークに描き出す。

『Swing Swing Swing』は、良き時代?のアメリカ社会の楽しいダンスパーティを、盛り上げる。この辺りのシーンでは非常に楽観的な青春ストーリーになっている。『The Battle Of Hollywood』では、ベルーシの見せ場大爆発って感じである。とにかく本土攻撃というアメリカ市民誰しもが未経験の戦争時でのパニックシーン。

またこの映画でのもうひとつの楽しみが、さまざまな名脇役者達の登場である、あの『博士の異常な愛情』で最後爆弾に乗って落ちて行くスリム・ピケンス。今では女流監督として有名なペニー・マーシャル。松田優作もので有名な清水宏。『ブルースブラザーズ』等の映画監督のジョン・ランディス。それから『イヤーズオブドラゴン』のミッキー・ロークはチョイ役で。まだまだ色んな俳優達が登場しているので、是非一度観て発見して欲しい。

音楽のジョン・ウィリアムズは『ジョーズ』で世界的に有名に。本作以外でも『スターウオーズ』『インディージョンズ』『タワーリングインフェルノ』『E.T』『スーパーマン』『未知との遭遇』等で、その才能を発揮している。

このサントラ、CDは輸入版のみである。またこの作品はビデオとLDでは発売済だが、DVD化を望まれている作品の1つである。
この映画公開当時、自分はこの映画の配給会社にてアルバイトをしていたのであるが、試写会場にて、出演された清水宏と共に松田優作氏の姿があったのを憶えている。

あと本公開では客足が伸びず(笑えず)、どちらかといえば興行的には失敗に終わった。




KEN's Book Review 漫画、小説、雑誌など「誰かに教えたい!」と思う、"本"を毎号、紹介していきます。


#4
『デメキング』

著者:いましろたかし
版元:KKベストセラーズ
発行:1999年2月5日
価格:1143円

1969年、瀬戸内の町、安芸ノ浜。
カブに乗って疾走する高校生。ヘルメットには『天才』と手書きで書かれている。
夢があるわけでもなく、なんとなく知り合いの勧めで遊園地に勤めはじめる。
そんな時、浜辺に流れ着いたビンを拾う。中に収められた継合わされた巨大半紙を広げると
怪獣の足跡と思しき、拓本だった。日付は「平成5年8月15日」と書かれている。
蜂屋は数十年後の世界を幻視した。町を破壊する巨大な怪獣デメキング。なすすべなく逃げる人々...。

蜂屋はデメキングと闘わねばならないことを悟る。が、どうしてよいのかわからない。
とりあえず、仕事をやめ東京へ向かう。安アパートに住み、新宿駅前でアジ演説をしたり、
駅構内で詩集を売る若者に声をかけ「闘え友の会」を結成して、草野球をやったりしながら
『そのとき』を、待ち続ける・・・。

作品は未完としたまま終わるが物足りなさは感じない。
むしろ、内向した自意識を主題としている本作には合っている気がする。
いましろたかしは、安アパートに住む不景気な若者たちの情けなく、おかしい日常生活を
わりと冷めた視点で描いたシリーズ短篇「ハ−ツ&マインズ」(ビジネスジャンプ)で、デビューした。

その後も一貫して情けなく、ドラマになりきれない、かっこ悪い人々を描いている。
その力の抜けた描線のせいか、同じく情けなくドラマになりきれない人々を描いていても
初期の大友克洋のようにはならない。あくまで情けなく、かっこ悪い。
それが(言い方は悪いが)クラスに一人はいた奴のようにも思えるし、自分の事の様にも思える。
95年に出版された短篇作品集「トコトコ節」(イースト・プレス)もおすすめ。




JUNYA's Select Guitarshop

ギタリスト長谷川純也がお薦めする、こだわりのギターショップを不定期でご紹介します。


Beans Tokyo
〒154-0012 東京都世田谷区駒沢2-6-16
TEL 03-3413-8188 FAX 03-3413-828

Beansの地図はこちらからどうぞ。
URL→http://www.e-beans.jp/beansinfo/mapofbeans.html

 
Movie

Beans Tokyoの店内を見る
| Mac | Win |

今回、僕が御紹介するBeans Tokyoというショップは今までの楽器屋さんという概念にとらわれず、常にハイクオリティーな今の楽器を提供しあくまでもプレイヤーの立場を最優先に考えてコーディネイトしている日本の中でも珍しく、逆に言ったら日本の中ではここにしかないかもしれないショップです。

もしあなたがギターを選ぶ時、あなたはギターに何を求めますか?
この質問に対してBeans Tokyoのスタッフはきっとあなたに対してあなたのライフスタイルから教えて下さいと答えると思います。

わかりやすく言うならば、人それぞれ趣味も違えば、好みも違うしライフスタイルだって違う、その中からその人の求める物を探して行くそしてコーディネイトしてくれる、素晴らしく人間味のあるショップだと思いますね。

ギターを弾く人でも、弾かない人でも是非一回訪ねて見て下さい。きっと彼等がこだわるハイクオリティーなことが感じ取れると思いますよ!

長谷川 純也



 

beans Web Siteでは、疑問や質問に答えてくれる『Beans Colume』や、ギター、ベース、アンプ、スピーカー等、メーカー別の詳細な解説が掲載されています。 またメール、電話での通信販売も行っています。興味を持った方はぜひ一度訪れてみて下さい。

URL→http://www.e-beans.jp