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momentが注目したカルチャーやイベント情報、コラム等掲載のNEWS MAGAZINEです。

#40 contents

CLIP:「月刊ピカソ/vol.9」ピカソ(東純二)メッセージ
LIVE:06.04.30 「TORII+古村敏比古」( 東京・新中野「弁天」)
LIVE:06.05.21 「ザバダック/ZABADAK LIVE 2006」
(神奈川・川崎 CLUB CITTA')

連載コラム:TERA'S SOUNDTRACK REVIEW #40/ 欲望
散文詩:「#10/このまま」 KanaT



 「月刊ピカソ/vol.9」 ピカソ(東純二)メッセージ


約4ヶ月ぶりに再開しました「月刊ピカソ」。
このコーナーは、ロックバンド[ピカソ]のメンバーにより、
近況やニュース、生演奏等を、映像メッセージでお送りする企画です。

ここ数ヶ月、ピカソがニューアルバム制作等に集中していました為に、
しばし休刊中でございましたが、先日、メンバーとの歓談中に、
今夏、ニューベストアルバム、ライブ、ミュージカル等の予定が、
少しずつ形として決まってきましたので、その情報を皆様に伝えるべく、
「月刊ピカソ」再開となりました。今回は、東 純二氏の登場です。
何が飛び出すのかは観てのお楽しみです。

ピカソの詳しいインフォメーションに関しましては、
ピカソ・オフィシャルHP(http://www.pro-picasso.com/)まで。

        

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(BB環境のある場所にて、お楽しみ下さい)



 06.04.30 「TORII+古村敏比古」(東京・新中野「弁天」)


momentでは、お馴染みのライブスポット、「LIVE CAFE 弁天」。
現在、ロックバンド、TORII(トリイ)が、マンスリーで弁天に登場しております。
ギター横内タケ、ベース岡沢茂、ドラム矢壁アツノブ、キーボード西本明。
今回は、サックス奏者の古村敏比古さんがスペシャルゲストで登場します。
当日、どんなライブイベントになるのか、とても楽しみなところ。

日時:2005年4月30日(日)
場所:「LIVE CAFE 弁天」
住所:中野区本町4-39-7 TNビルB1F TEL 03-5340-8270
料金:予約・前売2,000円/当日2,500円(ドリンク代別)
問い合わせ:「LIVE CAFE 弁天」HP(http://www.benten55.com/top.htm)

TORIIの詳しいインフォメーションに関しましては、
TORII・オフィシャルHP(http://www.t-timbre.com/)まで。




 「ザバダック/ZABADAK LIVE 2006」 (神奈川・川崎 CLUB CITTA')


お馴染みの「ザバダック」。次のライブは「ZABADAK LIVE 2006」。
昨年リリースした劇団ひまわりのミュージカル「秘密の花園」の
サウンドトラックも好評。
今回、momentも、VJにて参加する予定なので、今から準備が楽しみです。
どんなライブイベントになるのか、今後、新しい情報を時折更新いたします。
お時間ある方は是非!これを機会に過去のアルバムもチェックしてみて下さい。

日時:2006年5月21日(日)
場所:「川崎 CLUB CITTA'」
時間:open/17:00  start/18:00
料金:¥5,000(with tax / 全席指定・1drink別)当日¥5,500
チケット:下記プレイガイドにて、
発売中!
(チケットぴあ 0570-02-9999  
ローソンチケット 0570-00-0903 e-ticket http://www.e-ticket.net)
問い合わせ:「CLUB CITTA'」 044-246-8888
(http://clubcitta.co.jp 携帯から http://m.clubcitta.co.jp)
「penelope」 03-5410-3004


ZABADAKの詳しいインフォメーションに関しましては、
ZABADAKオフィシャルHP(http://www.zabadak.net/)まで。




(アルバム『空の色』)


連載  from TERA

TERA's Soundtrack Review このコーナーでは毎月1枚、映画のサントラを作品と共に紹介します。

#40
『BLOW UP/邦題:欲望』

音楽:ハービー・ハンコック (Herbie Hancock)

1966年/英・伊/ミケランジェロ・アントニオーニ監督作品。1時間51分。
カルロ・ディ・パルマ 撮影監督。カルロ・ポンティ 製作。
デヴィッド・ヘミングス主演。ヴァネッサ・レッドグレーヴ、
サラ・マイルズ、ジェーン・バーキン、他共演。

「情事」「赤い砂漠」「太陽はひとりぼっち」等のアントニオーニ監督作品。
ソフィアローレンの夫でイタリアの大プロデューサー、カルロポンティ製作。
アントニオーニといえば、女優はモニカ・ヴィッティという感じだが、
この作品では、ヴァネッサ・レッドグレーヴの準デビュー作となっている。
また、脇で光っていたのは、これも準デビュー作になるジェーン・バーキン。

サントラ音楽を手がけたのは、映画音楽は少ないハービー・ハンコック。
近年、「ラウンドミッドナイト」では、アカデミー賞他、ほとんどの賞を独占、総なめにしました。
それ以外の作品では、「狼よさらば」「幸福の条件」等、そのジャンルがさまざまであって、
何故引き受けたのかが不明のような作品が多いのが、少々疑問なのである。
サントラ中で、注目すべき曲は、ヤードバーズの「STROLL ON」。劇中に登場するシーンがその界隈では有名。

ブライアン・デ・パルマ監督の「ミッドナイトクロス/BLOW OUT」が、この映画の焼き直しである事は、
とても有名な話で、この「BLOW UP」が「ネガ」だとしたら、「BLOW OUT」は「ポジ」という感じ。
ポスター等のアートワークはとても定評があり、今でも映画を知らない世代にも受け入れられています。
この映画、なかなか観る機会がなかったのですが、94年くらいに桑原茂一さんのイベントか何かで観たような覚えがあります。
当時、自分がマネージメントをしていた佐藤奈々子とレコーディングの後に観に行ったのが記憶に残っています。

DVDではいつでも観れます。CDは輸入盤では見つけやすいと思います。



連載  散文詩:「#10/このまま」 KanaT


 「このまま」 by KanaT

  白いスカートの裾を
  君は春色に染め
  空のてっぺんに続く
  まっすぐな道を
  自転車で走って行く。

  夕焼けが急に傾れ
  君の瞳の中に写り込んだら

  泥だらけの
  スニーカーを履いて家まで歩こう
  今、溢れた想いだけは
  このまま
  閉ざしてしまわないように。  

  うたかたの日々は
  空き缶の中からこぼれ落ち
  たった一瞬で消えた
  運命さえ時を刻む。

  僕の心はあどけない
  形のまま軋んでいる。

  泥だらけの
  スニーカーを脱ぎ捨てられず
  僕は、何時までも
  歩き続けるのだろうか。
 
  汚れたままの僕達は
  どんな時代をみつめるのだろう。
  
  夕焼けが急に
  君の瞳の中に写り込んだら

  泥だらけの
  スニーカーを履いて歩こう
  今、溢れた想いだけは
  このまま
  閉ざしてしまわないように。