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momentと交流のある方々へのインタビュー
#481
新春放談:伊藤銀次×杉 真理
今年2007年、ソロ30周年の伊藤銀次さんと、
アルバムデビュー30周年の杉真理さんの、
2007年第一弾インタビューとしてお届する新春放談です。
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momentに関連したミュージシャン、バンド等を紹介します。
#481
「moment CHRISTMAS SESSION 2006」特集
2006年12月24日(日)に開催した、
momentクリスマスイベントの特集です。
出演者の映像メッセージ等も配信。
magazine |
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#481 LIVE:2006.02.18 「東京・町田clove/伊藤銀次ライブ"Baby Blue 2007"」 CD:「リクオ:セツナグルーヴ」 連載コラム:TERA'S SOUNDTRACK REVIEW #48/ナイル殺人事件 散文詩:「#18/夕暮れ」 by KanaT |
short films |
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「moment CHRISTMAS SESSION 2006〜Winter Wonderland!」特集
2006年12月24日(日)に開催しましたmomentクリスマスイベントの特集です!(緊急レポート、特別映像、等)
特集1:「moment CHRISTMAS SESSION 2006〜WINTER WONDERLAND!」リハーサルから当日まで |
昨年に引き続いて今年も開催いたしました、momentのクリスマスセッションライブ。
前回、副題はなかったのですが、今回は特別にサブタイトルとして付けました「Winter Wonderland !」は、
クリスマスイヴが誕生日という伊藤銀次さんの1984年のアルバムタイトルから拝借しました。この以前の時代からクリスマスを素敵な歌のモチーフとして表現していました伊藤銀次さんの、ポップンロックな音楽を今回リスペクトする意味も込めています。
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<全体の企画について>
「伊藤銀次誕生日イベント」という隠しサブタイトルが付いているクリスマスセッションですが、
誕生日といえば藤岡正明さんも近い日が誕生日と言う事で今回はダブルでハッピーバースデイを企画に盛り込みました。
ナビゲートとして今年も活躍していただいた土橋一夫さんから「来年30周年を迎える」という銀次さん情報をいただいた時点が、
10月中旬で「旧譜の再発も有りそうだ」という事もあり、「去年実現出来なかった事が出来そう」な気配がありました。
かねてから「銀次さんのポリスター時代のアルバムタイトルに沿ったライブイベントを観たい」という願望もあって、
今回momentで夢のような企画をご本人に提示したところ、即OKをいただけました。バンドメンバーの中に元銀次バンドの、
小野田清文さんが居た事は、銀次さんご本人にとっても、とても心強い感じでした。
ライブ活動をしばらく停止していた銀次さんなのでリハーサルには、通常のリハーサルよりも多めに時間を取って、
当時の音を「今、どう奏でるか?」を、じっくりと「バンド」として考えていきました。
打合せで消えた曲が2曲、リハーサルで消えた曲が1曲。全7曲をいい流れで聴いてもらう事を考えての決断だったと思います。
あと、イベントの中で<銀次さんブロック>をラストに持って行く事が、なぜだか不自然のように思えたのと同時に、
軽快なダンスミュージックの様にすっと耳に入れて欲しいという考えから、ど真ん中に持って来る事にしました。そうすると、
他のブロックがそれを中心にハマっていきました。AブロックとBブロック。レコードでA面とB面。なので、
「Winter Wonderland」もA面4曲とB面3曲で聴いてもらう事にした訳です。ファンの方はレコードの順で聴けたという事です。
杉 真理さんの決定がギリギリに出た事で、セットもギリギリまで決定を出せずに来ていました。杉さんが決まると共に、
アンコールでの黒沢さんとのユニット演奏を聴く事が可能となり、銀次さんとの競演曲も可能となる為でした。
イベントラストには黒沢さんか藤岡さんが来る状態でこれもギリギリまで決まらずでしたが杉さんの登場で自然とハマりました。
伊藤銀次と杉 真理というスペシャルな組み合わせがあり、momentとしては黒沢秀樹と藤岡正明という並びもスペシャルでした。
多分、他のイベントでは決して交わらないと思われる二人ですが、楽曲、特に詞の世界を見ると少し共通点もあるようです。
特に「ほこりだらけのクリスマスツリー」を二人が銀次さんを囲んで歌う姿は、とても感動的な瞬間でありました。
出来る事ならば、たくさんの若い男の子に聴いて欲しかった楽曲であったかも知れません。
ラストのリハーサル時の模様をオープニング映像の中で登場させていました。なので、イベント始まってから会場の皆さんは、
リハーサルの音から聴いてイベントの参加してもらった事になります。最後に3人が歌う事も分かっていただけたと思います。
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<全体の流れについて/セットリスト(注:オープニング写真は後日UPです)>
セットリストは当日決定した曲等も有りデータが完全で無い為に大きな流れをレポート形式にて記述いたします。
ナビゲート「土橋一夫」さんからのオープニングメッセージ&イベントオープニング映像。17時50分すぎよりスタート。
オープニング映像が終わりスクリーンが上がると、謎に包まれたままの「翼JAPAN」登場です!
実は弾き語り系の女性シンガーソングライターで、この夜が三度目のステージでした。晴れ豆のスタッフとしても活躍してる、
彼女は独特のモチーフを持ち、新鮮でピュアな音を奏でてくれると考えて、急遽出演交渉してOKをいただきました。
momentイベント構想の中には「今日歌い出した人からベテランまで」というのもひとつの理想としていたので今回実現です。
詩人「東 雄一朗」さんは今回もオープニングで「Flight Of Idea」として登場しました。名台詞「ドンビキ、ですね、」
を、
定着させた感があります。観客席に下りたときは「来ないで!」という声も出るほどキャラは出来上がっていたようです。
銀次バンドのバンマスの小野田さんはその登場BGMを聴いて「あれっ銀次さんの曲じゃん!」と言っていました。
東さんは自分が学生時代にカセットに吹き込んでいた銀次曲を持ち込んで登場BGMで使用していたのでした。最高です。
ここから本編の開始です。
オープニングアクトで会場が温められた頃、「Cloudy Bay」の登場です。
伊藤銀次と青木ともこのユニットで、ワインの銘柄から付けたというユニット名ですが、そのワイン「Cloudy Bay」。
当日、銀次さんのブロックの途中で、銀次さんからお客さんへのクリスマスプレゼントとして振る舞われました。
この夜は、この日の為に作ったオリジナルクリスマスソングと「ランナウェイ」の2曲を披露しました。
2番目に登場したのは、「KanaT」。最初の曲は、Cloudy Bayとの競演で1曲。
そして、クリスマスバンドを呼び込んで2曲を披露しました。今年の締めくくりに選んだ3曲でした。
3番目に登場したのが「山田晃士」さん。 予測のつかない方向に皆を誘ってくれる吟遊詩人のようです。シャンソンを得意としている山田さんは、この日、コール&レスポンスもの、本人曰く「客いじり」の曲に急遽、曲を変更して披露したとの事。
確かに最初のセットリストと曲名などが一致しない部分が見受けらました。独特のエンタテイメントショーでありました。
4番目がmomentイベントレギュラー出演組でありますシンガーソングライターの「ありましの」さん。
まもなく先行配信が開始される新曲「くじら橋」では、相棒の河野道生さんとのハーモニーで場内を魅了してくださいました。
バンドを加えての2曲も普段はバンド演奏では無い為、本人も感無量という程の出来映えで素晴らしいステージでした。
前半ブロックラストで「伊藤銀次」さんの登場です。前述の通り、まずは「Winter Wonderland」からの4曲を披露しました。
バンド構成は、ボーカル&ギター伊藤銀次さん、ベースは80年代「伊藤銀次バンド」時代からの小野田清文さん。キーボードは、松原みき等で共にプレイしていた西本
明さん。ドラムは河野道生さん。パーカッションは里村美和さんという編成です。
ここで一旦休憩タイムという事で、会場には、ワイン(Cloudy Bay)が配られて、銀次さんの音頭で乾杯!
後半ブロックは、 「Winter Wonderland」からの3曲を披露。最初の曲のみ、西本明と2人だけのセッションに。そしてラスト2曲もじっくりと全7曲をキラキラした歌をステージで飾り付けをするように歌い上げました。来年は何かありそうな気配でした。
長年の構想が実現した夜は、あっというまに通り過ぎてゆくものです。
そして、急遽出演が決定しました「杉 真理」さん。まずは飛入りゲストのギターの橋本哲さんと2曲を披露。そして、バンドを呼び込んで、新曲を披露し、銀次さんを呼び込んで「マイルドで行こう!」。ラストは「サイレントナイトをぶっとばせ!」。
夏と冬、同時に参加していただけるなんて、全く予想もしていなかった為、ステージの杉さんの姿はどこか夢ごこちでした。
2007年は、30周年を迎える年で何やら周りでは、面白そうな行事がちらほらと浮上しています。楽しみです。
momentライブ初出演になりました「黒沢秀樹」さん。L-R時代の曲ではなく、ソロとしての楽曲からベストチョイスで、
5曲じっくりと聴かせてくれました。黒沢さんとは以前からすれ違いが多く、今年そういう機会がぽっと訪れての流れの中で、
なかなか良い時間を過ごさせていただいております。この日は現在活動中の「4ジェネレーションズ」として、いつもながらに、繊細で少しの勇気と素直な男心を素敵な演奏と共に聴かせてくれました。最後の「散歩」は特に素晴らしい演奏でした。
本編ラストは「藤岡正明」さん。昨年のクリスマスセッションでは、スティービーワンダーの「Lately」を熱唱していただきました。リハーサルの時にチョイスを少し後悔していたマライヤキャリーのカバーソングですが、かなり熱のこもった演奏に。
moment webでも配信中の今年のライブでも演奏されていた名曲達をベストチョイスです。頭の「交差点」から最頂点に。
ゲストサポートで、ベース岡沢茂さん、ドラム岡和博さんも登場。サプライズもとても喜んでいただけたようで良かったです。
アンコールで、杉さんと黒沢さんの登場。この2人ユニットですが、ナビゲーターの土橋一夫さんが主催するイベントで、
初めて聴かせていただいたユニットでした。「前バリーブラザーズ」という杉さんお得意の下ねたもじりのユニット名ですが、
世代を超えた二人のハーモニーが玄人的リスナーになっちゃいそうな本物な響きでポップスの素晴らしさを感じさせられました。
5時間半のプログラムも終わってしまえば、あっという間のイベントだった。という事は良く有ると思います。
この夜、きっと感動していただけたと思います、銀次さんの名曲「ほこりだらけのクリスマスツリー」。本当に名曲です。
来年も多分、どこかでこのクリスマスイベントが行なわれている事だと思います。聴きたい音楽、聴かせたい音楽、という、
素直な始まりから、また来年、いつの日にか企画が自然発生して形になり、雪の降る季節に皆が集まり笑い合う事でしょう!
「豪華出演アーティスト、ミュージシャンによる、雪の結晶のように様々なカタチのクリスマスソングが溢れる楽しい夜に。
2007年のクリスマスイヴも素敵な音楽に包まれて共に楽しみましょう。皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております!」
特集2:「moment CHRISTMAS SESSION 2006〜WINTER WONDERLAND!」について |