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#53 magazine

LIVE「伊藤銀次:The 30th Anniversary Tour "Baby Blue 2007"」
CLIP杉 真理 30周年記念 特別企画「月刊:杉 真理 Vol.1」
CDThe Neatbeats:ニューアルバム『JAPANESE ROCK & ROLL ATTACK!!』」

連載コラムTERA'S SOUNDTRACK REVIEW #53/スカーフェイス
散文詩「#22/あの赤い実は誰の為?」 by KanaT



 杉 真理 30周年記念 特別企画「月刊:杉 真理 Vol.1」


今月号より、緊急企画、「月刊:杉 真理」発刊です!
デビュー30周年を記念しての特別企画なので、是非毎月チェックしてみて下さい。

リマスタリング&紙ジャケ仕様の再発アルバムの作業も順調に進んでおり、
待望のソロライブがすぐ間近に迫って来ました。
そんな 杉 真理さんからの最新メッセージをお届けいたします!

<杉 真理/ライブ・インフォメーション>
タイトル:『スギのカルパッチョを召し上がれ!! 3〜tre〜』
日時:2007年 6月10日(日) 
時間:開場 16:30/開演 18:00
会場:舞浜・Club IKSPIARI(JR京葉線・武蔵野線「舞浜」駅下車)
出演:杉 真理 with カルパッチョス(藤田哲也/渡辺格/小泉信彦/高橋結子/清水淳)
主催: Club IKSPIARI / 杉真理30th.Anniversary Project
企画:ドリームランド / 制 作:セブンスソフトハウス
一般チケット発売中!
料金:前売り ¥6,500(税込・オーダー別・全席自由席・整理番号順入場制)
当日券がある場合のみ、受付カウンターにてチケットを発売いたします。
チケット取扱:Club IKSPIARI Tel. 047-305-5700(10:00〜20:00)


杉 真理さんの詳しいインフォメーションは、オフィシャルサイトまで!

Movie

月刊:杉 真理 Vol.1
(6/1から配信)
ムービーを見る
| Mac | Win |

(BB環境のある場所にて、お楽しみ下さい)



 「伊藤銀次:The 30th Anniversary Tour "Baby Blue 2007"」


伊藤銀次、ソロデビュー30周年を記念して、久しぶりのライブツアーが決定しました!
次はいつ観れるか分からない貴重なツアー、全国5カ所の日程は次の通りです!

<東京公演>
日時:2007年06月03日(日) 
場所:東京・赤坂「グラフィティ」(東京都港区赤坂3-21-10 赤坂NSビルB1)
時間:17:30開場/18:00開演  問合せ:「グラフィティ」03-3586-1970

<仙台公演>
日時:2007年06月17日(日)
場所:宮城・仙台「LIVE HOUSE enn」(仙台市青葉区本町2-14-15 小林中央ビルB1)
時間:18:00開場/18:30開演  問合せ:「LIVE HOUSE enn」022-212-2678

<名古屋公演>
日時:2007年07月06日(金) 
場所:愛知・名古屋「TOKUZO」(名古屋市千種区今池1-6-8 ブルースタービル2F)
時間:18:30開場/19:30開演  問合せ:「TOKUZO」052-733-3709

<京都公演>
日時:2007年07月7日(土)
場所:京都・京都「RAG」(京都市中京区木屋町通三条上ル エンパイヤビル5F)
時間:18:00開場/19:30開演  問合せ:「RAG」075-241-0446

<大阪公演>
日時:2007年07月8日(日)
場所:大阪・梅田「Banana Hall」(大阪市北区堂山町16-3 Banana Hall)
時間:17:00開場/18:00開演  問合せ:「Banana Hall」06-6361-6821


お近くの方で、伊藤銀次のライブが初めてという方も、
いつ、また行なわれるか分からない、伊藤銀次のソロライブツアーに是非!


(30thツアー:関西版フライヤー)


 The Neatbeats:ニューアルバム『JAPANESE ROCK & ROLL ATTACK!!』」


 結成10周年を迎えたThe Neatbeats !!
怒濤のライブにリリース、いつまでたっても気分は新人ザ・ニートビーツ。
記念の一発目は"ロックンロールの逆襲!!〜日本編〜"。
海を渡れば、ビートルズにストーンズ。
日本だって負けてはいないぜロックンロール!! 古き良きあのナンバーから、
自身のセルフカバーまで、豪華ゲスト参加で贈るカバー・ソング・シリーズ第1弾!
『JAPANESE ROCK & ROLL ATTACK!!』が遂にリリース!
「楽しんでナンボや」スピリット満載で登場!

<<収録曲>>
1.シンデレラ
2.たどりついたらいつも雨降り
3.浮気なパレットキャット <feat vo.大友康平(ハウンド・ドッグ)>
4.ガタガタゴー <feat gu./cho. 真島昌利(ザ・クロマニヨンズ)>
5.ロックンロール・ウィドウ <feat vo. 川村カオリ>
6.セクシーキャット
7.レモンティー <feat vo. うつみようこ>
8.BABY LET'S GET SHAKE (2007 version)
9.どかどかうるさいR&Rバンド <feat vo. 鈴木圭介(フラワーカンパニーズ)>
10.奴等の足音のバラード
*M1/M4/M5 piano play by 奥野真哉(ソウル・フラワー・ユニオン)
*M4/M8 harp play by 鈴木圭介(フラワーカンパニーズ)

結成10周年を迎えたThe Neatbeatsの詳しいインフォメーションに関しましては、
The Neatbeats・オフィシャルHP(http://www.neatbeats.net/)まで。


NEW ALBUM『JAPANESE ROCK & ROLL ATTACK!!』


連載  Soundtrack Review by TERA@moment

TERA's Soundtrack Review このコーナーでは毎月1枚、映画のサントラを作品と共に紹介します。          

#53

『SCARFACE/邦題:スカーフェイス』

音楽:ジョルジオ・モロダー/GIORGIO MORODER

1983年/米/ブライアン・デ・パルマ監督作品。2時間50分。
オリバー・ストーン脚本。マーティン・ブレグマン製作。
ジョン・A・アロンゾ撮影監督。ジェラルド・B・グリーンバーグ編集。
アル・パチーノ主演。スティーブン・バウアー、ミシェル・ファイファー
ポール・シェナー、ロバート・ロジア、F・マーレイ・エイブラハム、他。

名作「暗黒街の顔役」のリメイク映画ですが、
かなり現代風というか、80年代風に書き直されたギャング映画に。

スタッフ、キャスト共に、色々な話題性が豊富な映画で、
特にパチーノのキャラはギャング映画史上で強烈な印象を残し、
今でもカルト的に、「SCARFACE」ブランドは、一人歩きをしています。
そう捉えると「時計じかけのオレンジ」の様な存在なのかも知れません。

脚本は、オリバー・ストーン。1978年の「ミッドナイト・エクスプレス」に続く作品で、
この数年後、自らの監督作品「プラトーン」でアカデミー賞を総なめにする事になります。
製作のマーティン・ブレグマンは、パチーノとは、これ以前、以後も数本の映画に関わっています。
脇を固める俳優達の中で、ここからはじまった勢としては、名女優のミシェルファイファー。
この翌年、「アマデウス」で、アカデミー主演男優賞を取ってしまったF・マーレイ・エイブラハム。
またベテランのロバート・ロジアは、この後、「ビッグ」での<タップで踊る社長>で有名。

音楽は、電子音楽の名手のジョルジオ・モロダー。
ドナサマー等の流れでディスコ音楽を世に送り出し、数々のアーティストと名曲を残している。
映画音楽としては、前述の1978年の「ミッドナイト・エクスプレス」にて、初のアカデミー賞、
1983年の「フラッシュダンス」で数々の賞を総なめ、続くこの作品でもノミネート、その後、
「エレクトリックドリーム」「トップガン」まで、意欲的に映画音楽に関わるが、90年代以降は、
あまり映画作品に恵まれず、本業の方で活躍を続けている。

監督のブライアン・デ・パルマは、1976年の「キャリー」辺りからヒッチコックをリスペクトした、
恐怖&サスペンスものが続いて、この映画が、初のアクション活劇作品になった。
以後、「アンタッチャブル」「カジュアリティーズ」「ミッションインポッシブル」などに続き、
近年は、「ファムファタール」「ブラックダリア」等、持ち味を生かした集大成的な作品を製作。

このサントラCDは、輸入盤などで、手にいれる事が可能です。
DVDは、レンタル&セルで、いつでも観る事が出来ます。が、
映画中のアルパチーノの言葉使いは、あまりお勧め出来ません。お時間ある時に是非!

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連載  散文詩:「#22/あの赤い実は誰の為?」 by KanaT


 
 
「あの赤い実は誰の為?」 by KanaT

 朝7時を知らせる時報が鳴り響き
 片目を瞑ったまま鳩が柱時計の窓を叩く。
 大人達が黒い煙を吐くと
 こども達はいつも穴の空いた靴下で首を吊って遊んでいる。

 森では奇人達を招くお菓子の家が建てられ
 みんな最後の晩餐に酔いしれている。
 こども達は列をつくり眼孔に刻んだ数字を
 誰にも盗まれない様に大きな木の下に埋める。
 
 こども達の傷口から零れる涙は
 一瞬に幹を肥やし
 枝は太陽全てを覆い尽くす。
 その後で死体の様な美しい赤い実が
 宝石の煌めきでたわわにに揺れ始める。
 仄暗い灯りの中で
 こども達は命の形を見つけようとその実を貪る。
 
 朝7時を知らせる時報が鳴り響くと
 目の潰れた鳩が柱時計で唸り
 大人達は黒い煙を吐き
 こども達をいつも穴の空いた靴下で吊るして遊んでいる。

 森では緑の悪魔がお菓子の家で
 奇人達を招いて最後の晩餐に酔いしれ
 こども達は列をつくり眼孔に数字を刻んで赤い実を貪る。
 
 
 仄暗い灯りの中で貪る。
 
 一体、誰の為?
 
 一体、誰の為?


  
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