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momentが注目したカルチャーやイベント情報、コラム等掲載のNEWS MAGAZINEです。

#13contents
Live「moment jam session #2」開催のお知らせ
Live「Creole aMassA IX」2004.1.27 at FAB/MassA 佐藤正治、斎藤ネコ他
Live「三宅伸治/MOJO CLUB 〜2004 新春歌絵巻 Vol.17〜」
Web site「radiofish」http://www.tfm.co.jp/radiofish/
連載:TERA'S SOUNDTRACK REVIEW/KEN'S BOOK REVIEW




 「moment jam session #2」開催のお知らせ

「moment jam session #2」開催のお知らせ

今年の3月6日の土曜日、場所は前回と同じく「初台ドアーズ」にて開催いたします。出演者、内容等に関しては、前回とは異なった感じになりそうです。momentに関連したアーティストが集まる事になりますので、web内の過去のインタビューなどをチェックして見て下さい。1月末頃には、詳しい告知をする予定ですので、もうしばらくお待ち下さい。それでは、宜しくお願いいたします。




 「Creole aMassA IX」

#13interviewにも登場の斎藤ネコ氏が参加する、MassA 佐藤正治のソロプロジェクト第9弾。

2004年1日27日(火) FAB(http://www.fab-web.net/)
OPEN 19:00 START 19:30 前売¥3,500/当日¥3,800
出演:MassA 佐藤正治、新井豊、古川昌義、斎藤ネコ

FABホームページででもチケットの予約を受付中 →http://www.fab-web.net/
MassA 佐藤正治HP→http://www.ok-massa.com/



 「三宅伸治/MOJO CLUB 〜2004 新春歌絵巻 Vol.17〜」

神戸チキンジョージの恒例「新春歌絵巻Vol.17(1/21-31)」にて、
三宅伸治、谷崎浩章、杉山章二丸、3人による伝説のバンド、「MOJO CLUB」がここに復活!

2004年1月30日(金) 神戸チキンジョージ(http://www.chicken-george.co.jp/)
OPEN 18:00 START 19:30 前売¥4,000
出演:三宅伸治、MOJO CLUB、更にスペシャルゲストが!?

「MOJO CLUB」に関しては、次回#14のspecial issueにて特集します。お楽しみに。



 radiofish:DJ佐野元春

TOKYO-FM(80.0MH)で土曜20:00からON AIR中のラジオ番組「radiofish」のHP。
佐野元春が、DJ、選曲、構成を担当する音楽プログラム「radiofish」。
土曜の夜のひととき、素敵な音楽とDJ佐野元春に耳を傾けてリラックスしていただきたい。
このHPでは、毎週ON AIR後、DJ佐野元春による「放送後記」が聴ける。
エコロジー・オンラインによる「エコロジー・レポート」も注目。
radiofish

 待望の最新シングル『君の魂大事な魂』が、現在発売中!
詳しくは、オフィシャルHPまで。 (http://www.moto.co.jp/

  また、3/10にニューシングル、3/末にニューアルバムがリリースされます。こちらも要チェック!



連載  from TERA and KEN

TERA's Soundtrack Review このコーナーでは毎月1枚、映画のサントラを作品と共に紹介します。


#13
『The Thomas Crown Affair/邦題:華麗なる賭け』

音楽:ミシェル・ルグラン(NICHEL LEGRAND)
1967年/米/ノーマン・ジェイソン監督作品。ノーマン・ジェイソン製作。
スティーヴ・マックィーン、フェイ・ダナウェイ主演。ポール・バーク、
ジャック・ウェストン他共演。ハスケル・ウェイクスラー撮影監督。

音アカデミー作品賞はじめ、数々の賞をかっさらった名作『夜の大捜査線』のノーマン・ジェイソン監督とカメラマンのハスケル・ウェイクスラーのコンビの2本目。マックィーンは前の『砲艦サンパブロ』でオスカーノミネートした待望作で、フェイ・ダナウエイも同じく『俺たちに明日はない』でオスカーノミネートし、かなりの注目されていた時期。そんな当時、最高なスタッフとキャストが集まって製作された、アメリカのボストンを舞台にしたロマンチックサスペンスもの


  この映画、当時風で表現すると「新しい泥棒映画」という感じだろうか?
タイトルにもある、マックィーン扮する「トーマス・クラウン」という人物。かなりの資産家。会社を経営し豪邸暮しで、全くお金に困っていない。そんな一人の洗練された紳士が、スリルを味わう為に、スポーツや娯楽を楽しむかのごとく、銀行強盗を計画し、裏で指揮しながら成功させる。そこにフェイ・ダナウェイ扮する銀行の保険屋の調査員ビッキーが現れる。警察と組んで捜査を開始するビッキーは疑惑を持ち続けながらもクラウンの魅力に翻弄され、男と女の賭け引きが展開されてゆく。映画的には、とても洗練された作品だが、マックィーンもダナウェイの当時のイメージ的には異色作となるのかもしれない。あとマックィーン映画の『シンシナティキッド』や『ガールハント』でもユニークで味のある演技を披露していたジャック・ウェストンに注目。また『エイリアン』の黒人船員役のヤフェットコットーも強盗団の一人として登場している。

  主題歌の『The Windmills Of Your Mind/邦題:風のささやき』は、アカデミー主題歌賞を獲得し、今や映画音楽の名作となっている。歌は俳優でもあるノエル・ハリソン。1966年のアルバムでは、ザ・バーズやBフェリー等もカバーしているボブディランの『イッツ・オール・オーヴァー・ナウ,ベイビー・ブルー』も披露。実際に歌っている姿は昔の米TV音楽番組「ゴーゴー・フラバルー」のDVD盤でもチェック出来る。

 音楽を担当したミシェル・ルグランは1932年のパリ生まれ。1960年ジャック・ドミー監督の『ローラ』という映画で初のサントラを手がけ、『シェルブールの雨傘』『ロシュフォールの恋人たち』『おもいでの夏』『愛のイエントル』などで数々の賞に輝いている。また、邦画の『火の鳥』の主題歌なども手がけている。

このサントラCDはCDエキストラ付で予告編も観れる。
VIDEOではレンタル中だが、DVDでは未だリリースされていない。


KEN's BOOK Review 漫画、小説、雑誌など「誰かに教えたい!」と思う、"本"を毎号、紹介していきます。


#13
『シガテラ 1(ヤングマガジン連載中)』

著者:古谷 実
版元:講談社
発行:2003年12月25日

 ついに出た!古谷実最新作。というより出てた…。古谷実の作品は大ファンだが、最近世間の情報に遅れをとっている為、
ヤンマガに連載中な事も全然知らなかったのだが、moment内では漫画の趣味が合うMIYA氏から教えてもらい即効借りて読んだ。いつもどおり、意外と(?)「お話」は日常のありふれた、どうって事ない内容なのだが、作者の描写の仕方や、
目の付け所が「あんた、わかってるね〜」という感じで嬉しくなってしまう。登場人物それぞれのダークな側面も垣間見せつつ、
ハッピーな展開のまま1巻は終わる。今後の展開がどうころんでいくか、作者の前作『ヒミズ』のような“痛い”ラストが待ってやしないかと、そこが非常に心配…。 もちろん楽しみでもあるのだが。
作者はそれ程寡作と言うイメージもないのだが、週刊誌で作品を連載するにはいいペースだと思う。これからも読みます。