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momentと交流のある方々へのインタビュー
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momentに関連したミュージシャン、バンド等を紹介します。
#29
藤岡正明
2001年、シングル『交差点』でデビュー。
ニューアルバム『たとえば、僕が見た空』を
リリースしたばかりで、先日、「moment jam session #4」にも
参加していただいた藤岡正明さんのロングインタビューです。
magazine |
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#29 CLIP:「鈴木雄大・最新ビデオクリップ『飛び方を忘れた小さな鳥』」 CLIP:「『月刊ピカソ vol.1』/辻畑鉄也インタビュー1」 GALLERY:「安斎肇個展2005」(東京/原宿LAPNET SHIP) LIVE:05.05.14/「長田進・ソロライブ」(東京/下北沢440) 連載コラム:TERA'S SOUNDTRACK REVIEW 「#29/死亡遊戯」 連載小説:「タマユラの宵・第四話」/蒼泉 光 |
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special issue : プロペラ「YESとNO」特集
特集1:プロペラ New Single「YESとNO」発売中 |
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特集2:「YESとNO」VIDEO CLIP |
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特集2:「羽原裕太郎+門秀彦」 対談 |
CLIP撮影中に急きょ実現した羽原裕太郎氏と門秀彦氏の対談では、 ふたりの出会いから現在までの関係からジャンルを越えた幅広い話を聞く事ができました。 (2005年3月30日/インタビュアー:RIN@moment) ---------------------------------------------------------------------------- RIN(以下:R):宜しくお願いします。ではまず裕太郎さんと門さんの出会いからはじめましょうか? 羽原裕太郎(以下:Y):いや、でもさmomentで会ってなかったら絶対ないもんね。 門秀彦(以下:K):うん。 Y:ホント、絶対ないもんな〜。 K:ホントたまたまですよね。 Y:うん。 K:僕が太朗さん(渡辺太朗:グラフィックデザイナー)と一緒にmomentに行ってビデオを観てて、で寺澤さん(moment)が「そろそろプロペラの打ち合わせがあるんで、すいません!門さん今日のところは。またゆっくり!!」みたいな感じになって。で、帰り際に、なんかまだ揃ってなかったんですよね?プロペラが全員。 Y:あぁ、そうかもしんない。バラバラでみんな行くから。
K:それで俺がmomentから地元帰って駅から自宅まで自転車で帰ってたの。そしたら、電話が携帯にかかってきて。。。 R:谷崎さん(谷崎浩章:プロペラBass)からですね。 K:そう、谷崎さんでジャケットをお願いしますっていうから。それで「あーそうですか。じゃあ音を聞いてみます」って言って。まだ音を聞いてないわけよ、オレ。で、その日にやんなきゃーと思って家に帰ってCDを聞いてたんですよね。 Y:あぁ、そうか!お願いしますじゃなくてお願いするかもしれませんって言ったよね。多分。。。 K:あぁ、そうかもしんない。オレはね、もうやるんだと思って。 Y:うん、あのね、おぼろげにね、傭平の兄ちゃんにふってたときだ!前作も傭平の兄ちゃんがやってくれてたから。あぁ、そーそーそーそう! K:そのあと、なんかもうすでに半分以上出来上がっている状態だったんですよ。 Y:結果的にはね。 K:そう、結果的には。じゃあ、また何か次の機会にって。 Y:そうそう。ジャケットの話をバンド内でもそんなに打ち合わせしてなくて、ま、だいたいこんな感じでっていいうのを兄ちゃんに打診してたんだけど。で、傭平もそのへんのやりとりとか、あんまり詳細を握ってなかったみたいで。。。もう動き出してたんだ。結果的には。 R:なるほど。 K:もうはじまってたみたいで、それを多分知らなくってオレにこう、ふってたんだけど。まぁ、何も作ってなかったんですけどね。 Y:うん。 K:で、こういう事なんでって、まぁいつかできたらやりたいですねって。で、それからライブに誘ってもらって行くようになって。あ〜なんだ〜やりたかっ たな〜って(笑) Y:(笑)
Y:(笑)それだ!それそれ。そういうことにしておいてください(笑) K:最初のうちは塔子さんとばっかり話してましたね。それからmoment jam sessionの2回目(2004.3.6開催)のときかな?あの時に俺の絵もあったでしょ?その時、個展用の絵をファイルか何かに入れてて、それを見てもらったりしたんですよね? Y:うん。それで門さんが、粘土で俺を作ってくれたのをくれて。 K:あ、そうそう。 Y:それが、もう、も〜んのすっごい嬉しくって。なんかね、あのへんぐらいから個人的になんかなってきてね。メールもそのへんからやりとりするように なって。 K:そうですね。 Y:それで門さんが本を書いたっていうのを送ってくれたりして。 K:そのあたりから、次のやつは一緒にできたら何かやりましょう!とかいう話はなんとなくは出てたんですけどね。ま、ほんとにやるかどうかっていうより は、出来たらいいですねっていう感じで。でも、僕ファンなんで、ライブ観て、やれたらいいですけど、実際一緒にやるっていうのは色々あるじゃないです か。だからね、そんなに期待もしすぎずにいようって思って。タイミングがあえば一緒にやりたいなって思ってて。僕はそれを待ってた感じですね。 Y:個人的にその間、いろいろやりとりしてたね。テレビ出るよって教えてくれたりね(笑) K:(笑) R:六本人? K:そうそう Y:まだ、埼玉に住んでたくせにね(笑) K:(笑) Y:ツブちゃん(門さんの愛犬ツブ太朗くん)と一緒にね。 K:六本人のふりをして(笑)それからMaxiのなんかシングルを出すんだっていう話で・・・。 R:『YESとNO』を作りはじめたのっていつ頃ですか? Y:い〜つだったっけな? K:あ、俺ね、momentのイベントでね、なんか聴いたんですよ。新曲やっちゃいますとかで。それです〜ごい気に入っちゃって。『YESとNO』いい ですよ〜って。その後ですよね、シングル作るって言って『YESとNO』がシングルになるっていって。あ、その前に1回うちに来たんですよね。いま作っ てるデモってのをいっぱい聴かせてもらって。 Y:何を発表するかっていうのも具体的に決めてなかった時点で、次はもう門さんと一緒にやりたいって思ってて。 K:その時ってもう『YESとNO』がシングルになるって決まってたんでしたっけ? 俺、最初「涙になれ」が次のシ ングルになるって思いこんでて(笑) Y:あ〜 うんうん。 K:だから、あの感じなのかな〜って思ってて、そしたら『YESとNO』になったって聞いて、あ〜それすごい好きだって思って。でね、最初考えたんです よね、どうゆうデザインにしようかなって。あとから色々考えるじゃないですか。なんかロックっぽいものとか、パンクっぽいものとか、激しい赤に黒みたいなのとか。あと、「I LOVE ME」の印象がすごい強いから、あそこからずれていいのか、あそこをずらさないほうがいいのかみたいな。そういうのもあって。でも、よくよく考える と、俺と裕太郎さんがあのmomentで会って、なんでかっつったら「RING BELLS」でこうきてるから、もうあんまり考えないで「RING BELLS」でいけばいいんだって思って。一番最初の印象に勝るものはないだろうって思って。 Y:もう、まさしくそれっ! K:で、具体的になってくると、3曲入りだったんで、ショートストーリーみたいな感じで、世界観を作りやすい曲数だったんで、だったらライナー見 たときに最初から最後まで統一されたのがいいなって思って。それでキャラクターとセンターラインが統一されてるんですよ。 Y:うん。 K:で、作っていくと横長になっちゃって。すごい横スクロールのイメージがあって。マキシシングルってアルバムと違ってループで聴きますよね? Y:うん。 K:マキシだと何回も聴くんで、どれが終わりかってあんまりないじゃないですか。始まりと終わりが。だったらなおの事、3曲目が終わったらまた1曲 目から聴くっていう、なんかそういうループしたのもがいいかなって思って。だったら歌詞も横に流れるほうがいいなって思って。縦にして。 Y:あれ、すごいアイデアだよね。画期的だった。歌詞を縦書きにしたのって初めてで。 K:英語がね、あんまり出てこないんで(笑) Y:(笑)英語はね、"Baby"くらいしか言えないからね(笑) あと"I LOVE ME"とね(笑) K:(笑) Y:だから、あれだけライブも見てもらって、しかも好きな絵描きさんで、もう俺なんて何が出てきてもOK以外ありえねぇーって勝手に決めつけてた。 K:いやいやいや(笑) Y:そしたら想像してた以上にいつも飛び越えてくれるんだよね。 K:いやいやいや(笑)けど、今までのプロペラをずっと観てきた人がこれをOKって言ってくれるのかな?とか、なん か今回のはプロペラっぽくないとか、門って人が出てきて、好きなようにやっちゃったんだ〜(笑)とか、そんな風に見られるのが、ちょっと心配でし たね。 Y:なんかね、俺らが出したものって結果的にいいと思って出したんだろうって。例えば好きなミュージシャンとかがね、出したものをそのミュー ジシャンがどう思っていようがいいと思えって出してるって、そう思ってるわけよね。 K:うん。 Y:だからね、そういう心配っていうのはなかったんだけどね。結果的に、門さんが見てきたプロペラのライブって、すごくグァ〜っていくライブが多い中でね、ちゃんとそのおちゃめな部分っての?(笑)そういうのを感じとってくれててね(笑)それをうまく表現してくれたなって思った。だから、このジャケットの中の表情みたいなのが、最近やってなかった昔 の曲の、ちょっとおちゃめだったり、すっとぼけてたりするような部分も思い出させて、1月のワンマンの選曲にもつながったりしたんだよね。 K:あと、やっぱり歌詞ですよね。プロペラの歌詞を追っていくと絵になるんですよね。なんかこう、ドラマチックってい うか。だからビジュアルにするのが難しいなっていうのはなかったですね。 Y:歌詞書く時に言葉にはしないけど、心の中でこう言ったりするときあるよなーみたいなことっていうのは思って書くね。 K:「YESとNO」とかね、特に今回のシングル3曲はどれもタイトルのまんまじゃないですか。だからタイトルと絵だけでも何となく分かるみたいなところが我ながらうまくいったかなと思う。とういのはタイトルと直結したことを描けば、後は歌詞を聞けば歌詞を追っかけなくてもなんか分かると思うんで。コンマがピリオドになるっていうのだけでOKなんですよ。 Y:あ、そう。偶然があって門さんが昔作ったTシャツの作品の中にね。コンマとピリオドがあるんだよ。 R:それはすごい偶然ですねー。 Y:うん、それもあって今回のツアーTシャツもコンマとピリオドのデザインなんだよ。 K:それは、ま、少し変えてますけど。 R:へえ〜。 K:俺も同じ事を考えていて。 R:「止めたペンをもう一度ほんの少し動かせばピリオドもコンマになる」という歌詞の部分ですね。 K:前作ったTシャツが長そでのTシャツで腕のところにピリオドがいっぱいあるの。両肩に。それでピリオドの、ちっちゃいあきらめた事がいっぱい体にあるんだけど胸にはでっかいまだ終わってないコンマがあって、「Don’t period」って書いてある。で「YESとNO」の歌詞を読んだときもそこに驚いて。この話をもらった時、そこは決まりだったの。あ、もうここはこれだと! Y:でもこれってすごいよね R:うん、すごいリンクだと思います。 K:今日、着てくればよかった。 Y:それこそ、momentで偶然会ったっていうところから、その事は決まっていたというか、なんか「YESとNO」はその当時もちろん書いてなかったし、もちろん門さんのTシャツの事も知らないし。すごいよね。表現まで同じだったていうのは。そういうことはみんな心の中で思ってるからあの一節を聞いた時に何か感じるんだとは思うんだけど。何かねそれをちゃんと作品にお互い偶然にしてるってすごい。 R:裕太郎さんがライブで手話みたいな、ま、手話ではないけれどもジェスチャーするのは昔からなんですよね。それもすごい繋がってますよね。
Y:あ、そうだよね。それも門さんが最初にライブ観た時にすごい言ってくれたよね。 K:あれ、手話ですよって言ったの。ミュージシャンでシンガーソングライターで、自分の言いたい事を歌詞に書いて、それにメロディをつけてパフォーマンスしたり歌うわけでしょ。それで普通は完結しちゃうと思うでしょ?でもさ、プロペラのライブ観ると分かると思うけど、これでも足りない、伝わってないんだっていうのがすごい分かるでしょ。 Y:はははは(笑) K:歌詞書いて、メロディ入れてアレンジもして実際、自分でライブをやってそれでももっと伝われっーていうのが手に出るんだと思うんだよね。そこに打たれるわけ。 Y:(笑) K:手話っていうのもそうだと思うんだけど、絵もそうなんだけど日常会話するでしょ。で、自分がこう思ってるとかこういうふうに感じましたっていうのを、じゃ手紙に書けばOKなのかとか、感情のこもってない言葉でもね、うまい文章に変換できればそれで伝わったかっていったらそれで足りないじゃないですか。送り手も受け手も。だからついつい何かやるんですよ。それが音楽だったりパフォーマンスだったり絵でいうと色だったり線のタッチだったり。で、それにでるのは何かいけーって言う事なんだよね。それが確実に人に向かって行ってるって所が何か感動するっていうかね。送り手が確実に同じ目線で目の前の人に向かってるというのがみえる表現っていうのはすごい好き。プロペラのライブをライブ会場で観たとき、その日は大雨かなんかでお客さんがあんまいなかったんですよ。なんだけど超ハイテンション。スタートから最後まで。俺がお客さんで何回も目が合う様な!それで全力でやってるっていうところがすごい、ぐっときて僕も刺激されるっていうか。絵なんて音楽と違ってみてる人に向かってやるっていうのはないんで。だから目の前にいる人に全力でどんだけ出せるかみたいな、そうするとシンプルな事がみえてくるんですよ。ありがとうとか、例えば誰か来てくれてようこそとかありがとうみたいな、それを全力で一人の人にやるかっていうとないんだよね。なかなか。
K:(笑)あの、最初の方はいいの!みんな最初は観てたり観てなかったり、あの分かってる人はさ、観にきてくれてるから最初からこうじーっと観てくれてる人たちばっかりなんだけど、こないだのプロペラの時はほぼ、皆知らずに来てるじゃないですか? Y:そうそう。web上ではちょこっと言ってたけどね。そういう前もった告知は大きくはしてなかったね。 K:だから段ボールがあるなっていうのは皆、分かってたんだけど、まさかそこで絵を描くとは全く思ってなくって。だからね、ほんとに人間観察してスケッチしてる感じで、でも途中からみんな同じになってくるんですよ。みんなこう絵の方も見るんで、描く絵が同じになってきちゃう。最初のうちですよね。みんながまだよく分かってない状況がおもしろい。 R:裕太郎さんはライブ中はどんな事を考えてるんですか?って考えられないですよねー。 Y:(笑)あのね、手で色々表現してしまうっていうのは何でだろうなって、こういう話よく門さんとしてるけど、何でだろうねぇ〜。結構ライブハウスってさ、劣悪な状況で歌詞とか聞き取れない部分ってどうしてもあるじゃない?各ライブハウスで音響が違ったりするしね。で、とにかく歌詞が一字一句聞こえるようにって、リハーサルの時にPAさんに言ったりするんだけど、やっぱりそれでも限界があるっていうのがどっかに刷り込まれてて。一言聞こえないとその前後が繋がらなかったりするっていうのが自分の中でなんかあったりするから、だからそうなっちゃってきたのかなって気もするけどね。 K:でもね、僕は逆だと思ってましたよ。僕が痛感するのはね、普通に言葉でコミュニケーションとってると、ちゃんと自分のことを伝える言葉を持つか持たないかというところにいくでしょ?もっと自分の考えを頭の中で相手に分かるように文章にして出すというのがコミュニケーションがうまくなるみたいな感覚ってなんとなくあるじゃないですか。 Y:うん。 K:でも僕の環境でいうとそれが全く通用しない。で、手話で会話するときもね、イントネーションとか語尾が強いとか柔らかく言うとか、ないから体や表情とか言葉ではない部分で伝えるみたいな、そういうのがあるんで。言葉で全部が伝わるはずがないっていうね。、だからすごーく子供のときから人と人が会話する時には言葉が、「言霊」ってあるじゃないですか。 Y:うん。 K:「言霊」って言う部分もあるんだけど「言霊」が全てではないっていうのが半分。半分は「言霊」。半分はほんとに気持ちみたいな、そういうのがあるんで、言葉がたくさん出て説明がうまくて声も聞き取りやすい、だけとその人の事がすごくわかるかっていうとそうとも言えないし、言葉数も少ないしぼそぼそしか言わないんだけれども、その人ががーって発してる何かで分かるみたいなときもある。それと一緒で、歌を歌うってこと自体が僕からすると言葉を大事にしているのが半分、言葉なんてっていうが半分っていうのが歌なような気がするんですよ。だからメロディがはいる。で、しゃべり言葉とは違うでしょ、「yeah」一発で伝わる事って言うのはそれしかないでしょ。ほかにないんですよ。「yeah」以外に、じゃ、どう言うの?みたいな。そういうのを意識してるのかしてないのかはどっちでもいいんですけど、歌うっていうことはそう言う事なのかなと。だからすごくわかりやすい。裕太郎さんのパフォーマンスっていうのは。だから歌詞を大事にしてる反面、歌詞で全部伝わるわけがないっていうところで動きになる、で、それでも足んないっていうんで次の曲を作るんだと思うし。 Y:そもそも、そういう気持ちもあったかもしれないけど、身ぶり手ぶりでやっているうちにどんどんそう言う気持ちが分かってきたていうのもある。あと、曲を書いた瞬間の細かい気持ちって結構忘れてるんだよね。で、それって言葉で言い切れなかったり言葉に出来なかったり、ま、メロディが先にあって、このメロディを歌いたいからこの言葉を選んだみたいなのがあって、裏に色々な思いがあったりするじゃない。それをライブやってるときにね、突然思い出したりすることがあって、そんなときには言葉以上に体で表現しまくってたりもする。 K:僕はなんかすっごい分かりやすい。ジェスチャーがあるから。あれがあるから完結する。だからプロペラはライブなんだっていう気がすごいする。だからCD聞いて気に入ったんだったら、それは半分しか分かってないみたいな。 Y:おかげさんでライブ観てCD買ってくれるお客さんのほうが多いんだけどね(笑) K:でもそうだと思いますよ。 Y:うーん。おかげさんなのかな?ははは(笑) K:おかげさんじゃないかな。 Y:じゃないよねー。(笑)いけね。でもさ。何か言ってる最中にも、色々な気持ちがあるよね。その一曲のなかでも「yeah」って例えば3回言ってたとしたらその「yeah」は何か違う感情だったりする気がする。いや〜、門さん勉強になりました。また。もうね、門さんの家に遊びにいくじゃない?そうするとずーとこういう話をね、こう、思いみたいなのをね、いろんなジャンルでね、聞かしてくれるよね。 K:なんか俺が一人でしゃべってるみたい。裕太郎さんも結構言ってるよね。 Y:いや〜そんなことないって。ほんとね、へーって感心させられることがいっぱいあるよ。 R:(笑)そんなふたリがユニットを組むという噂を聞いたのですが? K:(笑)それはねシャレで言ってるだけですよ。 Y:どーせ、やるんならね。いついつは門さんライブペインティングやってもらえない?とかじゃなくてユニットとして、それは何をしでかすか分からない二人組として(笑) り:なるほど。 Y:そうそう、まずは歌え!と言ってるんだけど(笑) R:いやいやいや(笑) R:門さんボーカルの裕太郎さんライブペインティングがみれるかもしれない。 K:ありえない(笑) Y:究極はそこにいってもいいかなと。 K:でも単純に裕太郎さんっていうのとプロペラのボーカリストで歌詞を書いて作曲してみたいなのがあるでしょ。それをねバラバラにもできるじゃないですか。例えば文章だけとか、メロディだけとか。パフォーマンスだけとか。そうした時にパフォーマンスだけの時とか例えばほかの人が作ったものをやるといったときにパフォーマンスに徹した時にどなるかっていう、プロペラと一緒の事をやっても同じなんですよ。一回ばらばらにしちゃうとおもしろいかなと思うんですよ。 R:そうですね。momentのjam session#2のときも裕太郎さんがポエトリーリーディングをやったことはおもしろかったですよね。例えばその横で門さんがはさみ持って切り絵をやるっていうパフォーマンスもありですね。 K:プロペラと門がやるっていう時には例えばCDデザインとかクリップになっちゃうけど一個人としてやるときはそれは音楽じゃないかも知れない。絵じゃないかもしれない。俺も詩を書いてる人なんで二人で文章を作るのかも知れないし。ま、なんでもいいかなと。 Y:門さんリーダーだから。 K: え?俺リーダーすか? R:で、ユニット名はなんて言うんですか? K:それを言わせたいだけでしょ(笑)?言うとなると恥ずかしくて言えないよ。 Y:良いの思い付きましたよーとかいってね、YUKADO(ユーカドー)なんて言っててですね。何スカーそれって言ったら、裕太郎の「ユー」と門の「カド」でユーカドーって。 K:いいでしょ。なんかふたつ入ってて。良いと思います。百貨店だからなんでもありみたいな。こうやって引っ込みつかなくなっちゃうんだよね(笑) R:では今後の活動、期待してます。それではそろそろこの対談に終わりも告げたいと思いますがまだまだ二人の関係は続きそうですね。 K:それも分かんないですね(笑)ま、とにかく新しいシングル「YESとNO」をみんな買って下さいと。 Y:ははは、しかしこんなアクティブな人だとはみんな思ってないんじゃない。なんかこう勝手なイメージってあるよね。絵を描いて詩を書いてみたいなところで。 K:そんな感じですよ。 Y:なんか寡黙なイメージがさぁ。 R:個が確立されたイメージがありますね。 K:でも逆に言うとそれがあるから楽しいってのはあるじゃないですか。イメージがないと崩しようがないでしょ。イメージはだいたい持ってもらっとかないと。 Y:でもだいたいイメージにはまってしまってる人が多いじゃん。 K:なるほどね。じゃ、そう言う人には「YESとNO」を聞いてほしいね(笑)ちょっと違うぞみたいな。違わないのか。でも何でもOKっていうのがある種あるんですよ。その人の懐に入れてもらえれば。 end> |