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momentが注目したカルチャーやイベント情報、コラム等掲載のNEWS MAGAZINEです。

#34 contents

CLIP:「月刊ピカソ/vol.6」 東 純二インタビュー
LIVE:05.10.28「イベント「恵津子の部屋」〜谷山浩子×KERA」
(東京・クラブチッタ川崎)
LIVE:05.11.11「Howling Butterfly ワンマン」(東京・下北沢MOSAIC)

連載コラム:TERA'S SOUNDTRACK REVIEW #34/時計じかけのオレンジ
散文詩:「#05/優しい風」 KanaT



 「月刊ピカソ/vol.6」 東 純二インタビュー



『月刊ピカソ』の第5回目。今回は、東 純二インタビューを、
お届け致します。

ニューアルバムの話を中心に、新しい情報がたっぷりの12分です。
何が飛び出すかは、観てのお楽しみです!
PICASSOの詳しいインフォメーションに関しましては、
PICASSOオフィシャルHP(http://www.pro-picasso.com/)まで。





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配信終了
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(BB環境のある場所にて、お楽しみ下さい)



 05.10.28「イベント「恵津子の部屋」〜谷山浩子×KERA」 (東京・クラブチッタ川崎)


〜イベント「恵津子の部屋」スペシャル・ヴァージョン〜
「歌暦 vol.9 神無月」
『HIROKO TANIYAMA & KERA meet MONTY PAYTHON』

 私のイベントに出ていただくアーティストの方々はみなさん、これまでいいおつきあいをさせていただいて、
すでにある程度は気持ちが通じ合えている人達ばかり。
さらにジョイントのライヴの場合は、そのお互いがすでに仲良しというカップリングが基本的には理想。
で、今回の場合はもちろん2人ともキャリアも知名度もある方々なので、お互いに相手の存在は知っていたし、
かなり前に軽く挨拶する程度の遭遇はしていた仲。が、急接近したのは最近で、
谷山さんが、ケラがケラリーノ・サンドロヴィッチ名で脚本・演出を手がけている芝居の噂を聞いていて、
常々見たいと思っていたことを私が知り、たまたまケラとは古くから親交があってそのお芝居を毎回見ていた私が、
谷山さんをその芝居に誘ったところとても気に入ってもらえ、そこから2人の面識が深まったのです。
そうしたところ、2人が共にモンティ・パイソン・ファン、それもかなりのファンだということがわかって、
私が何かモンティ・パイソン絡みの2人のイベントができないかと思い、話をもちかけたことが発端で、
今回のイベントが実現したのです。
谷山さんはもうキャリア30年以上にもなるベテランのシンガー・ソングライターで、
ケラもこれまでに有頂天、ロング・バケーションを経て、現在もシンセサイザーズで音楽活動も行なっていますが、
今回のイベントでは双方のオリジナルは一切出てきません。
歌われるのは、モンティ・パイソンの作品の中に登場した楽曲のみ。それに2人が日本語詞をつけて歌うというイベントです。
すでに彼らをサポートしてくれるメンバーも決まり、徐々に内容が固まっていきつつあるところです。
多分映像等も駆使した多角的、立体的な楽しいイベントになることと思います。
(Text by 角野恵津子)


出演:谷山浩子・KERA
日時:2005年10月28日(金)
時間:開場・18:30/開演・19:30
会場:クラブチッタ川崎
料金:前売¥4.500 当日¥5.000 
(税込オーダー別)(入場時にドリンク代500円が別途)

チケット取り扱い:
チケットぴあ 0570-02-9966(Pコード:206-376)
ローソンチケット 0570-06-3003(Lコード:32499)  
イープラス(e+) eee.eplus.co.jp
   
問い合わせ:クラブチッタ 044-246-8888(写真2枚)
 

 05.11.11「Howling Butterfly ワンマン」(東京・下北沢MOSAIC)


momentでは、もうお馴染みのバンド、Howling Butterflyが結成して、
もう早くも1年半が過ぎ、
この秋、ワンマンライブが決定しました。ゲストも用意されていて、
賑やかな夜になりそうだ。
セカンドアルバムも製作中のHBのコメントを後日、配信いたします!

タイトル:HowlingButterflr Presents
『今日も、み〜んなと私に優しい歌を!〜蝶結び決起集会Vol.1〜』
出演:HowlingButterfly(OpeningAct;タケル)
日時:2005年11月11日(金)
場所:下北沢MOSAIC(03-5787-4559)
世田谷区北沢2-2-14モアイ茶沢1F.B1
時間:OPEN:18:30/START:19:00
料金:¥2,000Door;¥2,500(ドリンク別)


Howling Butterflyの詳しいインフォメーションに関しましては、
オフィシャルHP(http://www.howlingbutterfly.net/)まで。

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連載  from TERA

TERA's Soundtrack Review このコーナーでは毎月1枚、映画のサントラを作品と共に紹介します。

#34
『A CLOCKWORK ORANGE/邦題:時計じかけのオレンジ』

音楽:WALTER CARLOS(ウェンディ・ウォルター・カーロス他)
1972年/米/スタンリー・キューブリック監督・製作・脚本作品。
2時間17分。
ジョン・オルコット撮影監督。マルコム・マクダウェル主演。
パトリック・マギー共演。

映像が凄い映画である。「凄まじく」と書くと大げさかも知れないが、
実に凄まじい映像である。それはまた、美しくもあり、シンプルでもある。
キューブリックとオルコットの出逢いであろう。
これ以降、オルコットの映画をほぼ、すべて鑑賞しているが、
カブリック以外のオルコット作品では、75年の「兵士トーマス」、
84年の「グレイストーク/ターザンの伝説」が、個人的には好きだ。
変なB級作品もこれまた多く撮影していて、実はこれら、
「大穴」映画だったりして面白い。

サントラは、性転換手術をして女性になったという
ウォルター・カーロスの編曲もので、当時の言い方で、電子音楽。
さまざまなクラッシックが流れる中、特に印象的なのは、
エルガー「威風堂々」であると思う。また、クラッシック映画の
名曲である「雨に歌えば」。ジーンケリーのオリジナルが流れる辺りも、
実に上手くハマっている。
また、映画のアートワークス関連は、今でも色んな形に変わって、
街中で見る事が多い。


SF&バイオレンス映画と言われているが、個人的には、青春娯楽映画と。
当時、2〜3番館の名画座で度々、観に行ったのだが、よく笑いが起こる映画であった。
はじめの頃は、どこか笑えない映画だったのだが、年を重ねる毎に笑える映画になる。
本当は逆でないといけないのだろうが。まだの方は一度試していただきたい一遍。

そう、学生時代に映画館の映写室でバイトしていた時、傷だらけのこの映画が流れて来て、
更に傷だらけの予告編から、数コマを切って拝借してしまった記憶がある。今は何処へ。

DVDでは、いつでも観れる映画。サントラも名盤CDとして手に入れやすい。是非!


連載  散文詩:「#05/優しい風」 KanaT





「優しい風」by kanaT

 遅く起きた朝、
 君は  
 目覚めた春を
 眺めながら
 熱い紅茶を飲んでいる。

 表通りは
 切り抜いた
 絵画の様に
 窓ガラスに
 貼り付いている。

 翳った部屋に
 不安は積み上げられ
 君は
 押し込めた会話を
 慣れた朝で
 綴っている。
 
 酷い晴れの下で、僕は未だ、何かを待つのだろう。 
 
 浅く目覚めた朝、
 夢は
 優しい春を
 映して
 温い紅茶に沈んでいる。

 歪んだ顔で
 微笑みながら
 君の頬に
 一枚の風が
 つたって行く。
 
 広い青空の下で、僕は眠ったまま、何を追いかけるだろう。

 拙い言葉は
 青のクロスに
 花びらの様に散らばり
 君は
 冷めた紅茶を飲んでいる。