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momentと交流のある方々へのインタビュー
#33
yorke.
momentのイベントでは、毎回、ライブペインティングを
披露していただいています。現在、さまざまなフィールドで
活躍中のペインター、yorke.へのロングインタビューです。
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momentに関連したミュージシャン、バンド等を紹介します。
#33
武田和大
先月の「moment jam session#5」で素敵な演奏を
披露していただいた、これまでにさまざまな活動を
展開してきた、サックス奏者の武田和大さんへの
ロングインタビューです。
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#33 CLIP:「月刊ピカソ/vol.6」 LIVE:05.10.28「谷山浩子×ケラ」 (東京・クラブチッタ川崎) LIVE:05.11.11「Howling Butterfly ワンマン」(東京・下北沢MOSAIC) 連載コラム:TERA'S SOUNDTRACK REVIEW #34 散文詩:「#05/優しい風」 KanaT |
short films |
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特集:moment jam session #5
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特集1:「moment jam session #5」レポート (by TERA@moment) |
連休の朝の静けさに包まれたクラブチッタ川崎。 午前9時から、スタッフが次々に集合。準備が始まった。舞台周り、照明、音響、映像。 各スタッフが持ち場をテキパキと整えてゆく。少し時間をおいて、ペインターyorke.が到着。 客席右後方に、大きなキャンバスが姿を現した。その頃、楽屋には次々とミュージシャンが到着。 ありましの、河野道生、タケル、ハウリング・バタフライの面々が楽屋で、リハの準備を。 午前11時を過ぎて、リハーサル開始。まず、ありましのと河野道生が音を奏で始める。 午後になると、一層慌ただしさを増して、ステージ上は忙しくなる。 舞台監督の藤田氏、SMCの鈴木氏の指示により、準備が着実に進んでゆく。 チッタ入り口の柱に、早くも、yorke.がペインティングを開始。 同時に、受付や物販の準備も始まる。ステージ前に、椅子が並び始める。 午後3時すぎ、Oxfamスタッフが到着。準備を開始。リハーサルも終盤に差しかかり、 会場前にお客さんが集まり始めている。当日券も発売開始され、お客さんの列が会場外に出来ている。 午後4時を10分過ぎて、開場。場内左右のスクリーンには、今回の主旨映像が流れている。 お客さんは入り口でホワイトバンドを受け取り、場内へと消えてゆく。場内では、yorke.がスタンバイ。 午後4時40分、ステージに、トップバッターの鈴木雄大が登場。 オープニングのメッセージに続いて、湾岸戦争時に書いた楽曲、「静かな闘い」を歌い上げる。 続いての「IDM」は、jam session #1でも披露した曲。ここで、9月11日に開催された、 セプテンバーコンサートの話を。ゲストの庄野真代さんがステージに登場して「太陽の匂い」。 武田のサックス、息の合った二人の熱唱に、場内から熱い歓声と拍手が起こった。 ベースの岡沢茂は飛び入り。鈴木雄大はこの後のスケジュールの為、今回、トップバッターに。 昨年momentとの映像やライブでのコラボ後、レコード会社とのデモテープ製作に突入中のタケル。 その中の新曲「歩いてゆく」「ストーリー」の2曲を披露。momentのライブでは、お馴染みのコンビの、 キーボードの西本明との息の合った演奏で、その独特な歌声を場内に響かせた。 そして、ありましのと河野道生がステージに。静かに「Twinkle」を。場内は二人のハーモニーに包まれる。 2曲目は、ニューアルバムからのタイトル曲の「アイノウタ」。少し軽快なテンポで、愛を詠う。 1年前、その楽曲のライブ映像と共に、momentのshortfilmで、不思議な世界感を残してくれた。 Howling Butterflyは、アコースティックバージョンで登場。1曲目はカバーソング。 ボーカル吉沢梅乃が大好きなジャニスの「Me & Boggy Maggy」。HBのライブではお馴染みのナンバー。 続く、「十五夜」は、比較的新しい曲。前日がその十五夜だったのだ。いつも通りのパワフルなステージだった。 吉俣良のピアノから始まった熊木杏里のステージ。彼女の言葉でホワイトバンドを翳して紹介。 まず、「争い」の不可思議を詠った、「戦いの矛盾」を披露。これはまだ未発表の楽曲らしい。 小さな声を絞り出すようにして歌う。「小さな」ひとつの気持ちが「大きく」響いて会場に伝えられている。 ここで、ベースの小野田清文が加わり、一番新しいアルバムから、「長い話」。これは実話をもとにした楽曲。 5組のオープニングアクトが終わって。ここで、がらっと空気が入れ替わる。問題児ユニットの登場。 プロペラの羽原裕太郎とアンリミの井垣宏章である。まずプロペラの新曲「YesとNo」と、 アンリミの「UFO」を披露。MCを挟んで、プロペラの曲「結び目」。この2曲は純粋な愛の曲。 続いて井垣独特の表現で美しい想いを歌う、「ピストル」「It's a beautiful day」のメドレーを披露。 そして、プロペラの曲「旅人」を。最後に井垣がステージ上を跳ね回り、ひと暴れして終了。 問題児ユニットの後は、フォークを継承する女性2人ユニットTHE 4/9の登場。 沢田聖子と佐田玲子の2人による、結成間もないフォークユニットで、二人の絶妙なMCが面白い。 まずは、1971年シモンズのカバー「恋人もいないのに」。続いて、赤い鳥の「竹田の子守唄」を。 最後の「翼をください」まで、THE 4/9の持ち味を堪能するには、当初、時間が短すぎると思いましたが、 THE 4/9ライブのダイジェスト版として、音楽的にバランスのとれた、楽しい時間を与えてくれました。 ここで、Oxfam Japanからのメッセージと主旨説明が行われて、次の瀬木貴将登場となる。 yorke.の絵もさまざまな音楽に合わせて、変化を続ける。その場にいるyorke.が普段より大きく感じる。 瀬木は、サンポーニャというボリビアの民族楽器を使い、自分の世界を表現してきた音楽家だ。 瀬木貴将の1曲目は、とても長いサンポーニャを持ち、ソロ演奏をまず披露した。 次の「レイン・フォレスト」では、バンドとして演奏。ギター横内タケ、ベースTAKA-KI、 キーボード西本明、パーカッション里村美和、そして、今回の参加では最年少となる、 弱冠16歳の高校生ドラマー曽根未宇治である。今回、この為に仙台からの参加であった。 次の「Natural」では、ボーカルに我那覇美奈を迎えて、迫力のある瀬木ワールドを展開した。 バンドとの競演は珍しい瀬木のステージだったが、セッションの醍醐味を充分に現した音になった。 そのまま我那覇 美奈のブロックに移り、まず「月の雫」。この楽曲は、比較的、新しい曲。 一人、じっくりと詩をかみしめて、ギターで弾き語りを聴かせてゆく。 次の「青空」も、現在の我那覇 美奈の世界を如実に現した楽曲だ。 そして、今回、我那覇にとって、貴重なライブテイクになるデビューアルバムから、 当時、ピカソから提供された「逃げ水」を披露した。そして、ピカソのブロックへ。 まずは、「明日の風」から飛ばしてゆくピカソ。ここからロックの流れに移ってゆく。 サポートは、ギター間宮工と、ドラム河野道生。ピカソの昔からの仲間だ。 「明日、君は君らしく、新しい夢を掴んでほしい」というメッセージが込められている。 そして、辻畑のギター&ボーカルからアコースティックっぽく始まる、「僕のスピリット」。 東のベースが唸り、次第にバンドサウンドへ。「12月の飛行船〜憂鬱のバウンド」は、 久しぶりに奏でられる楽曲。昨年の20周年ライブで時間の都合でカットされた楽曲。 新曲「UQ」に続き、辻畑&森が残り、セッションメンバーも変わり、石黒ケイの登場。 1曲目は、当時、辻畑から提供された曲で「ランダム」という楽曲。復活前の後期のアルバムから。 また当時、アレンジを手がけた森がアコーディオンを披露し、大きなバンドがケイを支えている。 続いて、ケイの持ち味たっぷりの「今朝の気分」で会場は石黒ケイの世界に包まれる。 ここからセッションバンドは、元THE HEARTLANDメンバーが最後まで演奏する事になる。 「横浜ホンキートンクブルース」では、横内タケのギターとケイの歌が、いい感じで絡み合った。 石黒ケイが去り、キーボードの西本明がボーカル曲を1曲披露。このイベントシリーズでは、 何度も演奏されている、「他の誰かではなく」。里村美和が加わって、古田たかしのブロックへ。 まずは、「恋の引力」を披露。軽快なロックの後は、その古田のバンド、THE CHOKOBABYZから、 ボーカルの安斎肇が登場!とても緊張したMCで、「道路マン」特別バージョンへ。 途中にいきなり「Born To Be Wild」を挿んだ、とてもユニークな構成のロックな世界。 再び、古田たかしのソロ楽曲の「眠りの海のダイバー(Wake Me Up)」で、再び、古田ワールドへ。 そして、杉真理のブロックへ。まずは、代表曲のひとつで、「いとしの地球」。大きなテーマの楽曲。 しっかりしたと杉ワールドが続く。2曲目の「Simulation Game」も、初期のアルバムからのナンバー。 じっくりと愛を歌う、「Best of my love」。この辺りから、バンドとの息の合った素晴らしい演奏に会場は包まれる。 次の「ジェリービーンズ・ガール」で、ゲストの堂島孝平が紹介されてステージに。#1の再現のようだ。 堂島孝平は、元ハートランドメンバーへ愛情あるMCを。そのメンバーと新曲の「So Shi So I」を披露。 ラストの「WAVE」では、会場が大いに盛り上がった。 アンコールで、杉真理とバンドがステージ上に。そこに、沢田聖子と我那覇 美奈が加わって、 「Wonderful Life」。バンドやその仲間の友情を歌った、この楽曲で締めくくった。 今回、大きな会場で、暖かい声援に包まれながら、時間を共有出来た事を、皆に感謝しています。 そして、ある意味で、締めくくりの段階に来たと感じています。 そして、この締めくくりの余韻を込めて、12月24日、クリスマスイヴの日に、東京の真ん中で、 ほんのりとした気分で、このアンコールセッションを続けたいと思います。
※皆様のお越しを心からお待ちしております。 |
特集2:moment jam session #5 (モーメント・ジャムセッション#5) SET LIST |
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