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#41
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CLIP:「月刊ピカソ/ vol.10」ピカソ(東 純二+森 英治)メッセージ
CLIP:大谷レイブン+ロジャー高橋+羽田北斗/スペシャルメッセージ
LIVE:06.06.22 「伊藤銀次:Ginji Produce Night Live #1」( 東京・新中野「弁天」)

連載コラム:TERA'S SOUNDTRACK REVIEW #41/グレイストーク-ターザンの伝説-
散文詩:「#11/ 紙ふうせん」 KanaT




 「月刊ピカソ/vol.10」 ピカソ(東純二+森 英治)メッセージ


前号にて再開しました「月刊ピカソ」。その10巻目でございます。
このコーナーは、ロックバンド[ピカソ]のメンバーにより、
近況やニュース、生演奏等を、映像メッセージでお送りする企画です。

今夏、ニューベストアルバム、ライブ、ミュージカル等の予定が、
決まって、その活動が気になるところですが、少しだけ抜粋しますと、ベストな
アルバムのリリースが7月5日に決定しました!新曲は「フェアウェル」等を収録。
ミュージカルの楽曲もほぼ完成しています。
あと何が飛び出すのかは、観てのお楽しみです。お時間ある時に是非!

ピカソの詳しいインフォメーションに関しましては、
ピカソ・オフィシャルHP(http://www.pro-picasso.com/)まで。

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配信終了

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(BB環境のある場所にて、お楽しみ下さい)




 大谷レイブン+ロジャー高橋+羽田北斗/スペシャルメッセージ


今年4月に、待望のニューアルバム「RAVEN EYES ll」をリリースしたばかりの、
大谷レイブン氏。そのレイブン氏と共にレコーディング、これから予定されてる、
ライブツアーにも同行するドラムのロジャー高橋氏、ベースの羽田北斗氏と、
先程、PV撮影を敢行しました。その撮影後にいただきましたメッセージ映像を、
今回、特別に配信いたします。ファンが待っていたレイブン最高のアルバム。
是非、一度、聴いていただきたい素晴らしい作品です。 今後のツアー日程は。

6月28日(水) 横浜 7th AVENUE      7月18日(火) 岡山 PEPPER LAND
7月06日(木) 郡山 CLUB #9       7月20日(木) 博多 Be-1
7月07日(金) 仙台 MACANA      7月21日(金) 広島 NEOPOLIS HALL
7月08日(土) 熊谷 HEAVEN'S ROCK    7月22日(土) 大阪 MUSE
7月09日(日) 宇都宮 HEAVEN'S ROCK   7月23日(日) 名古屋 HeartLand
7月17日(月) 京都 MUSE          7月29日(土) 初台 The DOORS

大谷レイブンさんの詳しいインフォメーションに関しましては、
オフィシャルHP(http://homepage3.nifty.com/wishingwell/ohtani.htm)まで。


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(BB環境のある場所にて、お楽しみ下さい)




 06.06.22「伊藤銀次:Ginji Produce Night Live #1」(東京・新中野「弁天」)


日本のロックシーンを語る上では欠かせない存在である伊藤銀次、
楽しいMC&ライブパフォーマンスをプロデュースする、シリーズ第一夜。
青木ともこと新ユニット結成等、何が飛び出すかは観てのお楽しみ。
また初音源「0号」をリリースした塚元香名がピカソの東、森両氏とユニットを。
かねてからライブシリーズを考えていた銀次さんプロデュースのプログラム、
ファンお待ちかね「銀次プロデュースナイトライブ#1」この夜から始まりです。

タイトル:「伊藤銀次:Ginji Produce Night Live #1」
日時:2005年6月22日(木)
出演:伊藤銀次、青木ともこ、他
オープニングアクト:塚元香名 (with 東 純二+森 英治 from PICASSO)
場所:「LIVE CAFE 弁天」
住所:中野区本町4-39-7 TNビルB1F 
予約特電: TEL 03-5340-8270
料金:予約・前売2,500円/当日3,000円(ドリンク代別)
問い合わせ:「LIVE CAFE 弁天」HP(http://www.benten55.com/top.htm)




連載  from TERA

TERA's Soundtrack Review このコーナーでは毎月1枚、映画のサントラを作品と共に紹介します。

#41
『GREYSTOKE: THE LEGEND OF TARZAN, LORD OF THE APES/
邦題:グレイストーク-類人猿の王者-ターザンの伝説』

音楽:ジョン・スコット (John Scott)

1983年/英/ヒュー・ハドソン監督・製作作品。2時間10分。
ジョン・オルコット 撮影監督。リック・ベイカー 特殊メイク担当。
クリストファー・ランバート主演。ラルフ・リチャードソン、
イアン・ホルム、アンディ・マクダウェル、他共演。

評価の低い作品であるが、実はとても素晴らしい役者達と音楽の作品。
グレイストーク伯爵を演じるラルフ・リチャードソンは、この作品で、
米、英の両アカデミーで助演男優賞を受賞している。リチャードソンは、
1930年代から活躍していた名優であるが、晩年は面白い作品選びで、
「オーラッキーマン」「ローラーボール」「バンデッドQ」等と続き、
そして最後の作品がこの一つ前で、ポール・マッカートニー製作の、
「ヤー!ブロードストリート」なのだ。
「栄光の脱出」「素晴らしき戦争」等での名演技も見応えはありますが、
この作品が最頂点になるのではないかと思うほど、目を見張るものである。

音楽を担当したジョン・スコットは、作品にはあまり恵まれてはいないものの、映画音楽ファンの間では、
「ファイナルカウントダウン」、「ス★パ★イ」等、隠れた名作が多く、この作品も国内盤のサントラが出ていないが、
需要が少なくない為にその筋の流れの中では、流通しているのである。

ヒュー・ハドソンは、この頃、流行ったCM界からの出身で、あのリドリー・スコット一派である。
「炎のランナー」の映像でイメージすると、ほんのりと、ソフトフォーカスの疑似高級感がコマーシャルな感じで判る。
ただアランパーカーとの「ミッドナイトエクスプレス」や、ドキュメンタリーを好んでいたせいか、長編向きの監督ではないが、
描く視点が面白い。この後のアルパチーノ主演の「レボリューション」は一度は観たが残念だった。
このヒュー・ハドソンにはないと思われたCM監督特有の「息切れ」だった。
今、話題の「ニューワールド」のテレンス・マリックとはまた違う線だが、ヒュー・ハドソンは作品数は少ないものの、
芸術的には同等の評価をしたい。キューブリック映画のジョン・オルコットの撮影技も拝見出来る映画である。

DVDではいつでも観れます。CDは探しにくいが是非一度聴いていただきたい。

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連載  散文詩:「#11/紙ふうせん」 KanaT


 「紙ふうせん」 by KanaT

  僕の部屋では、
  春の陽が床の上で
  重なり合い
  曲がりくねった沈黙に
  心地よく包まれ
  君の事も考えず
  すべてを
  委ねている。
  薄れた記憶の隅で
  僕は、ただ
  紙ふうせんのように
  君の面影を膨らまし
  割らないように
  抱きかかえたはずだった。
  なのに
   
  酷く晴れた日に
  僕の紙ふうせんは
  空高く消え
  もう、僕の手の中に
  帰っては来なかった。
  それで
  
  僕は
  二度と戻らないものを
  知った。
  紙ふうせんは
  広い青に透けて
  僕の創りだした
  小さな世界を
  連れていってしまった。



  
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