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momentが注目したカルチャーやイベント情報、コラム等掲載のNEWS MAGAZINEです。

#42
contents

CLIP:「季刊『藤岡正明』'06初夏号」
CLIP:「月刊ピカソ/ vol.11」
LIVE:06.07.28 「仁義ある戦い in 下北沢"碇健太郎トリビュートDVD発売記念"」

連載コラム:TERA'S SOUNDTRACK REVIEW #42/ファントム・オブ・パラダイス
散文詩:「#12/色彩なき街 」 KanaT


 季刊『藤岡正明』'06初夏号」



藤岡正明さんとは、これまでにインタビュー、ライブ等の、
コラボレーションをしてきましたが、この度、CD「パノラマ」(6/23)リリース
待望のソロライブツアー等、色々な音楽活動が決定しました。

最近は 、演劇(レ・ミゼラブル)や、TV(NHK英会話番組など)でも大活躍中ですが、
活動の本筋でもある音楽について聞きたい事や伝えたい事が重なって来たので、
期間は未定ですが、しばらくの間、「季刊『藤岡正明』(不定期発刊)」として、
季刊で映像メッセージ等を配信する運びになりました。(編集長はご本人)
第一弾の今回は、7月末のライブツアーと新譜CDの事を中心に語っています。

今回は付録にて、昨年末のmomentライブからの特別映像が付いてます。
お時間ある時に是非チェックしてみて下さい。('06秋号は、コチラ)





<ライブツアー情報/藤岡正明ワンマンライブ〜一期一会 Vol.10〜>

2006年7月22日(土) 東京・渋谷 duo MUSIC EXCHANGE
 OPEN/18:30 START/19:00  チケット/\4,500(全自由/税込/DRINK代別)
                     お問合せ/SOGO 03-3405-9999

2006年7月28日(金) 名古屋 TOKUZO
 OPEN/18:30 START/19:00 チケット/\4,500(全自由/税込/DRINK代別)
        お問合せ/サンデーフォークプロモーション 052-320-9100

2006年7月29日(土) 大阪 Flamingo the Arusha
 OPEN/18:30 START/19:00 チケット/\4,500(全自由/税込/DRINK代別)
                    お問合せ/GREENS 06-6882-1224

藤岡正明さんの詳しいインフォメーションに関しましては、
藤岡正明 オフィシャルHP
まで。


Movie

「季刊『藤岡正明』'06初夏号」

ムービーを見る
| Mac | Win |

(BB環境のある場所にて、お楽しみ下さい)



<CD情報>
「パノラマ」2006年6月23日発売
 FCCM-0139 価格:1,260円(税込)
TVアニメ「学園ヘヴン」エンディング曲



 「月刊ピカソ/vol.11」


前号にて再開しました「月刊ピカソ」。その11巻目でございます。
このコーナーは、ロックバンド[ピカソ]のメンバーにより、
近況やニュース、生演奏等を、映像メッセージでお送りする企画です。

今夏以降、ニューベストアルバム、ライブ、ミュージカル音楽等の予定が、
決まって、その活動が気になるところですが、少しだけ抜粋しますと、ベストな
アルバムのリリースが7月5日に決定!新曲は「フェアウェル」「UQ」を収録。
ミュージカルの楽曲も完成しました。
あと何が飛び出すのかは、観てのお楽しみです。お時間ある時に是非!

ピカソの詳しいインフォメーションに関しましては、
ピカソ・オフィシャルHP(http://www.pro-picasso.com/)まで。

Movie

「月刊ピカソ/vol.11」
配信終了
ムービーを見る
| Mac | Win |

(BB環境のある場所にて、お楽しみ下さい)





 06.07.28 「仁義ある戦い in 下北沢"碇健太郎トリビュートDVD発売記念"」( 東京・下北沢CLUB251)


2004年夏、神戸メリケンパークの花火送られて夜空に駆け上がった碇健太郎。
去年夏、ゆかりの下北沢に集まった仲間達の映像がDVDとなりました。
その第二弾のトリビュートライブを今年も同じ下北沢CLUB251にて開催します。
出演陣も昨年と同様に豪華な顔ぶれが集まります。
ショートフィルムにて公開しております映像を観て頂きまして、この28日も、
足を運んでいただきたいと思ってます。碇健太郎の音楽を知らない方には、
是非、お勧めのライブになりますので、どうぞ宜しくお願いいたします。

タイトル:「仁義ある戦い in 下北沢"碇健太郎トリビュートDVD発売記念"」
日時:2005年7月28日(金)
出演:鬼頭径五プロペラ大矢侑史、氏永仁、美樹、他
場所:東京・下北沢CLUB251  
問合せ : 下北沢CLUB251 (TEL 03-5481-4141)
料金:予約・前売2,500円/当日3,000円


詳しいインフォメーションは、特設ホームページにて



連載  from TERA

TERA's Soundtrack Review このコーナーでは毎月1枚、映画のサントラを作品と共に紹介します。

#42
『Phantom Of The Paradise/邦題:ファントム・オブ・パラダイス』

音楽:ポール・ウィリアムス (Paul Williams)

1974年/米/ブライアン・デ・パルマ監督・脚本作品。1時間34分。
ジャック・フィスク美術監督。
ポール・ウィリアムス、ウィリアム・フィンレイ主演。
ジェシカ・ハーパー、ジョージ・メモリ、ジェリット・グラハム、他共演。

音楽と主演を努めたポール・ウィリアムス。この作品の役柄同様に、
とてもユニークで特異なキャラクターなのである。
この作品前の73年は「最後の猿の惑星」にて、重要な役を演じている。
76年には音楽監督としてピークの作品で、
ジョディ・フォスターの「ダウンタウン物語」と名作「スター誕生」、
2大作品を担当して、アカデミー賞など、数々の賞を受けている。
ただ、それ以降は作品に恵まれずなので、少し残念ではある。

この映画で一番話題としたいのが、美術監督のジャック・フィスクの存在である。
デ・パルマ監督の出世作である「キャリー」も担当していて、その主演のキャリー役のシシー・スペイセクのご主人でもある。
(シシーもこの映画には、何と、スタッフとして参加しているのである)
ジャックとシシーの出会いはジャックが73年に美術を手がけた名作、邦題は「地獄の逃避行」。そう、
テレンス・マリック監督デビュー作である。ジャック・フィスクはテレンス・マリック作品では全ての美術を手がけている。
最近作の「ニューワールド」までである。また監督としても異色作を生んでいる。
シシー主演の「すみれはブルー」や、デヴィット・リンチのTV作品である「On The Air」の数本を演出している。
70年代アメリカ映画史には欠かせない重要な映画人なのである。

作品的には、「オペラの怪人」をベースに、ロックテイストに変更して、
この年代には、意外と珍しいロック映画の中で、「ロックオペラ」なる新たなジャンルを生み出した実験的な作品であった。
デパルマ監督が企画をもち込んだ先もレコード会社A&Mで、そこでソングライター契約してたポールウィリアムスと出逢って、
この映画が進行していったという経緯がある。
サントラについては、テーマ曲ももちろんだが、お勧めの楽曲はポールが歌う「FAUST」だろう。

DVDはセル版レンタル版ともにいつでも手に入ります。お勧めの一作です。


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連載  散文詩:「#12/色彩なき街」 KanaT


  「色彩なき街」 by KanaT 
            
  青春のせせらぎが
  頭によぎり
  僕は拒絶を覚え
  寒さの路地に
  足をとめた。

  ふと、
  自分の影に振り返ると
  色彩のない街が
  そびえている。
  
  誰かの
  ふかし煙草の
  匂いが残る
  喫茶店の
  窓際に座ると
    
  僕は
  片手ばかりの
  僅かな至福を
  握りしめた。
  
  君と別れた
  あの日、
  輝いていたすべてのものが
  恐怖に変わってしまった。
  
  冬のテーブルでは
  不安がひとさじ
  コーヒーカップの底に
  渦巻いている。



  
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