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momentが注目したカルチャーやイベント情報、コラム等掲載のNEWS MAGAZINEです。

#50 contents

CLIP季刊『藤岡正明』'07冬号」
LIVE:2007.03.16「ZABADAK LIVE 2007 回転劇場」 神奈川・クラブチッタ川崎
LIVE:2007.03.30 「ミューズの恋人」東京・晴れたら空に豆まいて

連載コラム:TERA'S SOUNDTRACK REVIEW #50/質屋
散文詩:「#19/耳元に囁く風」 by KanaT



 季刊『藤岡正明』'07冬号」


去年の初夏に発刊しました「季刊『藤岡正明』」。その第三回目です。
今回は、先日2月3日に行なわれた東京・渋谷duoでのライブ会場からの映像です。
前回同様に、この日のリハーサルから打上げまでを完全取材を敢行いたしました。
また、2005年の「moment jam session #4」からの映像も特別収録!
見所たっぷりの「'07冬号」になる事まちがいなしです。
貴重映像が満載なので、お時間のある時にぜひ一度、ご覧下さい!

(次号「2008年秋冬号」は、コチラ)




藤岡正明さんの詳しいインフォメーションは、オフィシャルサイトまで!


Movie

季刊『藤岡正明』'07冬号

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(BB環境のある場所にて、お楽しみ下さい)

   
       <前号を観る>


 2007.03.16「ZABADAK LIVE 2007 回転劇場」 神奈川・クラブチッタ川崎



2007年
3月14日に最新アルバム『回転劇場』がリリースされるザバダック。
その最新CD『回転劇場』には初回特典として、スペシャルDVDが付いています。

momentにて製作されたその映像には、珍しいレコーディング風景の断片と、今回のアルバムに対する気迫、ザバダックのプライベートな一面等が写し出されていて、ファンならずとも一見の価値ある音楽映像として綴られています。

そのCD発売記念ライブがクラブチッタ川崎にて行なわれます。

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「ZABADAK LIVE 2007 回転劇場」
日時:2007年3月16日(金)
場所:川崎 CLUB CITTA'
時間:OPEN 18:00 / START 19:00 (全席指定)
料金:前売り5,000 / 当日5,500(消費税込み)<ドリンク別> 
出演:吉良知彦(Vo,G)/小峰公子(Vo,Acc)/楠均(Dr)/吉田 誠(B)/
難波弘之(Key/Cho)/青木孝明(Cho/G)
問い合せ:CLUB CITTA'(044-246-8888)
〒210-0023 神奈川県川崎市川崎区小川町 4-1
JR東海道線・京浜東北線・南武線川崎駅/京急川崎駅から徒歩5分

チケットぴあ(0570-02-9999/http://pia.jp/pia/Pコード:250-563)
ローソンチケット(0570-00-0403/Lコード:31564)、e-ticket
または、ZABADAK HP(通販)にて

また 託児サービスがあります。12才以下のお子様を、公演中専門の保育士が専用のスペースにてお預かりするサービスです。託児料を一部ご負担頂きます。
0〜1才 4,000円/2才〜 3,000円/詳細はマザーズ tel 03-3294-1544。




 2007.03.30 「ミューズの恋人」東京・晴れたら空に豆まいて



 
moment初の女性アーティストイベントです!
企画は、nanaco(佐藤奈々子)の30周年記念という事からはじまりました。
なので、この日、佐藤奈々子に関連したアーティストやミュージシャンが、
中心となって、素敵な音楽を聴かせてくれます。
 佐藤奈々子当時から親好のあった「MANNA(マナ)」。ほぼデビューが同時期で、momentイベントには「Xmas SESSION 2005」以来の出演。今回は久々に「イエローマジックカーニバル」等が 聴けるかも知れないです。
 デビュー当時に横浜のイベントで一緒のステージに立った事があるという、
「石黒ケイ」。一時期の休養時期はありましたが、最近ではライブ活動も定期的に行なっています。今回は、横内タケ(TEASAW)とのセッションも楽しみ。
 「青木ともこ」は、伊藤銀次サポートで今回参加決定です。「春一番コンサート」等での貴重な音源を聴いた事のある人もいるかも知れませんが、その辺りの音楽が聴けるかも知れませんので、ぜひお楽しみに!

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タイトル:moment presents「ミューズの恋人」
日時:2007年3月30日(金)
時間:開場18:30/開演19:00
出演:nanaco(佐藤奈々子)、MANNA(マナ)、石黒ケイ、
青木ともこ(w/伊藤銀次)
参加ミュージシャン:横内タケ、小野田清文、西本明、他
場所:東京・daikanyama「晴れたら空に豆まいて」
   東京都渋谷区代官山町20-20モンシェリー代官山B2
  (代官山駅正面口、八幡通り右角の地下2階)
料金:前売・予約 3,500円/当日4,000円(D別)
予約・問合せ:「晴れたら空に豆まいて」03-5456-8880








連載  Soundtrack Review by TERA@moment

TERA's Soundtrack Review このコーナーでは毎月1枚、映画のサントラを作品と共に紹介します。          

#50

『THE PAWNBROKER/邦題:質屋』

音楽:クインシー・ジョーンズ/QUINCY JONES
1964年/米/シドニー・ルメット監督作品。1時間56分。
ボリス・カウフマン撮影監督。 デヴィッド・フリードキン、モートン・ファイン脚本。 ロッド・スタイガー主演。ジャラルディン・フィッツジャラルド、他競演。

#50として、残しておいた本当にお勧めの名盤のサントラがコレ。
前回のカップリングCDの片方でありました「オリエンタル急行殺人事件」の監督、シドニールメット作品としては、最高峰の出来といっても誰も文句は言わないほどの名作であります。また、この「質屋」の音楽は、ジャズ作品としても名盤であります。

シドニールメット監督といえば、「十二人の怒れる男」「セルピコ」「狼たちの午後」「ネットワーク」等、社会派と呼ばれていた監督の一人ですが、80年後半以降は娯楽アクション等、昔の尖ったイメージとは異なった作品も多く手がけています。

クインシー・ジョーンズが手がけた映画音楽としては、もっとも古い作品でもあり、
この作品後、「冷血」「夜の大捜査線」「ジョンとメリー」「サボテンの花」へと続いてゆきます。
70年代初頭までは、年3〜4本のペースで、様々ジャンルの映画音楽を作り続けて、
1971年の「ゲッタウェイ」では、ジェリー・フィールディングからのバトンタッチで、
数日で全スコアを書き上げたというエピソードもあります。しかしそれ以降はサントラ作品はあまり無く、
TV作品「ルーツ」や、「ウィズ」、スピルバーグ監督の「カラーパープル」のみという感じです。

この「質屋」サントラの中身ですが、収録順に辿ってゆきますと、まず、
M-1「Theme from The Pawnbroker」は、マーク・アレンのボーカルヴァージョンの主題歌。
M-2「Main Title」は、映画の中で繰り返し使われる美しい旋律の主題曲であります。
何か引っかかりのある疑問を投げかけながら続いてゆく美しいメロディラインが素晴らしい感じです。
M-3「Harlem Drive」は、モノクロームの映画の中の街並をくぐり抜けてゆくジャジーな音楽。
M-4「The Naked Truth」も、少しスロウな音で、ボビー・スコットのピアノが聴かせます。
M-5「Otez's Night Off」は、ラテンなパーカスの音と人の声が交差して不安定な雑踏感を醸し出しています。
M-6「Theme From The Pawnbroker (Instrumental Version)」は、M-1のテンポゆったり目のインストヴァージョン。
M-7「How Come You People」では、ロッド・スタイガー達の映画の中のセリフで構成されています。この声が加わる事で、サントラ全体の流れがかなり締ってきます。
M-8「Rack 'Em Up」は、アップテンポでかなり深く入ってゆく感じのジャズ曲。
M-9「Death Scene」は、映画後半、ラスト近くに展開される過去と現在の交差する部分に使われる音楽。
M-10「End Title」は最後のクレジット、ふらつきながら歩いてゆくロッド・スタイガーから街の全景へと引いてゆくカメラの絵で流れてゆくラストナンバー。
最後のM-11「Theme From The Pawnbroker」は、サラ・ヴォーンが歌うテーマソング。これが特に素晴らしい。

さて、この映画「質屋」の内容、ストーリーは、観てのお楽しみにしておきます。

このサントラCDは、中古ショップ等を探せば手にいれる事が出来ると思います。
この映画は、今だDVD化はされておらず、VHSの中古かレンタルでしか観る事が出来ない。

→ 前号を読む




連載  散文詩:「#19/耳元に囁く風」 by KanaT


 
   

 「耳元に囁く風」 by KanaT 

  すみれ色の丘に座り
  晴れすぎた空へ
  ちぎれる雲をみると
  漂いたくなるでしょう。
  
  それで私は暇つぶしに
  つまらない事ばかり考えている。

  澄み渡ったものは
  何処へ巡り着くでしょう。

  耳元に囁く風が何か伝えたけれど
  煌めきに紛れてしまった。

  暗闇から逃れようと
  一瞬を泳ぎながら
  結局、行き先も解らない。 

  日溜まりが小川みたいに
  赤毛の髪に
  縺れて流れると
  涙が零れるでしょう。

  それで私は暇つぶしに
  つまらない事ばかり考えている。

  今、紡いだ言葉達が
  群れをなして羽ばたこうとしている。

  けれど私は旅立つ為の
  靴を失してしまった。

  暗闇から逃れようと
  一瞬を泳ぎながら
  結局、行き先も解らない。


  
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